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陸遜の修羅日記〜それいけ伯言!!〜

1 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:17

皆さん、こんにちは。
僕は 姓は陸、名は遜、字は伯言 と言います。
呉郡は呉県の出身です。

突然ですが、最近天下統一が流行っているようなので、僕も天下統一の旅に出ようと思います。
そして皇帝になろうと思います。
僕のこの素晴らしい智と武、とてつもないカリスマ性を持ってすれば
案外たやすい事なのではないでしょうか?

みなさんこの日記を通して、是非、陸遜伝説の目撃者になってください。

それでは行って参ります。

2 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:25
まとめサイト
http://www.globetown.net/~koumei/
前スレ
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1056445118/
関連スレ
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1065944123/

3 :1/2:03/10/15 03:27
とりあえず武勲を稼ごうと適当な戦闘に参加していると、
「おい君!!君の助けが要るんだ!!」
と呼び止められた。
みるとポニーテールの兄ちゃんが、一人でとんでもない数の敵に囲まれていた。
いったい何をしたっていうのだろう・・・

僕は頗る面倒くさかったのだが、助けてやれば何かしらくれるだろうし、
それを売って何かおいしい物でも食べようと思い、助けてやる事にした。

僕が華麗にリーダーの山賊を切り捨ててやると、雑魚達はすぐに逃げていった。
僕にかかればざっとこんなもんだ。さあ、この兄ちゃんは何をくれるのかな?
僕がそう思いながら待っていると、そのポニーテールは僕をじろじろと見て、
「礼を言うぞ。私の知勇を君にたくそうじゃないか。共に天下を狙おう。」
などと言い出した。

はあ!?何を言い出しちゃってんだよこのポニーテールは!!
武勲でいいからよこせよ!!なんであんたなんか仲間にしなくちゃいかんのだ!!

僕はそう叫びたかったが、悪いうわさが立ってしまうのが心配だったので
「いえ、結構です。」
と丁寧な口調で断り、ダッシュで逃げ出した。
ああ、本当に無駄な時間を過ごしてしまった。あんな奴何故助けてしまったんだろう。
僕がそう思いながら走っていると、後ろで

「おーい!!待て、待ちなさい!!」
と言う声が聞こえた。嘘だろ!!と思い振り返ると例のポニーテールがぴったりと僕の後ろについてきていた。
なんだとぉっ!!馬より速いこの僕についてこれるなんて・・・・
ん?あいつの懐に入っているのは・・・・神速符じゃねーか!!そうとうレベルの高いもんだな・・・・

4 :2/2:03/10/15 03:28
僕は立ち止まり、そのポニーテールに
「分かりました。その神速符を僕にくれたら僕の仲間になっていいですよ。」
と言った。するとポニーは
「嫌だよ。そしたら君、また逃げるだろう。」
とかぬかしやがった。
チッ。悪知恵だけは働くやつめ・・・・

もう面倒くさいので、町に帰ったら何かおごらせ、
その後隙を見てあの神速符を奪って逃げればいいやと思い、そのポニーをひとまず仲間にしてやった。

嗚呼、煩わしい。


5 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:29
街に着き僕が堂々と何か奢ってくれと言うと、ポニーテールは意外にも
「ああ、勿論だ。今日は命を救ってもらったしな。」
と言い、かなり高級な食堂へ僕を連れて行き、その日の宿泊の代金まで出すと言ってくれた。

聞けばそのポニーテールの兄ちゃんは姓は周 名は瑜、字は公瑾 ということだった。
って、あんたがあの周公瑾!?マジかよ!!
僕は不覚にもかなり驚いてしまった。

とにかくこれはラッキーだ。
これだけ有名な人を仲間にできたし、おまけに金まで持っているときた。うんと利用してやれ。
僕ってさすがだな。

しかしその日の宿に来てみると、何故かダブルベッドが一つしか置いてない部屋だった。
「・・・・・・・・どういうことですか?」
と僕が自慢の白虎牙と仙丹を装備しながら聞くと周瑜は
「あ、あれ!?おかしいな!!私があんまり綺麗だから女だと勘違いされちゃったのかな?
 ち、ちょっと、部屋交換してもらってくるから!!待っててくれ!!」
と叫んでフロントまで飛んでいった。

そういやあいつこの戦国の世で24になっても結婚してないって話だな・・・・

嗚呼、身の危険を感じる・・・・



6 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:30
その夜は結局ツインの部屋を取った。
僕としては同じ部屋にいる事すら嫌だったのだが、パーティーを組んだ以上仕方がない・・・

僕は周瑜に何故僕について来る気になったのか聞いてみた。あの疑惑をはっきりさせておきたい。
周瑜は暫くの間考えていたが、やがて口を開いた。

「うーーーん、そうだなあ・・・・君ってそこそこ頭もよさそうだし、それなりに強いし・・・ 
 僕とキャラが被ってるっていうかさ。だからかな。
 あ、それに可愛いしさ。」

お、おい、ちょっと待てよ!!衝撃的なことを一気に言うなよ!!拾いきれねーよ!!
いや、確かに僕は頭もいいし、強いし、可愛いよ!!
でも、お前・・・・・・・!!
いや、落ち着け、落ち着け。今うろたえたら隙が出るぞ。隙が出たらやばい。
そうだ、僕は白虎牙も仙丹もまだ身に付けてる。後は神速符を奪うだけなんだから。
僕は落ち着いてもう一つ聞いた。

「あの、公瑾さんは婚約者がいるって聞いた事があるんですけど・・・」
確かに聞いた事がある。確か美人姉妹の妹の方だとか・・・・
すると周瑜はきっぱりと
「いないよ。」
と答えた。

嗚呼・・・・嗚呼ぁあああああ!!!!!!!!

7 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:31
早く神速符を盗んで逃げなければと、僕はさっきから隙をうかがっているのだが、
なかなかこのホモ野郎は隙を見せない。
そのうち、
「あんまりじろじろ見るなよ・・・・」
とか言いやがった。
誰か助けてくれ・・・・
僕は今この瞬間に逃げ出したかったが、疲れているし、
こんな時間に町で追いかけっこをするわけにもいかないのでやめておいた。

僕はその日は寝る事にした。まさか会ったその日になんて破廉恥な事はあるまい・・・
僕が寝付けずにいると、アホの周瑜が

「小喬、マジ萌えねぇぇぇーー・・・・」

と寂しげな寝言を言っていた。不覚にも少し同情した。

嗚呼、早く朝にならないかな・・・・

8 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:32
今日は少しきつめの戦闘に参加したのだが、アホの周瑜がマジでやばかった。
敵に囲まれ体力ゲージが赤くなっていたので、ついいつもの人の良さが出て、僕は
「大丈夫ですか?あまり無理しないでくださいね。」
と言ってしまった。

そしたらあのアホはそんな僕の可愛さに一瞬ほだされたようで、
その隙に雑魚兵にざっくり切られていた。
直後にこちらの軍の勝どきが上がったから良かったもの、
そうでなかったらあいつは今日死んでいたと思う。

そのあと、
「私の朱雀翼返せよ・・・・・」
と息も絶え絶えに言っていた。

嗚呼、わがままな奴はうっとうしいな・・・・ 

9 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:33
今日いきなりアホの周瑜に、
「なあ、伯言。」
と言われたので思わず武器をかまえてしまった。
周瑜がびびった様子で
「な、何だよ・・・・陸遜て呼んだほうがいいのか?
 ていうか確かにそっちの方が適当だと思うけど・・・・」
などと言うのでまたむかついた。

僕は
「おいって呼んでくれれば分かりますから名前は呼ばないでください。」
と言っておいた。
周瑜が寂しそうな顔をしていたのが面白かった。

嗚呼、愉快、愉快。

10 :1/3:03/10/15 03:33

今日も今日とて戦争か。
なんか疲れてきた。変な連れができたせいもあるのだろうか・・・
いっそどっかに仕官して宮中でぬくぬくと暮らしてやろうか。

僕はそんなことを思いながら丘の上から戦況を見ていた。
ああ、これはほっといても勝つな。僕が寝返りでもしないかぎり・・・・
その時後ろの方の茂みからガサガサッと音がして一人の男が飛び出して来た。
な、なんだ!?敵!?
見るとそいつは黒ずくめでかなり長身の男だった。
馬鹿みたいに長い剣を腰にかけていて、顔には大きな傷があった。

や、やばい・・・・こりゃ10人がかりでも勝てそうにない・・・
よ、よし、ここは穏便に・・・・話しあいに持っていこう。口なら勝てる!!
僕はとりあえず
「え?・・・あの・・・何ですか?」
と言った。可愛さをアピールだ。すると男は
「お前が陸遜か・・・・・」
と呟いた。め、めっちゃ怖い!!なんつー低音だ・・・・限りなくバスだな・・・


11 :2/3:03/10/15 03:34
「なんだ貴様は!!私の命が狙いか!!」
と、そこでアホが割り込んできた。おいおい、何喧嘩売っちゃってんだよ!!やめろ!!
ていうかお前の命などなんの価値も無いわ!!
すると男が
「孟獲という男が陸遜をかっさらって来いと・・・」
と言った。
「な、なんだって!!?どういう事だ!!」
僕と周瑜は同時に叫んでいた。不覚だ・・・・
「軍師が欲しいと・・・」
その男が言った。

「なるほどね・・・・」
僕は妙に納得した。それは確かに懸命な考え方だ。
隣ではアホが
「陸遜!?私じゃなくてか!?馬鹿なぁっ!!」
と叫んでいたが僕は無視しておいた。
「だいたい貴様、そんなことに協力して卑怯だとは思わないのか!!」
お、ようやくまともな事を言ったじゃないか。僕も
「僕も困ります・・・大体南蛮って凄く暑いし・・・・
 あんな所でまともに国なんて治められませんよ。行きたくありません。」
と言った。
男は暫く考え込んでいたが、やがて
「ちょっと待っていろ・・・」
と言ってひき返していった。

待てって言われても・・・・さてどうしたものか・・・・
僕がそう考えていると周瑜が、
「さ、陸遜、さっさと引き上げよう。君子危うきに近寄らずだ。」
などと言ったので、僕は待つことにした。

12 :3/3:03/10/15 03:35
周瑜はそれが気に食わないのか、暫く駄々をこねていたが、僕が
「だったら公瑾さん先に帰ってていいですよ。あ、でも神速符は置いていってくださいね。
 いざとなったらあの男から逃げなきゃいけませんから。」
と言うとおとなしくなった。

そのうちまた茂みの方からあの男が帰ってきた。
「いたか・・・・」
と言うので
「あ、あの、孟獲は・・・?」
と聞くと
「斬った・・・・」
と答えた。
え、えぇえー・・・・・斬ったって、あなた・・・・
見ると周瑜もひいているようだった。

「悪かったな・・・・これからはもっと頭を使おう・・・・」
と男が言ったので、僕は
「い、いえ。あの、僕のほうも結果的に助けていただいたみたいで・・・
 ありがとうございました。」
と答えた。僕ってなんて良いやつなんだろうか。
ま、平和主義者なのさ、本当は。
すると男は
「これからはお前の為に戦おう・・・・」
と言い出した。

まあ、強そうだし、静かだし、本当は良いやつそうなのですぐOKの返事を出した。
なによりこれ以上あのアホと二人きりでいるわけにはいかない。
いざとなったらこの人に助けてもらえばいいんだし。

嗚呼、自分の賢さとカリスマ性が怖い・・・

13 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:36
男に名前を尋ねると、男は
「周泰だ・・・」
と答えた。
「あの、字は?」
と聞くと
「周泰と呼んでくれればいい・・・」
と言い、教えてくれようとしない。
「そうもいかんだろう。それに字も知らない奴と旅をするというのもおかしな話だ。」
と周瑜が言うと、周泰さんは一つため息をつき、一言
「・・・・・・幼平・・・・・・」
と言った。

・・・・・末っ子なんだ。見えないな。そりゃ言いたくないはずだ。
と思っていると、アホの周瑜が
「へえ、末っ子には見ないけどな。」
と言ってしまった。なんてこった・・・・
暫く3人の間に沈黙が流れたが、やがて周泰さんが
「キジも鳴かずば・・・・」
と言ったのでめっちゃ怖かった。
アホも素直に謝っていた。これが天下に名の知れた周公瑾か・・・・

嗚呼、噂は噂だな・・・・

14 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:37
僕たちは食事をすませ、宿を見つけた。
寝るときになって気付いたのだが、周泰さんの体は傷だらけだった。
「周泰さん、すごいですね、その傷。どうしたんですか?」
と僕が聞くと、周泰さんは
「大事な人を守った時にな・・・・」
と言った。へぇ、この人がねえ。そう思い僕が
「そうですか・・・よっぽど素敵な女性だったんでしょうね、その人。」
というと、
「いや、男だったが・・・」
と言う答えが帰ってきた。
僕は一気に素になってしまった。

「へぇ、面白そうな話じゃないか。詳しく聞かせろよ。」
と早速アホが食いつく。
「別に面白くもない・・・・
 以前良家の子息の護衛に雇われた時、しくじっただけだ・・・」
周泰さんがそう答えたのを聞き、僕は
「なんだ、そんな事か・・・」
と言った。また僕は、今晩何も持たずに呉県に逃げ返ろうなどと考えていたから
本当にほっとした。アホはアホで
「なんだ、そんな事か・・・」
とがっかりしたようにつぶやいていた。
勘弁してくれよ・・・・

嗚呼、朝が待ちどおしい。


15 :1/2:03/10/15 03:38
さて、今日のうちの軍の総大将は曹操か。あんまり好きじゃないんだよね。
そんな事を思いながら一緒に進軍していると、案の定ろくでもないことを言い出した。
「誰か大喬をワシのもとへ連れて参れ!!褒美ははずむぞ!!」

まったくなんて奴だよ、ろくでなしめ。
僕が無視しようとしていると、周瑜が
「よし、行くぞ伯言!!」
などと叫び、あらぬ方角へ走っていった。お、おい、ちょっと待てよ!!
僕は止めようと追いかけたが、なにぶん足だけは速い。
追いついた頃には大喬の目の前まで来ていた。つ、疲れた・・・・

「ちょっと、やめてください!!」
と僕が言った時には既に遅く、周瑜は
「はぁああっ!!!」
と雄たけびを上げて大喬に襲いかかっていた。大喬は
「あの・・・なんですか貴方・・・きゃあぁっ!!」
と、まともに周瑜の蹴りを食らった。その後も周瑜の奴は手をゆるめず、
大喬を不必要な程ぼこぼこに殴っていた。
なんて奴だ・・・・さすがに大喬がぐったりしたので周瑜も殴るのをやめた。



16 :2/2:03/10/15 03:39
「貴方は善悪の区別もつかないんですか!?」
と言うと奴は
「うるさいな。女なんて金さえ持ってりゃ誰でもいいんだ。
 大体これだって曹操から褒美を貰って君に何か買ってやるためにやってるんじゃないか!!」
 と、堪えがたいほどキモイ発言をした。あまりの事に僕が絶句していると、馬に乗った周泰さんがやってきた。
それを見たろくでなしは
「おい、その馬を借りるぞ。」
と大喬を馬に乗せ曹操の方へ走っていってしまった。

僕がぐったりしているのを見て周泰さんが
「どうした・・・?」
と聞くので、僕は何でもありませんと答えておいた。しかし思い直し、自分の朱雀翼をはずして、
「周泰さん、これを差し上げますから僕の身に何かあったら、助けていただけませんか?」
とお願いした。周泰さんは
「そんなものをくれなくても守ってやる・・・・」
と言ってくれたが、ありがたいものの、その発言はその発言でキモイと思ってしまった。
僕はとりあえずその朱雀翼を周泰さんに押し付けた。

嗚呼、僕の心がすさんでいく・・・・

17 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 03:41

戦闘が終わったので僕たちは建業の街に帰ってきた。
結構な額の褒美が貰えたのか、周瑜はかなりご機嫌だ。

僕が不機嫌なのを知ってか知らずか、その晩建業一の高級料理店に
僕たちを連れて行き奢ってくれた。
しかも、その晩僕に用意してくれた部屋は、
やはり建業一の宿屋で一番良い部屋だった。
勿論個室だ。

その夜寝台に入る時には、僕は周瑜を許す気になっていた。
というか正直見直していた。やはり頭がいいんだろうか。それとも人生経験?
とりあえず、今日はゆっくり寝よう・・・

嗚呼、幸せだな・・・・

18 :1/2:03/10/15 04:52
最近戦い通しだったので、暫くこの街に滞在しようということになった。
確かに疲れもたまっているし、急ぎ過ぎてもかえって機を逃す。

建業は大きい街だ。僕たちは散策に出ることにした。
大通りを歩きながら、さてどこにいこうか・・・と迷っていると、

「とりあえず質屋だな。これを金に換えたいし。」
と周瑜が言い、女物の装飾品を取り出した。
まさかそれって・・・・と僕がひきながら見ていると、
「何だ?欲しいのか?」
とか言いやがった。そんなわけねえだろ!!
だいたいあんた、そこまでしていいと思ってるのかよ!!
女を襲って男に引き渡したあげく、金品まで奪い取るなんて・・・
と僕が言うと、周瑜は、
「何をいってるんだ、お前は。あれを見てみろ。」
と近くの酒場を指差した。

そこには董卓、小喬、貂蝉、甄姫という豪華なパーティーが昼間から盛り上がっていた。
3人とも楽しそうに董卓を囲み、かしずいている。
3人はかなり上等な服を着て、体中装飾品でいっぱいだった。
それにしても董卓・・・・う、うらやましい・・・・しかし・・・・・

19 :2/2:03/10/15 04:52
「ほらな。女なんてあんなもんだ。
 あの女だって今ごろ曹操の所であんなふうに楽しくやってるさ。
 こんな安もん取られたって、どうって事ないだろ。
 むしろ代わりに処分してやるんだから感謝してもらいたいぐらいだな。」
などと周瑜は言っている。そんなもんなのだろうか・・・・
確かにそれは合理的な考え方なのかもしれないが・・・・

安物と言いつつも、質屋で売ったらそれは相当な額になった。周瑜は
「やったな!!これに曹操から貰った金とあの女の金を合わせれば、暫く遊んで暮らせるぞ。
 もうここで越冬しちゃうか、越冬。」
などと言っている。やはり財布も奪っていたか・・・・

さっきから一言も話さない周泰さんに、これってどう思います?と聞くと、一言

「弱肉強食・・・・」

と言ってくれた。

嗚呼、大人の階段を登るってこういうことなんだろうか・・・・・



20 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 05:23
「さて、昼食にしよう。うまいと評判の饅頭屋があるんだ。」
と周瑜が言い出した。
僕はいまいちテンションが上がらず、すっかり主導権を持っていかれてしまっていることに
危機感を感じた。
うん、何か食べれば元気になるかもしれない。とりあえず着いて行く事にした。

店につき注文をしてから暫くして、大量の肉まんが運ばれてきた。
うん、うまい。普段は無口な周泰さんも

「うまいな・・・・」

と言っている。
そう、うまい。でも・・・・これは女を売った金で買ったものなんだ。
そう思うと堪えきれなくなり、
「これじゃ山賊と一緒じゃないか!!」
と叫んでしまった。すると二人が口を開いた。

「どこが山賊だ。こういうのを麒麟児っていうんだよ。
 その日の食事にもありつけなくてどうして天下が狙えるんだ。
 もう少し非常になれ。」
「ぼうやだな・・・・まあ、泥は俺たちがかぶるさ・・・」

そう言われて僕ははっとした。僕にも足りないものがあったんだ。
僕はもう少しこの二人と旅を続けてみようと思った。

嗚呼、人は一人では生きられない・・・・いや、生きてはいけないんだな!!

                こんな事気付いちゃうなんて僕って超賢い。


21 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 05:39
周瑜「おい、お前の日記、私の名台詞間違って書いてあるぞ。
   「非常」じゃなくて「非情」だろうが!!」

うるさいなあ。いいじゃん、あんたが非常識なんだから・・・・
っていうかどこが名台詞なんだよ。だいたい麒麟児の意味わかって言ってんのかよ。

おい、勝手に筆入れないでください!!

嗚呼、うざい。

22 :1/3:03/10/15 13:25
僕はいささか元気になり、3人で結構楽しく食事を続けた。
もう肉まんも食べ終わるという頃、うしろの方から誰かが声をかけてきた。

「ちょっと、そこの貴方・・・・そう、貴方です。」
やけに不自然なたおやかさの喋り方だ。
僕の中の何かのアンテナが激しく何かをキャッチしている。
できれば振り向きたくない。と、

「なんだ、私か?」
とアホの周瑜が返事をしてしまった。君子危うきに近寄らずって言ってたくせに・・・・
「そう。私は張儁艾。」
「私は司馬仲達だ。」
げ、二人組だったのかよ。僕のアンテナが悲鳴をあげるはずだ。
しかたなく振り返ると、見るからに怪しい二人組が立っていた。
なんだろうこのプレッシャーは・・・・
二人は偽善すらない悪意のかたまりだけのようなオーラに包まれていた。

「あの・・・なんなんですか・・・・?」
と聞くと、司馬仲達の方が
「我々はハンサム団だ。」
と言い出した。
僕はなんていうか、頭の中の重要なシステムが一気に吹っ飛んで行くようなものを感じた。アンテナも壊れた。
逃げ出す事も出来ないいまま張儁艾が話を続けた。


23 :2/3:03/10/15 13:25
「私たちは美しい者による、美しい国を作るために闘っています。
 どうですか?貴方も私たちに加わり、共に理想郷を作り上げてみませんか?」
どうやら周瑜を誘っているようだ。
確かに明らかに同類だからな。周瑜も周瑜で
「そうだなあ・・・・君達が私を誘うのはもっともだが・・・・」
などと考え込んでいる。
やはりただのアホだったか・・・・

「なあ、伯言、どう思う?」
聞くなよそんなこと・・・・あと、名前を呼ばないでくれ。
「だめですよ、公瑾さん。」
僕は言った。
本当はこのいかがわしい連中と、さっさとどっかに消えてもらいたかったのだが、
なにぶん、今金を持っているのが周瑜だったのでこう言わざるを得なかった。
3対2ではさすがにきついからな。
アホは何を勘違いをしたのか、嬉しそうに
「伯言がそういってくれるなら・・・・
 悪いけど君たちとは行けないな。」
とその二人組に言った。

すると張儁艾の方が
「おや、仲達君。彼もなかなかいいんじゃないんですか?」
と僕の方に目線を向けてきた。てか、今ごろ気付くなよ。司馬仲達は
「うん、そうだな・・・我々とは少しタイプは違うが・・・・
 こういうのも今はありなのかもな。」
などと言った。
おいおい、どういうことだよ・・・・なんちゅう言いぐさだ。
だいたい時代は今こそ僕だぜ。

24 :3/3:03/10/15 13:26
「どうだ。私たちと来ないか?」
そう司馬仲達が言うのを聞いて、周瑜は
「うん、伯言が行くなら私も行こう。」
などとふざけた事を言っている。
「それはいい。私たち4人が揃えばそれこそ無敵です。
 世界で一番美しいパーティーになるでしょう。」

僕はそこで無双乱舞をかましたかったのだが、変な噂が立ってしまうと将来の為にならないと思ったので
やめておいた。仕方がないので周泰さんに視線を送ると、周泰さんはため息をつき、
通常の3倍ほどドスをきかせて一言、

「・・・・・・消えろ・・・・・・・」

と言ってくれた。
それを聞いた二人は明らかにびびった様子で
「ま、まあ無理には勧めないがな。考えておいてくれたまえ。行こうか儁艾。」
「そうですね。では華麗に失礼。」
と言って逃げるように去っていった。僕はきちんと
「周泰さん、ありがとうございます。」
とお礼を言っておいた。


嗚呼、大人になるって・・・・

25 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 15:01
街を歩いていると曹操、孫堅、劉備というとんでもないパーティーに出くわした。
思わず物陰に隠れ、様子をうかがってしまった。

「ワシの青洲眼の情報によると、呂布が洛陽の方で目撃されたらしい。」
「なに、それは本当か!?よし、さっそく出発しよう。」
「呂布さえ仲間にしてしまえば、我ら三兄弟が天下を取ったも同然と言うもの。」

3人はそう言いながら、意気揚揚とその場を去っていった。
こりゃ、天下統一なんて夢のまた夢だぞ・・・・
僕がそう思って落ち込んでいると、周瑜が

「おい、そんなにしょげるな。だいたい連中が何時までもうまくやっていけるわけがない。
 たとえ天下を統一したとしても、きっと直ぐに仲間割れだ。
 そうなってしまえば破るのはたやすい。連中がもめだした所で我々が・・・・」

と言って親指を突きたてた。
乗っ取るってことか・・・・・確かにこいつの言う通りかもしれない。

ふふ、今日はアホに元気づけられてしまったな。

嗚呼、仲間の相性って天下を取った後でもとっても大事なんだな・・・・

・・・・・・っておい。僕たちはどうなんだよ・・・・・・
不安だ。

26 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 15:20
こんな所にも糞スレが
だから無双厨はうぜーんだよ

27 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 15:30
何だここ…意味わからん…。

28 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 15:32
>>1
       (  _,, -''"      ',             __.__       ____
   ハ   ( l         ',____,、      (:::} l l l ,}      /      \
   ハ   ( .',         ト───‐'      l::l ̄ ̄l     l        │
   ハ   (  .',         |              l::|二二l     |  ハ こ  .|
       ( /ィ         h         , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ   |  ハ や │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ',         l.l         ,'  r──―‐tl.   |  ハ つ │
        ̄   ',       fllJ.        { r' ー-、ノ ,r‐l    |  ! め │
            ヾ     ル'ノ |ll       ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,.  l        |
             〉vw'レハノ   l.lll       ヽl l ',   ,_ ! ,'ノ   ヽ  ____/
             l_,,, =====、_ !'lll       .ハ. l  r'"__゙,,`l|     )ノ
          _,,ノ※※※※※`ー,,,       / lヽノ ´'ー'´ハ
       -‐'"´ ヽ※※※※※_,, -''"`''ー-、 _,へ,_', ヽ,,二,,/ .l
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       `''ー-、 l      ト、へ

29 :1/2:03/10/15 15:38
戦闘が続いたせいもあり、僕達の武器も所々痛んできたので修理に出そうという事になった。
大きめな武器屋を見つけたのでそこに入った。

「すいませーん、武器の修理を・・・・」
と僕が言いかけた時、入り口の方から4人組が入ってきた。

「ふう、やっと見つけたな。」
「おい、修理を頼む!!」
「御免、ご主人はいらっしゃるか!!」
「正義の為に、さっさと直してもらおうか!!」
なんてやかましい連中だ。
しかも4人ともやたらに長い武器を持っていて頗るうざい。
なんなんだよ、お前たちは!!槍槍団かよ!!

それは張遼、関羽、趙雲、馬超というぶっそうな集団だった。
連中が動くたびに武器の先が僕たちにあたりそうになる。
それでもプロかよ。ほんっとむかつくな。
見るとアホの周瑜が今にも切れそうな様子だ。
僕はさっさと出たほうがいいのは分かっていたが、面白そうなので少し観察してみる事にした。


30 :2/2:03/10/15 15:38
「悪いが先に来たのは我々だ。修理はこちらが先にさせてもらうぞ。」
そう周瑜が言うと、
「ん、なんだ?」
と関羽が振り向き、そのとき関羽の刀の先が周瑜の顔をさっくり切った。
さすがに周瑜も切れたのか、
「てめぇ、この髭面!!何すんだよ!!この私の綺麗な顔に!!
 うざいんだよ、この槍槍団が!!」

と叫んだ。
うっわあー・・・・・同じことを考えていたとは・・・・僕はすごくへこんだ。

それを聞いた張遼、関羽が
「槍槍団とはなんだ!!私の武器のどこが槍だ!!」
「この不届き者が!!成敗してくれる!!表に出ろ!!」
と、もの凄い勢いで怒り出した。なんでそんなに切れるんだよ・・・・

僕は周泰さんに合図し、一足早く二人で逃げ出した。
暫く走り振り向くと、周瑜もこちらに逃げてきていた。頼むから反対に逃げてくよ・・・
周瑜の後ろには例の槍4人組が追いかけて来ていたが、さすがに周瑜の足の速さにはついて来れないようで、
両方の差はどんどん離れていった。
そこで周瑜がよせばいいのに、

「やーい!!この、のろま!!槍なんか使ってるからだ、バーカ!!」

と叫んだものだから、趙雲に牙突で思いっきり突かれていた。
あの技マジ怖ぇえ・・・・・

嗚呼、喧嘩は相手を見てふっかけよう・・・・

31 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 15:45
>>27 猛将伝の修羅モードをプレイすべし。ひまなら。

32 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 16:01
無双スレ?

33 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 16:02
じっ自えんの最終けいたいか・・・
>>1 オナニーなら自宅でどうぞ

34 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 16:04
>>32  だろうな。

35 :32:03/10/15 16:06
腐女子無双スレでも、1000までこの調子でがんばるならいいんじゃない?
200未満で止まるようなら削除依頼逝きで。

36 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 16:53
          川
        ミミ川川ツ
       ミミ:::::::::::::::::彡彡
      ミミ::::::::::::::::::::::::::彡彡
    ミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡    
 ミミミミミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡彡
ミミミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
 ミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
  ミミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡
   ミ;;;;| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、;;;彡彡彡
    i`| (,;;;;;,,,,  ,,;;;;;;;;;,,,  )  Y^ヽ彡    皆さん、こんにちは。
    ヽ! "ゝ・イ⌒"ゝ・-イ      d /      僕は 姓は陸、名は遜、字は伯言 と言います。
     i´  ,;(´__);,,        Y       呉郡は呉県の出身です。
    l   ;;,;;;;;;;;;;;;;;,;;;        |       突然ですが、最近天下統一が流行っているようなので、
   ,ィ<ヘ ,,,;;;`ー―‐'";;;;;;,,,,,      ノ>\_   僕も天下統一の旅に出ようと思います。そして皇帝になろうと思います。
  イ^ゝ ゝ、_,,,,;;;;;;,,,,,______,イ/ /  ``ヽ、_
         "'''''''""

37 :陸遜:03/10/15 16:58
誰もが僕になりたがる・・・・・

38 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 17:29
マジワロタ
頑張れ>>1

無双厨なんて言葉は(^-^)キニシナイ!!

39 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 17:31
>>35
キモイ

40 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 17:44
おもろいな。
でも続けなきゃこのスレの存在意義0だ。
ガンガレ

41 :( ´_ゝ`)パイナポー ◆z7We4PPMdM :03/10/15 17:47
>>1
漏れは無双はやったことないんだけど
この調子で逝くといずれ無双厨氏ね思考の粘着は消えるよ

42 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 17:53
つーか無双なのここ?

43 :( ´_ゝ`)パイナポー ◆z7We4PPMdM :03/10/15 18:08
>>42
4で神速符とかいう意味不明な名前が出たから
検索したら無双のアイテムらしきものらしいね

44 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 18:39
>>42-43
無双3 猛将伝では 修羅モード という遊び方が会って、

プレイヤーが一人武将を選び、ミッションを淡々とこなしていくというしょうもないものです。
ミッションというのも、一つ一つは「相手軍の総大将を討ち取ればクリア」という単純なものです。
自分が動かす武将の他に、3人だけ武将を仲間にすることができます。
この組み合わせに決まりはなく、史実とは全く関係のないものです。

装備アイテムレベル1から20まであって、高いほどいいわけです。
神速符  移動速度が速くなる
朱雀翼  体力ゲージが増える
白虎牙  攻撃力が上がる  

など。おっしゃる通り厨極まりないゲームなのです。
勘弁してください。


45 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 19:02
だから修羅日記か。

46 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 19:59
>>1
横山三国志の陸遜にすれば良かったものを・・・・

47 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/15 20:04
これで1000まで続いたら>>1はマジで神だな。。。

48 :1/7:03/10/16 01:26
夜になり、
「親睦を深めるため飲みに行こう。」
と周瑜が言い出した。別に僕はこいつと親睦を深めたくなどなかったが、周泰さんが
「そうだな・・・・・」
と言ったので、行くことにした。
この人には最近お世話になってるしな。

僕達は適当な酒場へ行き、なんということもない酒盛りを始めた。
僕達が飲み始めて暫くした頃、隣の席が騒ぎ始めた。

「孔明、おまえさんなんてあっしが本気を出せば・・・」
「おやおや、何を言ってるんですか、士元。見苦しい・・・・
だいたい君は前から叛骨の相がはっきりと出てるんですよ。
そんな風に顔を隠したって私には・・・・お見通しだ!!」
「なんだと・・・なんなら今ここで決着をつけるかい?」
「望むところです。」

まったくしかたねえなあ、酔っ払いは。もっと綺麗に飲めないもんかね。
そう思っているとその二人の傍にいた若いのが甲高い声で

「ちょっと、やめてくださいお二人とも!!
 お二人が無双乱舞なんてしたら、こんな酒場、跡形もなく吹っ飛んでしまいますよ!!」
と止めに入った。
おいおい・・・・とてつもなくぶっそうだな・・・・あんたらテロリストかよ。
見ると周りの客達がどんどん帰り始めている。
これって立派な営業妨害じゃないか・・・・早く役人が来ないかな。
こんな連中さっさとしょっ引いてくれ。


49 :2/7:03/10/16 01:27
すると、変な帽子をかぶった方が
「うるさい、止めるな伯約!!あっしは前から思ってたんだ。何でこいつばっかり・・・・」
と言い出したところで、背後から
「嫉妬ですか?しかたないですねぇ・・・」
という声が聞こえてきた。

どこかで聞き覚えのある・・・・・う、凄い寒気がする。
すると案の定あの二人組が姿をあらわした。
酒を飲むと僕のアンテナは効かなくなる様だ・・・・酒はやめよう。

すると長い爪をつけた方が、
「そこのお二人、何なら私達と組みませんか?あなた方はなかなか外見も中身も見込みがあります。
 私達と美しい国を作りましょう・・・」
と言った。黒い扇子を持った方も、
「孔明とかいったな。いい扇子じゃないか。貴様は私となかなか趣味があうようだ。
 どうだ?私達と組めば天下など手に入れるのはたやすいぞ。はっはっは。」
などと言っている。
そこで伯約という方が
「どうします?丞相・・・・・?」
と孔明に聞いた。丞相って・・・・何それ?あだな?
大体彼はなんでこんな二人と一緒にいるのだろうか・・・・

50 :3/7:03/10/16 01:29
「そうですねえ。このまま二人で旅を続けるよりはいいかもしれませんね・・・
 まあ、私達二人でも十分天下は取れますが。」
「丞相がそうおっしゃるなら・・・・私はどこまでもついていきます。」
「そうそう、一緒に来てくださるのは歓迎ですが、その髭はそって下さいね。
 あまり美しくありませんから。」
「はっはっはっはっは。はっはっは。」


もはやここは精神病院だな。
そう思っていると周瑜が僕の袖を引っ張った。
おい、僕に触るなよ!!キモイんだよ!!

「おい・・・あいつらに組まれるとまずい・・・
 将来の禍根は絶っておかねばな。・・・・・・殺るぞ。」

え、えぇぇ・・・・?あんたはいつも突然だな。
ていうか、いやだよ。面倒くさいよ。街中で血なんて見たくないし。

しかし僕がいくら止めても周瑜はきかなかった。酔ってるんだろうか?

「おい、周泰、いくぞ!!」

そう言われて周泰さんも
「どいつだ・・・・どいつを斬ればいいんだ・・・・」
などと言っている。

51 :4/7:03/10/16 01:32
「ち、ちょっと。だめです!!あなたは人の言うこと聞きすぎなんですよ!!
「・・・・斬る!!」
「だ、だからだめですって!!」
チッ、この人も酔うとたち悪いな!!
僕は周泰さんをひっぱり、酒場の外に出た。

酒場の中からは

「ふん!!そうか分かったよ!!もういい、一人でやる!!
 先の読めない平民め!!後で私に感謝する事になるからな!!」

という周瑜の叫び声が聞こえてきた。
くそっ、この僕を平民呼ばわりするなんて・・・許せん!!
まあ、今はとにかくこの場を離れなければ危ない。
僕が酒場から遠ざかっていく間にも背後からは馬鹿馬鹿しい叫び声が響いてくる。

「おい、お前らに生きていてもらっては危険だ!!悪いが死んでもらうぞ!!」
「ほっほう、若いの、加勢するぞぃ。」
「私の命が狙いですか・・・・愚かな。」
「姜 伯約と申す!!お相手願おう!!」
「美しい勝負をお望みのようですね。」
「私を倒そうなどと・・・この凡愚めが!!」

なんて馬鹿な連中だ・・・・もう嫌だ・・・・うっとうしい・・・
ていうかむしろ凄く仲がいい様にも聞こえるな・・・・
とにかく役人にさっさとあの恐怖分子どもを捕まえてくれるようたのもう。

52 :5/7:03/10/16 01:41
と、その時、

「この周公瑾の無双乱舞で散ってもらうぞ!!くらえ!!」
「馬鹿目が!!はぜるがいい!!」
「こっちもいくぞぃ!!」
「可愛そうですが、しかたありませんね!!」
「ああ!!仲達君、それはここではいけません!!」
「お二人ともそれだけは!!」

という馬鹿さ加減に輪をかけたような叫び声が聞こえて背後で凄まじい爆発が起こった。
未だ嘗て聞いた事のないような爆音だ。
咄嗟に振り向くと酒場からいろんな物が凄い勢いで飛んできた。

「おぅわぁあああああああああああ!!し、死ぬ!!」
もの凄い爆風の中で僕が叫ぶと、周泰さんが僕の前に立ちはだかった。そして、

「・・・斬る!!」

と叫ぶと、周泰さんはお得意の無双乱舞を繰り出した。
例の長すぎる剣をむちゃくちゃに早く振り回すあれだ。

すると僕たちに飛んできた瓦礫なんかはそこで弾き返された。
す、すごい!!下手なバリアーより頑丈そうじゃないか・・・・・・
なんて頼りになる人だろう。この人がいつもより大きく見える・・・・

53 :6/7:03/10/16 01:44
爆発もおさまったので落ち着いて顔を上げてみると、周りの建物は大方被害を被ったようで、
何故か穴だらけだった。
ちらほら火も出始めている。
やばい、一味だと思われたらとんでもないことになるぞ・・・
さらし首ですめば良いほうだ。この僕がこんなところで・・・・とにかく逃げなければ!!

しかしそこで僕は周瑜が大金を持ったままだということを思い出した。
チィィッ、手間のかかる!!
僕は奴の死体の見つける為、崩れ果てた酒場に走りよった。

酒場はもはや瓦礫の山だった。というより、壁が吹っ飛び、屋根が落ちたという感じだろうか。
中からは何人かのうめき声が聞こえてた。まだ生きていたのかよ・・・・
やっぱりこの世には神も仏もあったもんじゃないな。
そのうめき声に耳を傾けると、

「うぅ・・・・伯言・・・・伯・・・げ・・・・」

という、とびきりキモイうめき声が聞こえてきた。
僕が萎えながらそちらに行ってみると、奴の片腕が瓦礫から突き出ているのを見つけた。

僕が思いっきりそれを引っ張ってみると
「いてっ、痛てててててて!!痛てっ!!てめぇ、この野郎っ!!」
という叫び声がした。やっぱり無理か。でも結構元気そうじゃないか。
すると周泰さんが瓦礫の隙間に剣をさし込み、少し持ち上げると、持ち上がった部分を思いっきり蹴飛ばした。
なにかにつけて結構スマートだよな、この人・・・・
そんなこんなでアホを瓦礫の中から引っ張り出すことに成功した僕たちは、
とりあえず宿に帰ることにした。

54 :7/7:03/10/16 01:50
暫くは周泰さんがアホを背負っていたが、さすがに悪いので途中で代わることにした。

「重いぞ・・・」
「大丈夫です。僕だってこれくらい・・・」

と言ったものの、背負ってみるとやはり重かった。試しに引きずってみたが、やはり重い。
そこで僕は気づいたのだが、何も金さえあればこのアホにはもう用は無いではないか。
僕としたことが何故もっと早く気づかなかったのだろう。
不覚だ。さすがに疲れてるんだな。

僕はアホの懐から財布を抜き出した。神速符は・・・くそっ、ない!!
きっと文字通り、肌身離さず身に付けているんだろう・・・・取り出すためには脱がさなければだめか・・・・

僕は神速符はあきらめ、周泰さんに、
「行きましょう!!役人に見つからないうちに!!」
と言った。
「いいのか・・・・?」
「え?」
「死にそうだが・・・・」

そう言われては仕方ないので、今日の昼の残りの肉まんをアホの口に突っ込んでおいた。
「これで大丈夫でしょう。さあ、早く!!」

僕たちはとりあえず宿に向かって走り出した。
しかしいつまでもこの近くにいるわけにはいかない。
どっか遠くに別の宿を探さなければ・・・・くっそぉお!!面倒くさい!!
何もかもあのアホのせいだ・・・・

嗚呼、今日は確実に厄日だ・・・・

55 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/16 03:38
期待age

56 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/16 03:57
明らかに板違いだけど…なんか楽しいから期待age

57 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/16 07:49
なかなか楽しい。
期待age

58 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/16 10:20
楽しいぞ
無双厨と言われようが、なんだろうが1000レス目指してガンガレ
続き待ってるよ

59 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/16 23:28
意外に面白いな

60 :1/5:03/10/16 23:40
あれから僕たちは宿屋で荷物をまとめた後、建業のはじからはじまで移動し、別の宿を見つけた。
その宿に着いたのはかなりの深夜で、僕達は倒れ込むように寝た。

次の日、昼過ぎに起きた僕達は二人で食事に行くことにした。
「周泰さん、何食べます?」
「・・・・粥。」
「お粥ですか・・・・・・確かに胃に優しいものがいいかもしれませんね。」

僕達は近くの店に入りお粥を頼んだ。二人で食べていると、
「うまいぞ・・・・」
と周泰さんがザーサイをすすめてくれた。
「あ、いただきます。」
周泰さんがくれたザーサイはおいしかった。僕も周泰さんに油条をすすめた。

ああ・・・・・なんて穏やかな日だろうか・・・・こんなに心が安らかな日は久しぶりだ・・・・
乱世乱世と言ったって、こういう日もあるんだな・・・

「周泰さん、なんか今日はいつもと違うと思いませんか?
 なんか・・・・平和っていうか・・・穏やかっていうか・・・・」
僕がそういうと周泰さんは

「公瑾がいないからか・・・?」

と言った。

61 :2/5:03/10/16 23:41



・・・・・・・・・・あっ!!
わ、忘れてた・・・・・・そうか・・・・・
人って怖すぎる事や嫌すぎる事は自分を守る為にそれを忘却しまうって聞いたことがあるけど
本当だな・・・・・身をもって体験してしまった・・・・

そういや、あいつはあれからどうしただろうか・・・・
死んだか・・・・役人に捕まったか・・・・ま、いずれにしろ僕には関係無い、か。
全部あいつの自業自得なんだし。

食べ終わると僕達は宿に向かって歩き出した。その間僕達は一言も口をきかなかった。
別にどうということはない。周泰さんが無口なだけだ。
宿に帰ったら色々考えなければならないな。これからどうするか・・・・情報も集めないと・・・
これからは僕が全部一人で考えなければ・・・・
これからって言ったらおかしいか。今まで通り、だよな。

62 :3/5:03/10/16 23:43

宿に着き、僕は僕達が借りた部屋の扉を開けた。すると

「よう、遅かったな。」

と、上半身裸の男が僕の寝台に座っていた。
僕は思わず扉を閉めた。

な、う、あ、ありえない・・・・ありえないことが起こっている・・・・
すると中から

「なんだ、恥ずかしいのか?分かったよ、ちゃんと着るからさ。」
という声が聞こえてきた。
そういう問題じゃねえんだよ・・・・いや、それも大問題だけど・・・ああ、もう!!
僕は怒りにまかせて扉を開け、叫んだ。

「なんでこんな所にいるんですきゃぁっ!!」
や、やべ、噛んだ。あまりに焦って・・・・お、落ちつけ!!
するとそいつは
「なんでって・・・・私達は一緒に旅してるんだし・・・」
いや、だからそういう問題じゃないんだよ・・・・・
僕が絶句していると周泰さんが

「無事だったか・・・・公瑾。」
と言った。


63 :4/5:03/10/16 23:45

「もちろん。まぁ、確かにやばかったがな。
 気がつくと何故か道端に倒れていてな。体はそこそこ平気だったんだが、
 何故か口に肉まんが詰まっていて窒息死しそうになった。」

「・・・・・そうか。不思議だな・・・・・」

う、周泰さん、それは僕をかばってくれているんだろうか・・・

「でもどうしてここが分かったんですか?」
「え?そりゃあ、私は君の考えてる事ぐらい手に取るように分かるからな。
 お見通しだ!!はっはっは。」

なんかまざってないか・・・そんなことより手に取るようにって・・・・
「嘘つかないでください。」
「嘘じゃないよ。だって君と私はキャラがかぶっているからな。
 2択だったら大体一致する自信があるぞ。北か南か、東か西かだけ当たれば辿りつくだけの事じゃないか。」

ふ、ふ、ふ、ふざけた事を抜かすな!!そんなわけないだろ!!
「なんでそんな嘘つくんですか!!」
「だから嘘じゃないってば・・・
 だって君、紅茶とコーヒーだったら紅茶の方が好きだろ?」

そういう問題じゃ・・・・いや、それは確かに紅茶だけどだってそれはアジア人の胃腸は弱いし、夜眠れなくなるし・・・・
んああっ、落ち着け!!またあいつのペースだ!!

64 :5/5:03/10/16 23:46

僕は一呼吸おき、話題を変える事にした。

「よく役人に捕まりませんでしたね。」
「ああ、職務質問はされたけどな。白い扇子と黒い扇子を持った奴が酒場でビームを発射したせいで
 ここまで吹っ飛んだんですって言ったらそれ以上何も聞かれなかったぞ。」

・・・・なんか胃が痛い・・・・お昼をお粥にして正解だったな・・・・
「なんで裸で・・・・」
「いや、さっき湯を浴びてな。ああ、気持ち良かった。
 昨日はきちんと眠れなかったし、さすがに疲れた・・・・
 少し寝るぞ。」

アホはそう言って僕の寝台に横たわった。僕はもう怒る気も起きなかった。
「周泰さん・・・・すいませんが、僕も少し寝ます・・・」
「そうか・・・・」
「隣に部屋とりますから・・・・この人お願いしても・・・」
「かまわない・・・」

周泰さんって大人だよな・・・本当にこの人がいてくれて良かった・・・・

嗚呼、今日も疲れた・・・・・


65 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 01:47
おもろい。連載がむばれ

66 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 03:44
アホ周瑜に期待age

67 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 03:51


68 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 04:39
アホでもバカでも継続は力だよ
ところで、これ転載じゃないよな
2ちゃんのために文章作ってるなら次の回で縦読み入れてくれ

69 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 06:41
a

70 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 06:42
アホ、苦労人、寡黙のパーティバランスがイイ。
もう1人仲間が欲しいね。

71 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 10:09


おっそろしく疲れた・・・・僕はかなり鬱になってしまっていた。
いつまでこんな事を続けなければいけないのだろうか・・・

職業変えしてしまおうか・・・いや、だめだ!!僕は皇帝になるんだ!!それにしてもあのアホ、
人がこんなにがんばってるっていうのに邪魔ばかりしやがって・・・そうだ!!この際
募兵してはどうだろう。3人だからいけないんだ。この街にも道連れを探してる人達が
集まっている場所があるはずだ。そこに行こう。うん。
中々良い考えじゃないか・・・さすが僕だな。でもどんな人がいいんだろう。
できれば周泰さんを明るくしたような人がいいな・・・・そうなれば
すこしは僕もやりやすくなるだろう・・・・
よし、決まりだな!!              嗚呼、僕って賢い。

72 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/17 16:01
>>71
縦読み乙。

73 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/18 00:31
>>71
乙〜。一瞬、気づかなかったヨ

74 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/18 17:52
僕がパーティーの人数を増やしましょうと言うと、案の定周瑜はごねたが、
僕達がほっといて外に出ると、しかたなさそうについて来た。

「おい、いったいどこに行くんだ?」
「宿の人に聞いたんですが、ここから少し行った所に大きめな酒場があるらしいんです。
 旅してる人やこの街のひとが集まっていろいろ情報交換する場らしくて・・・
 とりあえず行ってみましょう。まだ昼間ですけど、食事もとれるそうですから。」
「別にいいじゃないか・・・この3人でやってけばさ。私が君を守ってやるよ。」
「無理です。」
「・・・・・・・じゃあ私が策を考えて、周泰が君を守ればいいだろ・・・
 人が増えれば金もかかるし・・・」
「麒麟児が何せこい事言ってるんですか?」
「くぅ・・・・・」

くそ・・・こいつの考えてる事が手に取るように分かってしまう・・・・

嗚呼、キモ死しそうだ・・・

75 :1/2:03/10/18 17:53
その酒場は結構遠く、歩いてるうちにヒマをしたのか周瑜が話しかけてきた。

「なあ、それさぁ。」
と、僕の腰に下がっている飛燕を指さした。
おいおい、そんなことより僕の腰を見ていたのかよ・・・
まあ、もういいや。いちいちつっこんでたらきりがない・・・

「なんですか?」
「君は何で二刀流を選んだんだ?あんまりいないだろ。」
「確かにめずらしいな・・・・・」

「そうですねぇ・・・やっぱり皆が持ってる武器じゃおもしろくないと思って。
 確かに攻撃力は落ちますけど、細かな攻撃が出しやすいですし・・・ 両腕の方向にリーチが伸びますからね。
 結局それが防御にもつながりますし。
 両手で一つの武器を持つよりずっと自由に動けますから・・・・
 力よりスピードの僕には合ってるんですよ。」
 

76 :2/2:03/10/18 17:55

そう僕が言うと周瑜が

「へぇ・・・君もあいつと同じ事を言うんだな・・・」
と遠い目をして言った。
う・・・例と同じ寒気がする・・・

「・・・あいつって誰ですか?」
と恐る恐る僕が聞くと、
「え・・・だからそれはさ。私の・・・・ほら、あれだよ。」
などと答えた。

「いや・・・だから誰なんですか?あれって・・・・」
「なんだよ、言わせるなよそんなこと。恥ずかしいなあ・・・あれだよ、あれ。」
「そんなこと言われても分かりませんよ!!」
「なんだよ、嫉妬か?しょうがないなあ・・・」

僕はここでこのアホを相手にするのをやめた。
本当は両腕を切り落として刺身にしてやりたかったのだが人目があるので諦めてやった。
その後も何かを話しかけてきていたみたいだが無視しておいた。

でもまさかこいつ、その誰かと僕を重ねてるんじゃないだろうな・・・

嗚呼、こいつの金が切れたら縁も切ってやろう・・・・


77 :小喬:03/10/19 03:31
今日はすっごいムカついたの!
久しぶりに周瑜さまに会えたと思ったら、いきなり斬り付けてくるんだもん!
もうビックリしちゃって、たぶんその衝撃で気絶しちゃったんだと思うんだけど
気が付いたら周瑜さまはどこにもいなくって、代わりに董卓が目の前にいたの!!
脂ぎった顔でニタニタ笑ってて超気持ち悪いのー!もー最悪!!

なんとか逃げてこれたから良かったけどぉ
今度周瑜さまに会ったら、ただじゃおかないんだからっ!!!

78 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 03:35
最近アホが僕の日記を勝手にのぞいてるようなのでトラップ(>>77)をしかけておいてやった。
これをみたらさぞ驚くことだろう。ふふふ、楽しみだな・・・

嗚呼、早く読まないかな、あいつ・・・・・


79 :山ア渉:03/10/19 06:24
   / ::::||
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 |:::::::::::::::||│ /  ||     < これからも僕を応援してくださいね(^^)。
 |:::::::::::::::|| ̄\   ガチャッ    \_________________
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80 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 14:05
此処オモロイね、期待

81 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 14:07
陸遜たんハァハァ・・・

82 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 14:49

ん?周瑜がこそこそと何かやっている。
と思ったら案の定、僕が机の上に置いておいた日記を読んでいた。ふふふ・・・わくわくするな。

すると暫くして周瑜が

「な、な、な・・・・・・・」

とかなり動揺した様子になった。はっはっは、いい気味だ。そう僕が愉快に思っていると周瑜が

「なんであいつがこんな事知ってるんだ!!!?・・・・・・まさか、ストーカー!!?」

と叫んだ。



・・・・・・・・・まさか実話だったとは・・・・・・
てか、あいつの過去を言い当ててしまったよ・・・・・これじゃまるで僕があいつをお見通しみたいじゃないか・・・・

「そっかぁ、あいつ昔から私の事を・・・・・・・・」

おいおいおいおい、どうやったらそういう方に考えがいくんだよ!!!
もう、本当にあいつをパーティーからはずしてしまおうか・・・・・

嗚呼、お金より大事なものってあるよな・・・・・・

83 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 15:39
禿ワロタ!頑張れ。

84 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 16:05
乱立する無双スレではほぼ唯一の良スレだな。

85 :孫策からの密書:03/10/19 19:22
おう、陸遜。久しぶりだな、元気か?
実はおめぇに頼みてぇコトがあるんだが・・・
あのよ、おめぇんトコに周瑜ってのがいると思うんだけどよ
そいつ俺に引き渡してもらえねぇかなぁ?
つーのもよ、俺の最愛のハニーの妹がよ、あいつにヒデェ目にあわされたらしいんだわ。
んで、仕返ししたいからっ捕まえてくれって、姉の旦那の俺に声がかかったってわけだ。
周瑜と俺は、まあ幼馴染ってやつだから、あんま気乗りしねぇんだけど
ハニーの頼みじゃ断れねぇしな。
つーわけで、2〜3日中にそっち行くからよろしく頼むわ。
あぁ、俺の部下を何人か連れてくから、周瑜の代わりに好きなやつ選んでいいぜぇ!
んじゃ、またな。

86 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 19:45
なんかさ、最近、作者が複数存在する気がするのは俺だけ?
微妙に芸風が変わってきたような…


87 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 19:46
やった、やったぞ!!
僕もとうとうあいつとは縁が切れそうだ。

ただハニーの妹どころかそのハニーすら周瑜にひどい目にあわされているということを
孫策殿は知っているんだろうか・・・・
まあ、同じことか。

ああ、早く来てくれないかな・・・・

88 :1:03/10/19 19:53

初めて1として書き込みます。なんか意外にも荒らしも叩きも少なく、ありがたくおもっています。
もう少し荒れると思っていたんですが・・・・

>>86
ぶっちゃけると 77,85 以外は自分です。ただ他の板のネタスレみたく、何人かのネタ職人が
つくって行くスレになればいいんじゃないかと思って建てたんで、他の職人さんがきてくれたのは
嬉しいです。とにかく書いたもん勝ちでいいんじゃないでしょうか?

89 :1/4:03/10/19 20:02
やっとその酒場に着いた。聞いた通り人がたくさん集まっている。
酒場と言ってもまだ昼間なので、集まっている人達は簡単な物をつまみながら話しをしている。

さて、誰から声をかけようか・・・と中を見まわしてると
「伯言!!」
と声をかけられた。振り返ると、知った顔が見えた。
「子明!!」
それは昔仲が良かった呂蒙だった。
「懐かしいな、こんな所で会うなんて!!」
「ああ、元気だったか?」
僕達は手を取り合って再開を喜んだ。

僕が二人に呂蒙を紹介しようと二人の方を見ると、またあのアホの様子がおかしいのに気づいた。
ううう・・・やめろ・・・中学に入ってからできた親友が小学生の時の親友に会って
楽しそうにしているのを見たときのような悲しい目で僕を見るのは・・・・

「あの、彼は僕の親友で呂子明です。」
親友と僕が言ったのを聞いて、アホが悔しそうな顔をしている。
まあ、だろうと思ったからわざと言ったわけだが。ふん、ざまあみろ。
「呂蒙と申す。よろしく。」
「周泰だ・・・・」
「まあ、知っているとは思うがな。周瑜、字は公瑾だ。」
「ああ、あなたがあの有名な。お会いできて光栄です。」
チッ、相変わらず人がよすぎるな、子明は。


90 :2/4:03/10/19 20:03
「子明、どうして建業に?」
「いや実は長昭殿がここで塾を開いてらしてな。俺は昔から戟ばかり振るっていたろう?
 ただ、これからは多少学もないと出世もできんとある人に言われてな。
 長昭殿を師に仰いだというわけだ。」
「へぇ、君がね。書はどんなものを読んだの?」
「なに、まだやっと孫子を一度読み終わっただけさ。今は左伝を読んでいる所だ。」
「そうなんだ。やっと僕も君とそういう話ができるようになるね。」
「いや、お前となんてまだまだとんでもない。」

やっぱり仲のいい友人と話すのは気分がいい。もし子明が一緒に来てくれたら理想的じゃないか。
子明も周泰さんもきっとうまくやっていけると思うし、あのアホだって少しは存在がかすんでくれるだろう。
そう思い、僕は子明にたのんでみることにした。

「なあ、子明。僕達、当面は国をおこそうと思って旅をしてるんだけど、
 君も一緒に来てくれないかな?」
「そうか・・・誘ってもらえるのは嬉しいが、今は長昭殿の所で学んでいる最中だしな・・・・」
「そんなの僕が教えてあげられるよ。だからさ、頼むよ。今ちょうど誰かいい人を仲間にできないかって探してた所なんだ。」
「そうだな・・・お前がそこまで言うなら・・・・」


91 :3/4:03/10/19 20:04

よし、やった。と僕が思っている所に周瑜が口を挟んできた。
「いや、それはあまり上策とは言えないな。長昭殿は私も存じているが、大変優れた方だ。
 せっかくそんな方について学ぶ機会を得たのに、我々のせいでそれを逃してしまうのはよくない。」

てっめー、このアホ。なんてことを言いだすんだよ!!なんとかしなければ・・・
「旅をしながらだって十分勉強はできますよ。
 そうだ、公瑾さんだって頭がいいんだから子明にいろいろ教えてくださいますよね?」

僕はできるかぎり可愛い笑顔を浮かべて言いたくもないお世辞を言ったのだが、アホは
「いや。私など長昭殿にはとても及ばないさ。
 それに旅をするとなると書もそう沢山は持っていけない。
 学びながら戟は振るえても、旅をしながらは書は読めないって事さ。」
などと言いやがった。
くっそー・・・・こころにもない事を・・・・こいつ、ただ子明に来て欲しくないだけだな・・・

「やはりそうですか。」
「残念だがな。今は腰を据えて、しっかり学ぶのが良いだろう。」
「公瑾殿がそうおっしゃるなら・・・・伯言すまないな。
 ある程度学び終えたらすぐにお前のところに駆けつけるよ。」

こうなってしまっては僕に打つ手はなかった。そのうち子明は
「もうすぐ、授業がはじまるからもう行かなければ。また会おう。」
と言って出ていってしまった。


92 :4/4:03/10/19 20:06
「公瑾さん、どうしてあんな事言ったんですか!!」
「どうしてって・・・・私は当然の事を言ったまでじゃないか。」
「あなた自分が長昭殿に及ばないなんて微塵も思っていないでしょう!?」
「そ、そんな事ないさ・・・・」
「だいたい旅をしながら書は読めないっていうんなら、あなたこそどっかに腰を据えたらどうです!?」
「ふ・・・そんな必要ないさ。私は一度読んだものは忘れないからな。」
「なんでそんな嘘つくんですか?」
「嘘じゃないってば・・・・証明してみせようか?なにがいい?
 とりあえず左伝いくか、左伝?」

アホはそういうと、左伝を最初からそらんじ始めた。
お前は歩く図書館かよ・・・・便利っちゃ便利だが・・・・つきあいきれんわ。

僕はほっといて昼食を取る事にした。
「周泰さん何か食べませんか?」
「・・・・・・肉まん。」
「肉まん好きですねぇ・・・・・僕は果物にしようかな。」

僕は別の場所に席をとり、食事を始めた。
アホはといえばまだ左伝をそらんじ続け、周りには人だかりができていた。

嗚呼、子明、何故僕と来てくれなかったんだ・・・・


93 :斥候:03/10/19 22:53
伝令!
孫策さまは孫権さま、黄蓋さま、太史慈さまを伴って進発なされたとのこと!

94 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/19 23:03
>>斥候
ま、まじかよ!!
やったな!!

いつ頃つくんだろうか。
周泰さん、アホと上の3人だったら誰とトレードしたいですか?

嗚呼・・・・てか・・・・・その日の日記は上の僕に任していいですか?

95 :文醜のつぶやき:03/10/19 23:11
>>88
毎度、乙です。なるほど、そうゆうことですか。
芸風はともかく、なかなか良スレになりそうですね(自分は呉贔屓ですし)。
>>77-85の人もがんばってくださいな。
自分には文才がないので、みなさんのネタを楽しみに見守っていきますよ


96 :94:03/10/20 23:36
反応ないな・・・・書きたくてそっちに話をもってたんじゃないんけ?
勝手にかいちまっていいんかな?

97 :孫策からの緊急密書 :03/10/21 00:27
よお、陸遜。
わりぃんだけどよ、そっちに行くっつったのナシにしてくんねぇか?
どうもハニーが曹操に連れ去られちまったみたいなんだわ。
何されっかわかんねーからよ、即行で助けに行ってやらないと。
つーわけだからよ、当分のあいだ周瑜のヤツ監視しといてくんねーか?
マジ頼むわ。

98 :97:03/10/21 00:28
96に間に合わなくてスマソ。


99 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 09:57
止まってしまった。
続きキボンヌ。

100 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 10:03
100

101 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 10:04
 

102 :1:03/10/22 10:42
スマソ。最近忙しい・・・・

103 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 10:56
「なあ、伯言、お前の日記さぁ・・・・」

僕の日記勝手に読まないでくださいって言ったでしょ。あと名前も読まないでください。

「『長昭』って書いてあるけどさあ、あの人『張昭』じゃなかったけ?」

そうだったっけ・・・・?まあ、いいじゃん。そんなたいした人じゃないんだし・・・
僕がそう思っていると周瑜が

「まあ、いいか。そんなたいした奴じゃないしな。」
と言った。

嗚呼、また奴と考えてる事がかぶってしまった・・・・・・へこむ・・・・

104 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 10:57
しもた。
名前も 読まないでください → 呼ばないでください。

だった。また噛んだ・・・・

105 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 11:12
 「進め♪進め♪我等袁紹精鋭団!」
 陸遜達が建業の街で寛ぐ頃。
 漢中では最大兵力を誇る袁紹が山賊の一団を蹴散らしていた。

106 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 11:13
 「進め♪進め♪我等袁紹精鋭団!」
 陸遜達が建業の街で寛ぐ頃。
 漢中では最大兵力を誇る袁紹が山賊の一団を蹴散らしていた。

107 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 11:14
↑連続登校すまん

108 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/22 20:57
クソゲーシリーズの新パターンだろうか。。。

109 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/25 00:53
どうしたのでしょうか?
あまりに人が少な過ぎる…
続き見たい…

110 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/25 20:50
       _,,....,,_
     /::   ::ヽ  パパ続きはまだなの?
    /:: _;: ,_, i
   /::    r_ 〉、. }  マターリ待っていてください
   |::   :/-‐, i ノ
   |::     " / ⌒ヽ
   |::  /|::.   | ´_ゝ`)
   |:: /  |::  |    /
  /:: /   |::. | /| |
 /: _/    |:: | / | |
 i::_ノ    i:_.j.j  U

111 :周公瑾:03/10/26 00:16
いつのまにか所持金がなくなっていた。
それほど贅沢をしたつもりはないのだが・・・

私が金を管理している手前、
所持金が底をついたとは言い出せない。
この私が、そんなダラシナイやつだとは思われたくはないのだ。

・・・とりあえず、伯言と周泰には内緒でアルバイトをすることにした。
幸い、宿の部屋は別々なので、夜、2人が寝た後に
手っ取り早く高額収入が見込める「人攫い」を始めようと思う。

112 :1/2  92の続き:03/10/26 02:30
食事が終わり、アホが左伝を暗唱している間、僕たちは辺りにいる何人かに声をかけてみたのだが
めぼしい人は見つからなかった。はぁ・・・事態は一刻を争うって言うのに・・・
夜、僕の身に何かあったら誰が責任をとってくれるというんだ・・・・

アホが左伝を言い終わる頃にはすっかり日が暮れてしまっていた。
「ん?あれ?お〜い、伯言!!どこだ!?」

・・・・・「お〜い、伯言」って・・・・「お〜い」って嫌すぎる響きだな・・・・なんか形無しだよ・・・
「お〜い、公瑾」 「お〜い、幼平」・・・・アホにはちょうどいいかな。

疲れのあまり僕がくだらなすぎる事を考えていると、周瑜が周りにいた人たちを掻き分けこちらにやってきた。

「なんだ、先に帰ってしまったのかと思って心配したぞ。」
いや、こちらとしてもそうしたかったんですけどね。
「どうだ?誰か見つかったか?」
「いえ・・・・いくつか新しい情報は聞けましたけど。いい人はみつかりませんでした・・・・」 
「だろ?いい道連れなんてそう簡単には見つからないさ。いいじゃないか。
 暫く3人でやっていけば。」
いや、見つかったよ!!この店に入って一瞬で見つかったよ!!!でもあんたが追っ払っちまったんだろうが、このホモ野郎が!!

ん・・・・そうだ!!いい事思いついた!!
「4人目は女の子にします。」
僕がそういうと周瑜はまさにアホみたいな表情になった。

「え!?なんで!?」
「なんでって・・・・女性にしか出来ない仕事もいろいろあるでしょう?
 一人いてくれればいろいろ有利だと思いますけど。」
「ばっか、お前、国を治めるのに女なんざ必要ねぇんだよ!!っていうか女そのものが国に必要ねえんだよ!!
 君は劉向の列女伝を読んでないのか!! 女なんかいるから国が滅びるんだ!!!」


113 :2/2  92の続き:03/10/26 02:31
僕はめちゃくちゃひいた。この人の脳みそは腐っている。
僕が皇帝になったあかつきには真っ先に牢に入れることにしよう・・・・

「とにかくどこかで夕食にして、今日はもう帰ろう。
 こんな所ではどうせろくな奴に会えやしないさ。」
「だめですよ。これからお酒を飲みに来る人が集まってくるんですから。」
「君は夜こんなとこに酒を飲みに来るような女がいいのか!?」
「そういうわけじゃないですけど・・・・情報ももっと集めたいし。
 それが上策だと賢明な公瑾様は思われないんですか?」
「・・・・・・・伯言・・・もう一回公瑾様って言ってくれる?」
「いいかげんにしてください!!セクハラで役人に突き出しますよ!!」
「な、何がセクハラだよ!!まるで人が・・・・」

そう言いかけた周瑜が急に鳩が豆鉄砲を食らったような顔をした。
目線は僕を通り越して後ろの酒場の入り口に向いている。なんだ?
僕が入り口の方を振り返ると一人男が立っているのが見えた。結構いい服を着ていて、風格がある感じだ。
すると周瑜が立ち上がりそちらに向かって歩き出した。

「伯符!!」
「な、公瑾か!?ひっさしぶりだなあ!!!」
どうやら二人は知り合いのようだ。肩をたたきあい、抱きつかんばかりに再会を喜んでいる。
なんだよその欧米チックなスキンシップは・・・・・
ていうか、おいアホ!!なんだその爽やかな笑顔は!!!?今まで見た事ないぞそんな表情!!
明らかに猫かぶってるじゃねーか!!キモイよ!!やめろ!!
見ると、伯符と呼ばれた方の腰には何か奇妙な武器がぶら下がっていた。
なんだよ、あれ・・・・ト、トンファー・・・・??・・・・・それって武器として有効なの?

あ!!僕はそこで思い出した。
まさかアホが言ってたあいつって・・・・こいつか!?てことは「あいつ=アホのあれ」!!??この人が!?

嗚呼、凄くいやな予感・・・・・


114 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/26 02:39
ごめんなさい、続きます。
近いうちに書けるようにします。

ネタ職人さんも少ないようなので・・・
でも何か書いちゃってる人がいたら構わず先に書きこんじゃってください。

あと陸遜の修羅日記なんで、陸遜視点で書いてくれると嬉しいんですが・・・
まあ、かたいことは抜きでいいですね・・・

115 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/26 12:31
ooo!!kita

116 :山ア渉:03/10/26 15:42
  __________
/ これからも僕を       ./\
| 応援してくださいね(^^)。     \
\___   ____   /    .\
       \|        ./       \人_バンッ!!
 ___________/         .\ (_
      ______ ./           > て
     ||       ./ ) /          /  (
     ||      / / /         ./   ⌒
     ||      / / /         O /
     ||    ./ /  \        /  o。
     ||    / /_∧ .\   , -つ  O ‰
     ||   / /  ^^)   ./__ノ   _レ'
     ||   /    \ / / ____.)(
     ||  .|    へ/ /  |r- _ (_)- __
     ||  |    レ'  /、二つi   - __    - __
     ||  |     /ii    ||   ||  -  ____
     ||  /   /.__||_____||   ||    ||    |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ./  /          ||   ||    ||    |
      /  /           \  ||    ||    |
     / ノ           ((( )))   ||
   _/ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ; ^^)  ̄\
  ノ /             / つ_つ 
⊂ -'              人 Y
                し'(_)


117 :再会1:03/10/27 00:08
 「わはははは!いつも公瑾の奴が世話になってすまねえな」
 アホから紹介された伯符さんに誘われて、夕飯をご馳走になることにした。
 「伯符!そんなふうにいうと、まるで僕が迷惑をかけているみたいじゃないか」
 アホは伯符さんと、楽しそうに飲んでいる。こころなしかアホの顔がいつもと違う。
 いつもこいつは、食事中も僕の顔をじっと見ている。何かを口に入れるたびに口の辺りを睨み付けてきた。思わず睨み返すとおもむろに棒状に切った野菜を口に咥えてそのまま…。
 イヤ!思い出すのは止めよう。とにかくいつもと様子が違うということだ。
 「ホラ!飲め飲め伯符」
 「よーし!ひさしぶりに飲み比べだ。負けねえぞ」
 「ハ!この美周朗にイッキで勝つきか」
 まるで男だ。イヤ、たしかにこいつは前から男だけど。まともになってる。
 「…いつもと…様子が違うな…」
 やっぱり。周泰さんも気づいてる。

118 :再会2:03/10/27 00:34
 ちょっと確かめてみるか…。
 僕は小さめの肉まんを一口にした。小さくても一口では食べられない、頬がみっともなく膨れてしまった。いつものアホなら、めったに見られない僕の恥ずかしい姿に目を輝かせるハズ。
 「………」
 「……ッは!やった。私の勝ちだ伯符」
 「ゲホゲホッ。ちくしょー負けた!」
 …アホに完全に無視されてしまった。これはこれで屈辱だったりする。
 でも、これでハッキリした。こいつは伯符さんの前では、まともな男友達として振舞おうとするんだ。
 理由はどうでもいい!この人さえいれば、僕にも安住の地ができるかもしれない。
 僕は、この人を仲間にしようと身を乗り出した。
 「どうしたんだ伯言?」
 酒壺一つを空にしたアホが、少し酔いながら呟いた。横の伯符さんはキョトンとしている。
 あまりにも身を乗り出したから、伯符さんの鼻のしたに、少しお酒が出ているのが見えた。

119 :再会3:03/10/27 00:56
 「は、伯符さん」
 「…なんだ?」
 「よろしければ、僕らと天下を…」
 「待った!待つんだ伯言君」
 あまりの迫力に、僕は仰け反って倒れてしまった。
 誰だ?間近で雷が鳴ったのかと思った。起き上がると、見たことの無い形相のアホがいた。
 「君は知らないだろうが、伯符は孫家の次期当主だ!彼には背負うべき家と、目指すべき天下がある」
 もともと形のいい顔だから、引き締められた顔は余計恐ろしくなっていた。声も、いつもどおり高いまま頭の中にまで響いてきた。
 こ、怖い。こいつのこんな顔は、はじめて見た。なんでこんなに怒るんだ?
 「公瑾!待てよ。知らなかったんだから、そんなに怒るなよ」
 アホは、少し涙ぐんでいたが、伯符さんに宥められて落ち着いたようだった。
 
 「昨夜はすみませんでした。せっかくご馳走になったのに…」
 結局、雰囲気の悪くなった飲み会はすぐお開きになった。
 「イヤ…悪いのはお前じゃねえよ」 

120 :再会4:03/10/27 01:27
 「そうさ伯言君。私が悪酔いしてしまったんだ」
 アホは、今朝も猫を被っていて爽やかだった。けれど、笑顔の下に寂しさがある。親友と別れるのはアホにとっても辛いのだろう。
 「ははは。お前は酒を飲んでは叫んだり舞ったりするからな」
 「そうだな。またやってしまった」
 二人は笑い会った。そのまま握手して、別れの挨拶を交わした。
 「公瑾、忘れないからな…」
 「え?」
 「お前が、どんなに離れていても俺の天下を気に掛けてくれたこと」
 昨夜のことだ。僕には意味が分からなかったけど、そういうことだったのか。
 「…伯符。君の武運を祈るよ…」
 「俺もだ…進む道は違ってもな」
 「伯言」
 「はい?」
 どうしたんだろう。
 「お前の武運も祈るよ。同じ天下を得ようとする者として」
 「はい」
 「でも公瑾がついてるのは少し怖いな」
 そういえば、アホも一応天才軍師なんだよな。なんで伯符さんはアホを軍師にしなかったんだろう。
 「でも俺も負けねえぞ。俺のことを信じてくれるやつがいるかぎりな」
 伯符さんは、朝日を背に受けて帰っていった。きっと待っている人たちがいるんだろう。
 
 今日は、久しぶりに良い気分で一日を過ごせそうだった。
 ただ、朝飯が皿一杯の小型肉まんだったことと、それを無理矢理一口で頬張るアホが「さあ!君も一緒に」という目で、こちらをチラチラ盗み見ていたことを無かったことにできれば…。

121 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/27 01:52
>>117-120
お前114じゃないよな?114が続きを書くって言ってなかったか?

122 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/27 10:46
↑すまん。114さんが「先に書いて構わない」といっていたので書いてしまった。
114さん。俺の駄文は無視してくれれば幸いです。

123 :114:03/10/27 16:31
すいません、どうやらこっちの言葉が足りなかったみたいで。たぶん、前回

ごめんなさい、(このネタまだ)続きます。
近いうちに(続きを)書けるようにします。
(本来なら全部書いてからここに書き込むべきだと思ったのですが)
ネタ職人さんも少ないようなので・・・(特に進行の妨げにもならないと思うので途中まで書き込んでおきます。)
でも(既に)何か(他のネタを)書いちゃってる人がいたら構わず先に(割り込んで)書きこんじゃってください。

とでも書くべきだったんでしょう。
でも、ピースな愛のバイブスでボジティブな感じで気にしない事にします。
そもそも自分のネタがいつも長すぎるのがいけないわけですし。


ただ一言だけ言わせてもらえれば、締めは「嗚呼、・・・・・」でキボンヌ。
いや、それだけです。

124 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/30 00:15
age

125 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/31 01:34
    i`| (,;;;;;,,,,  ,,;;;;;;;;;,,,  )  Y^ヽ彡   
    ヽ! "ゝ・イ⌒"ゝ・-イ      d /     
     i´  ,;(´__);,,        Y     

126 :無名武将@お腹せっぷく:03/10/31 18:17
>>125
園田陸遜…
ttp://www.geocities.co.jp/MusicStar-Keyboard/2348/fumei/uwan.swf

127 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/01 10:25
114タンマダ〜?

128 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/03 12:43
               _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                         |
        ドコドコ   < 114タン まだーーーーーー!?    >
   ☆      ドムドム |_  _  _ _ _ _ _ _ _ _ |
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!


129 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/04 22:25
                       川
                     ミミ川川ツ
                     ミミ:::::::::::::::::彡彡
                   ミミ::::::::::::::::::::::::::彡彡
                  ミミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡
              ミミミミミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡彡彡
               ミミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
               ミミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡
                 ミ;;;;| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ、;;;彡彡
                 i`| (  ,,,;;;;;,,,,  ,,;;;;;;;;;,,, )Y^ヽ彡
   ピュー          ヽ!   "ゝ ゚-'⌒ゝ゚--イ  d /彡
                 ´Y     ,;(´__);,,    Y彡  <  これからも僕を応援してくださいね
                  l    ,,;;,;;;;;;;;;;;;;;,;;;,,,    |   
                 <ヘ   ,,,;;;`ー―‐'";;;,,   ノ>                  
                 イ^ゝ、__,,,,;;;;;;,,,,,__,イ/``ヽ、                
   ̄ ̄ ̄ ̄     | ̄ ̄ ̄∪∪∪  "'''''''""    ∪∪∪  ̄|
   ̄ ̄ ̄ ̄     |                         |
...            |                         |                陸遜
   ̄ ̄ ̄ ̄     |                         |
   ̄ ̄ ̄ ̄     |                         |
              ̄ ̄ ̄● ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄● ̄ ̄ ̄ ̄



130 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/07 09:28
>>1さん

どうしたのでしょうか?
ここずっと書き込みがないので、ちょっと心配です。
続き楽しみにしてます。

131 :1/2:03/11/07 18:58
熱い・・・体が痛い・・・僕はなんとか重い瞼をこじ開けた。
ああ・・・・なんか寒気もする・・・・

「気が付いたか・・・」

「周泰さん・・・僕・・・・」
「孫策殿と別れてここに戻ってくる途中倒れたんだが・・・・覚えてないか?」

・・・そういえば・・・・確かにそこから記憶がなかった。
「風邪らしいんだが・・・・疲労もあったせいか回復に時間がかかりそうだと医者が言っていた。」
「そうですか・・・・あ、お水もらえますか?」

僕は凄くのどが渇いていることに気がついた。周泰さんに渡された水を一気に飲んだ。
「もっとゆっくり飲め・・・・」
「でも凄くのどが乾いてて・・・・・僕、どれくらい・・・?」
「3日程だ・・・」
「そんなに・・・・・」

僕は今までそんなに大きな病気をした事がなかったので驚いてしまった。
疲労か・・・・これからはもうちょっと気をつけないと・・・・

132 :2/2:03/11/07 19:00
すこし落ち着いた僕はあることに気がついた。あいつの姿がどこにもない。
「あれ・・・・公瑾さんは・・・・?」
「ああ・・・・・お前が倒れた次の日にな・・・・『華佗膏を探す旅に出る!!』とか言って出て行ったが・・・」
「・・・・・そうですか・・・・・」

・・・・華佗膏って軟膏じゃないか・・・・どちらかというと内服液が欲しいんだけど・・・・
まあ、いいか。一応感謝しておこう。あいつなりに心配してくれてるんだしな・・・・

「なんか食べた方が重湯でも貰ってこよう・・・」
「ありがとうございます・・・・」

周泰さんが出て行ったあと僕はまた目を閉じた。
本当にあの人がいてくれてよかった・・・・一人旅じゃこうはいかなかっただろう・・・
周瑜の奴だって・・・

なんだろう。弱ってるせいか、僕はあの二人の存在が心底ありがたく思えた。

嗚呼・・・・仲間っていいな・・・・・・・もうちょっと眠ろう・・・・・


133 :1/2:03/11/07 19:28
僕が目を覚ますと、周泰さんが隣の寝台に腰掛け剣を磨いていた。
しまった・・・忘れてた・・・・そんなに長い間寝てないはずだけど・・・

「周泰さん・・・」
「ああ・・・・起きたか・・・・」
「すいません、僕・・・」
「構わない・・・ずいぶん冷めてしまったが・・・・飲めるか?」

周泰さんはそう言い、器をくるんでいる布巾をほどいた。冷めないようにそうしてくれたのだろう。
「いただきます・・・・すいません・・・・」
僕はそう言い、重湯の入った器を受け取り蓋を開けた。サジで重湯をすくい、口に運んだ。
・・・うまい・・・こんなものなのに・・・・・

「周泰さん・・・・すいません。迷惑ばかりかけて・・・」
僕はそう礼を言った。本当にそう思っていた。
「別に構わんさ・・・」
周泰さんはそう言い、隣の寝台に戻り剣をとった。

暫く僕は重湯をすすっていたが、前々から聞きたかった事を周泰さんに聞いてみた。
「・・・周泰さん、どうして僕たちと一緒に来る気になったんですか?」



134 :2/2:03/11/07 19:29
僕はずっと不思議に思っていた。確かに僕も周瑜もそれなりに頭はいいが、豪傑というほどの武勇はない。
男だったらもっと曹操や、袁紹、孫堅みたいな名家出身の英雄にあこがれるものじゃないだろうか。

「そうだな・・・・まあ、お前ら二人がおもしろそうだったからかな・・・・」
「は?どういう意味ですかそれ?」
「どうって・・・」
「そのおもしろいって、可笑しいってことですか!?」
「さあ・・・・」

まさか・・・・この人は僕と周瑜をコンビの漫才師かなにかだと思ってるんじゃないだろうか・・・
一応釘をさしとくか。
「僕と周瑜はコンビでもなんでもないですよ。」
「・・・・そうなのか?」
「・・・・病人をからかわないでください・・・・」

まあ、いいか。何か恩返ししてからこの文句の続きを言おう。
僕は貰った重湯を全部飲み干した。

「とにかく休む事だ・・・」
周泰さんにそう言われ、僕はうなずき、目を閉じた。

嗚呼・・・七日のうち二日は休める時代に生まれたかった・・・・


135 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/10 20:24
一応ホシュ

136 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/10 23:34
141さん。前レスでは、陸孫の視点で書いて欲しいといっていましたが、周ゆ・周泰の視点で書くのはいいですか?

137 :141:03/11/11 00:39
>>136
そうですね。最初は陸孫の日記という感じでいこうと思ってたんですが、ここは2ちゃんですしね。
職人さんしだいでどうとでも育っていくのが「スレ」だと思うのでおまかせします。

というわけで待ってますんで。がんがれ。

138 :山ア渉:03/11/11 11:13
               ぬるぽ!
今後も応援            ∧_∧
してくださいね \      /    \     / いつでもどこでも山ア渉!  
     ∧_∧  \    |  ^^   |   / n                n
     (  ^^ )   \  \    /  /(ヨ )              ( E)
    /   \    \ ∧∧∧∧ /  / |   ∧_∧    ∧_∧   | ヽ
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄< 山. こ  >  \ \/(  ^^ )/( ^^  )ヽ/ /
  _(__ニつ/  FMV  /< 崎 こ  >    \(uu <V>  / <V> uu)/
  |\  \/____/< . 渉 の  >     |      ∧     /
 ─────────< の ス  >──────────
  彡⌒ミ このスレ   < .モ レ >  みなさん いい加減に       
 ( ^^  ) だめぽw  < ノ は >    してくださいね(^^)
 /  ミ ⌒i         / ∨∨∨∨\        /(∞)∧
     | |       /\\ @@@ \     ( ^^ ∬
   ̄ ̄/ |     /(⌒\ @# _ _@  \\/( ヽ(⌒つ)
  V  / .| .|_  /  \ ヽヽ( ^^ )    \ \   | |∬
     (u ⊃/     (mJ   ⌒\    \ >―. し
              このスレごみぽ(^^)

139 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/11 13:01
あなたはどこへ行かれますか?

・毒の泉〜櫓地区〜南蛮城壁の死のグルメツアー南中旅行3泊4日の旅
・千里行ロードが誘う虎戦車と肉マンが発見される許昌旅行。2泊3日。
・特に何もない夷陵。半日旅行。


140 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/17 15:31
やばいね。
全然カキコミがない…
もう完結しちゃったの!?

141 :近衛兵団日記:03/11/17 16:09
私達は、いい主君を求めて旅してます。
あまりの美貌のため私達は、結構野党に襲われたりしますが、私達は洗練された
兵士。簡単に撃退してしまいます。

どうやら私達にオファーがあったらしい。でも残念ながら断ると言うことが出来ない。
凄く悲しい立場……誰だろう?新しい主君は……





……ちっ董卓かよ。

ヤッテラレネエ……我……帰ル……

142 :公瑾(商人伝):03/11/21 00:27
 戦乱の世に栄える許昌。
 お坊ちゃん育ちで、世慣れぬ僕は、見るものすべてが珍しくてキョロキョロし
ていた。
 しばらく歩いていると、城門の前に人だかりが出来ている。面白いものでもあ
るのかと思って近づくと、やけに甲高い声で言い争う男達が居た。
 「ひどいですよ!公瑾様」
 なかなか良い鎧を着た男が、髪の長い男に涙ながらに詰め寄っている。その周
りを泣いている男と似た格好をした男達が囲んでいる。
 「ハ。私の何が酷いんだ?」
 男の澄ました一言に、男達から一際高い殺気が上がる。それにも怯まず長髪の
男は態度を直そうとしない。
 「お前たちの望みを聞いて、そのとおり行動してやったことはあるけどな。感
謝こそされても、恨まれる覚えは無いぞ」
 長髪男は、集まった聴衆に向き直ると、大声を張り上げた。
 「そんなに私が酷いというのなら、こちらに集まった方々に伺おうか。どちら
が正しいか!今までのことを全て説明して。全て聞いてもらおう」
 取り囲んでいた男達が一瞬にして強張った。甲高い声の男も、勢いを止める。
 「もう終わりだ丁」
 一団の中では、一番良さそうな鎧を着けた男が進み出る。丁と呼ばれた男の肩
を抱くと、長髪を一睨みしてから去っていった。
 
 

143 :公瑾(商人伝):03/11/21 01:02
 「あの精脱兵達…」
 「…怪しいとは思っていたけど」
 「あの男凄いなぁ…」
 事が終わった後、集まった人々はチリジリに帰っていった。
 そんな中一人、僕だけは元の場所に留まったままだった。
 そこには、一人呆然としている僕が居た。幼い頃、父上にせがんで話しても
らった物語さながらのことが、今、目の前で起こったのだ。興奮のあまり、頬
が赤くなっていたかもしれない。
 長髪の男は、地面に置いていた荷物を拾うと、顔を上げた。
 「君。すまないけど、どいてくれないか。通るんだよ」
 凛とした声に、間近で見るほど美しい顔。僕はボンヤリとして動けなかった
ので、男は避けて通っていった。

 翌日。酒場で暇を潰していた。この先の千里行ロードに山賊が出たそうだ。お
かげで沢山の人たちが足止めを喰らっていた。こういう時、商人は護衛を雇うも
のだけど、そうそう山賊の中に飛び込もうという人はイナイらしい。
 自称「皇帝」の袁招軍は、漢中で山賊退治で忙しく、こちらには来ないようだ。

144 :公瑾(商人伝):03/11/21 01:55
 「君。そこの君」
 聞いたことのある声に、僕は振り向いた。そこには前日の長髪の男がいた。
 「主に聞いたんだけど、千里行ロードを通りたいんだってね」
 急に現れた男に、少なからず驚いたけれど。昨日のように黙ったままになる
ことは無かった。
 「はい。今、そのための護衛をしてくれる人を探しているんです」
 少々声が裏返ってしまったが、なんとか応えることはできたみたいだ。
 「では、わたしが引き受けてもいいかな」
 男は少し微笑んでから、護衛役を申し込んできた。
 「お願いします」
 僕は、少し大げさなほどの大声で応じた。初めて外の世界で見た英雄に、声を
掛けられた上に、その彼の雇い主になるなんて。申し込まれたばかりなのに、
緊張でどうにかなりそうだった。その後、彼が有名な天才軍師公瑾様だと知って
声も出ないほど驚いた。
 
 

 

145 :公瑾(商人伝):03/11/21 01:56
その晩。僕は宿屋に彼の部屋もとって、明日出発することにした。
 「あれ?部屋は別々なのかい」
 「ええ。そうですよ。公瑾様用の部屋もありますよ」
 「悪くないかい」
 「いいえ。どうぞ、お部屋で疲れを癒してください」
 公瑾様は、少し顔をしかめて遠慮していた。一応僕は雇い主だし、公瑾様は
短期間だけど部下だ。その部屋を用意するのは当然だ。
 「でも、かなり良い部屋みたいだぞ」
 「いいんです、いいんです。公瑾様には、明日存分に働いていただくのです
から」
 部屋代は僕の財布から出していた。英雄様にみすぼらしい思いをさせてはいけ
ない。しかし、さすがに慎み深いお方だ。やはり江南の良家の血がそうさせるの
か。
 「…そうか。別に今夜からでもいいのに…中原の良家は慎み深いな」
 「いやぁ…ハハハ」
 公瑾様に誉められた僕は、正直に照れた。良い商人として誉められたのだと
思ったからだ。
 「また顔が赤くなったね。かわいらしい…。じゃあね。赤童」
 「お休みなさいませ」
 このとき僕は、単純にからかわれたのだと思った。公瑾様に「かわいい」と
呼ばれれば、誰でも悪いきにはなら無いだろうと思っていたし、彼なりに僕の
緊張をほぐそうとしてくれているのだと思っていたのだ。


146 :山ア渉:03/11/23 17:05
          「う〜〜っ」
   ∧_∧    ∧_∧    ∧_∧
  (  ^^ )   (  ^^ )   (  ^^ )
  ( つ⊂ )   .( つ⊂ )   .( つ⊂ )
   ヽ ( ノ    ヽ ( ノ    ヽ ( ノ
  (_)し'    (_)し'    (_)し'


         「山崎 渉(^^)」
   ∧_∧    ∧_∧    ∧_∧
  ∩  ^^ )∩∩  ^^ )∩ ∩  ^^ )∩
   〉    _ノ 〉    _ノ  〉    _ノ
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノ   ノ ノ  ノ
  し´(_)   し´(_)    し´(_)

(^^) これからも僕を応援して下さいね (^^)

147 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/26 14:01
ホシュ

148 :無名武将@お腹せっぷく:03/11/29 02:25
保守します

149 :無名武将@お腹せっぷく:03/12/09 16:32
ほしゅ

150 :無名武将@お腹せっぷく:03/12/13 07:54
hosyhu

151 :クワトロ・バジーナ ◆heOUtIBO8M :03/12/13 13:11
りっくんめここにいたか!

152 :無名武将@お腹せっぷく:03/12/16 00:16
>32-35
もう消えてもいいかなー。
面白かったのに、残念。

153 :無名武将@お腹せっぷく:03/12/18 21:01
うう・・・もうちょと待って・・・

154 :無名武将@お腹せっぷく:03/12/21 10:52
保守ー

このすれ好きなんだ。。。

155 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/08 08:44
保守しとこ

156 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/09 01:47
もう無理だろ。
保守してもしょーがねぇよ。

157 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/12 11:17
だな。

158 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/12 11:35
>>周瑜
ttp://firedragon.homelinux.com/moelabo/img-box/img20040112113257.jpg

159 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/12 22:51
>>158

素直に
>>陸遜
のほうが見る香具師は多い、と思われw

160 :周瑜:04/01/13 03:48
>>158

サンクス。まあ、ありっちゃありだな・・・・
でもやっぱり・・・・

161 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/13 22:28
保守・・

162 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/18 22:14
補修

163 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/18 22:16
明らかにゲームの内容でしょう
ゲー板でスレ立ててください。
皆さんに迷惑がかかることを考えてください

164 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/19 03:59
べつに迷惑っこともないでしょうが

165 :誘導:04/01/21 19:33
真・三國無双2〜猛将伝〜総合スレッド2
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1041934016/

真・三国無双3猛将伝総合 Part1
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1063984854/

三国・戦国無双ネタ総合スレッド Part1
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1074680051/



ここは、歴史を扱う板。歴史人物としての陸遜ならOKだが、ゲームキャラのスレは板違い。
プロ野球板で、「きたへふ」のスレが立っていない、競馬板で「田薔薇」のスレが立っていない
のと同じ理由。
これはhttp://www.2ch.net/guide/map.html#dialogue
における「英雄をネタとして楽しむための板。ゲームそのものの話はゲーム系で。」
との文言に抵触する。

166 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/24 22:50
test

167 :1/4:04/01/24 22:53
周泰さんに付き添われながら休養をとって数日。ようやく僕の体調も回復してきて、なんとか
ベッドから起きられるようになった。休んでいる間に体がなまってしまったためか、いつもより
動きが鈍くなったような気がする。あのアホは結局まだ帰ってきていない・・・・・・
いったいどこまで行ったんだよ・・・・・・まあいなけりゃいないでうるさくなくて僕も好都合だけど。

「周泰さん、そろそろ近辺の戦にでも参加しませんか?路銀のほうもちょっと心配になってきましたからね」
「・・・・大丈夫なのか・・・・」
「僕は平気ですよ!むしろ体を動かしたくて。いつまでも休んでると、剣の腕も落ちてしまうし」
「・・・・そうか・・・・」

周泰さんはいつものように手入れをしていた自分の剣をじっと眺めて、再び鞘に収めた。
僕も愛用の双剣を腰に下げると、手早く荷物をまとめはじめる。
さあ、戦だ!休んでたぶんを取り返さないと。こんな所でグズグズしてたら皇帝になるという僕の夢が
どんどん遠ざかっていっちゃうし、他の奴等に先を越されないとも限らない。
そんな事を考えながら身支度を整えていた矢先に、突然バーン!!とドアを開ける音が響きわたった。


168 :2/4:04/01/24 22:54
驚いて目をやると、そこには見慣れたアホの顔が。
いや、決して僕は見慣れたくなんかなかったんだけども・・・・・

「伯言!起きていても平気なのか!?無理はよくないぞ、無理は」
「もうとっくに治りましたよ・・・・周泰さんのおかげでゆっくり養生できたし」

周泰さんのおかげで、という部分をわざと強調してやった。実際、無骨物っぽいのに意外と細かい所に
気が付くんだよなこの人。アホももう少しこういう所を見習ってくれればいいのに・・・・

「そ、そうなのか・・・・まあ大事をとって一応華佗膏も飲んでおくといいぞ?私の苦労も無駄に
なってしまうし・・・・・・さあ飲め、飲むんだ伯言!」
「だからそれは塗り薬・・・・ムグゥッ!?」
言い返そうとした僕の口に無理やり華佗膏のツボが押し付けられる。慌てて口を閉じたけど、少し
流れこんできてしまった・・・・・・
!!・・・・・うryぐあtぷbygげxvj!!!


169 :3/4:04/01/24 22:54
「どうだ?効いたか?旅の商人にもらったんだが、大概の傷には効くらしいぞ」
「効くわけないでしょーがっ!!なんて事するんですか!!」
「いや塗っても効くなら飲んだらもっと効くかと思って・・・・」
「じゃあ人で試す前にまずあなたが飲んでください!」
「ええ!?・・・・でも、それだと間接キスになっちゃうし」

うぎゃあああぁぁ!!何考えてんだこのホモ野郎は!!キモイ、キモすぎる・・・・・っ!!
どうにかしてこいつを黙らせたいと思った僕は、脇に落ちていた華佗膏のツボを手にとった。
問答無用で押さえつけて鼻をつまむ。苦しくなってぶはっと息を吐きだした所を狙って華佗膏を流し込んだ。
もちろん、口にはつけないようにツボをさかさまにして上からドボドボとぶちまけたので問題ない。
「ぬおおぉhghghghghg!!?」
案の定、涙目になりながら悶絶している。そのうち動かなくなったので顔を覗き込むと、気絶していた。


170 :4/4:04/01/24 22:57
「はー・・・・まったく、このアホに関わるとロクな事がない」
「・・・・そう言うな・・・・よく見てみろ・・・・・」

周泰さんがアホを指差すのでしかたなく見てみると、衣服がずいぶん薄汚れているのに気がついた。
ところどころ擦り切れてボロボロになっている。血の染みもついているようだった。
「・・・・公瑾なりに、お前の事を案じていたんだろう・・・・・」

・・・・まともに睡眠もとらずに走り回っていたんだろうか。すやすやと寝息が聞こえてくる。
アホで、鬱陶しくて、迷惑野郎なのは間違いないんだけど・・・・ちょっときつい事言い過ぎたかなあ。
寝ている周瑜をベッドの上に移動させて、上から布団を被せる。

「・・・・・戦に出かけるのは、明日にしましょうか」
「・・・・そうだな・・・・」

嗚呼、たぶんこれからも苦労するんだろうけど・・・・一人よりはまあ、いいのかもしれない。


171 :山崎 渉:04/01/27 21:32
  ぬるぽ!                          ぬるぽ!
   ∧_∧                           ∧_∧
  (  ^^ ) ★Welcome to YAMAZAKI's world★ (^^   )
  /   ⌒\__                 __/⌒   ⌒つ
 / |   \___)⌒\__         __/⌒(___/   | |
⌒⌒\\    -''' ⌒(___)       (___)⌒ '''-    //.し⌒
⌒⌒⌒\      /\ \__     __/ /\      /⌒⌒⌒
   ⌒ ⌒` ―⌒⌒⌒ヽ___)   (___/⌒⌒⌒―
         これからも僕を応援して下さいね(^^)

172 :無名武将@お腹せっぷく:04/01/31 12:19
面白いなぁ、がんばれー

173 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/03 19:21
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1072191942/l50
姉妹スレ?

174 :1/4:04/02/04 22:41
海からの風が、建業の町にさわやかな潮の香りを運んでくる。
たくさんの人々が行き交い、陽気に微笑みあうこの町が、僕は結構気に入っていた。
だからここを離れるのは少しだけ寂しいような気がしたけど、野望……じゃなかった、
僕の夢を実現させるためには、ここにいつまでも留まっているわけにはいかないだろう。

建国するにしても、まだまだ資金も人材も絶対的に不足している。
資金は戦にでて武勲を稼げばどうにでもなるだろうけど、いい人材ってのはなあ……
ああ、あの時子明をうまく仲間に引き込めればよかったのに……あのアホが。
思い出すとまたちょっと腹立たしさがこみ上げてくる。

「……どうした?」
「え、何ですか?」
「……食が進んでいないようだが……」
「いえ、少し考え事を……」
「何を悩んでるんだ?伯言。腹が減っては戦はできないぞ!ほら、その肉まんでも食べろよ」


175 :2/4:04/02/04 22:41
今は昼。僕達はいつものように町の食堂で昼食をとっていた。
時間のせいもあってか店内は結構混みあっている。
人々の談笑する声や、注文を伝える給仕の大声などでずいぶんと騒がしかったはずなのに、
それらをすっかり忘れるほど思考の海へと潜りこんでいたらしい。

「ちゃんと食べないと大きくなれないぞ、力もつかないし。まあ伯言はマッチョになるより
今くらいのほうが、可愛らしくていいかもしれないけどな」

周瑜はそう言ってハハハ、と嫌味なくらいさわやかに笑った。
無神経な奴だな……鍛錬して筋肉つけても、見た目にあんまりたくましく見えない点は
多少気にしてるのに。まあ今の容姿でもカワイイ系キャラで女性にアピールできるっていう
利点はあるけど、ぐっと盛り上がった男らしい筋肉にもやっぱり憧れるよなあ。
周泰さんの適度に引き締まった二の腕を横目で見つめて、そっとため息を漏らす。

とりあえず目の前に置かれていた肉まんを手にとりかじりついた。以外と美味しい。
少しだけ食欲が出てきたので二口目をかじる。そのままもふもふと肉まんを食べていると、
周瑜が何やら木簡を取り出した。開かれたそれの冒頭には、なかなか流麗な筆致で
『兵の為の戦場情報誌  IKUSA  呉郡版』と書かれている。 

176 :3/4:04/02/04 22:42
「さっき町の広場でもらったんだ。金取られるのかと思ったら、タダだったからさ。そのかわりに
なんか余計な宣伝とかも載ってるけどな」

なるほどよく見れば、『これが太平道の奇跡だ!セミナー入場無料』とか
『突撃!隣の五斗米道〜米は信者を救う〜』とか怪しげな広告が載っている。
こうした広告収入によって成り立っている無料情報誌なのだろう。が……スポンサーくらい選べよ!

ともかく関係ない広告のほうはとばし読みして、肝心の戦情報へと目を通す。
合肥は多数の兵士が警戒中、赤壁は孫権が陣を築いている、徐州は詳細不明……か。

「孫権様……」
木簡に記された孫権、の二文字を見て周泰さんがわずかに目を細めた。
「お知り合いですか?」
「……以前護衛をしていた……」
「ほう、その話は前にも聞いたな。大事な人、だったんだろ?」
「……仕事だったからな……」

177 :4/4:04/02/04 22:42
あきらかに面白そうな顔でアホが周泰さんに絡む。真面目な人をちゃかすのは確かに面白いけど、
もうちょっと相手を選べよ。何気にこの人かなり強いし、本気で怒らすとたぶん怖いぞ……
まあアホがどうなろうと僕の知ったこっちゃないんだけど、周泰さんは木簡のその部分だけ
熱心に見つめているし、やっぱりちょっとは気になっているみたいだ。

「じゃあ、赤壁行ってみますか?今回。たまには昔の知り合いに顔を見せるのもいいと思いますよ」
実際、僕も子明と会ったときは嬉しかったし、周瑜も孫策さんと話してる時はマトモだったしなあ。
普段無愛想な周泰さんが、そんな時に一体どんな顔をするのか、ちょっと好奇心が沸いたわけで。
「面白そうだな!私も周泰がどんな顔をするのか見てみたいぞ。よし、赤壁へ行こう!」
「……構わない」

そんなこんなであっさりと、赤壁行きが決定してしまったのだった。……それはいいとして。
嗚呼、また周瑜と考えてる事がかぶってしまった……何故、何故だ!?ここまでくると正直気色悪い……



178 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/06 16:58
投下。

ttp://fukuoka.cool.ne.jp/not---found/index.html



179 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/06 18:44
(・∀・)イイ!

180 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/06 18:46
糞スレあげんな
放置できない濡れはアフ

181 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/06 19:39
>>180
無双スレにしてはいい方だと思うが。

182 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/06 19:54
なにここ?腐女子のたまり場?

183 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/07 00:26
最近1,2作ほど書き込んだ者です。
偶然このスレを見つけ、打ち捨ててしまうにはもったいないと思い
拙文ながら書き込ませていただきました。

無双スレの乱立が白い目で見られている事も、いわゆる801が毛嫌い
されている事も充分わかっています。801ネタは書きません。
sage進行でひっそりやりますんで、どうか見逃してやってください。

>>178さん、保管庫設置お疲れ様です。

184 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/07 11:04


185 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/10 22:55
178さん183さんオツです。これからも頑張って。

186 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/13 00:46
今までのあらすじ


天下統一を目指して旅立った陸遜は出発地・呉郡の近辺で戦に参加しながら
周瑜・周泰を次々と仲間にした。周瑜が大喬を拉致して曹操に引き渡したりといろいろ
あったが、しばらく建業に滞在する事に。そこでハンサム団と名乗る怪しい奴等に勧誘されたり
長柄武器ばかりの槍槍団と喧嘩になったり、飲み屋で爆発騒動に巻き込まれたりと、刺激的な日々を送る。

新たな仲間を勧誘しようと呂蒙・孫策に声をかけるも果たせず。そんな矢先、陸遜が風邪で熱を出して
倒れてしまう。周瑜は華佗膏探しに、周泰は付き添って看病する事に。回復した陸遜が戦に出ようと支度を
している所に周瑜が帰還。くたびれている周瑜の為に出立を日延べする。翌日、昼食を取りながら
戦情報誌を眺めているとそこに孫権の二文字を発見。やけに気になるらしい周泰の様子を見て、陸遜は
孫権が陣を築いている、赤壁へと向かうことにした……


187 :1/3:04/02/13 00:47
赤壁一帯を、戦の前のぴりぴりした緊張感が包んでいた。
普段は釣りをしたり、商材を運んだりする船が行き来していたりもするのだが、
この殺伐とした気配を感じるのか、今日船を出している民間人はさすがにいないようだ。
それでも、長江はいつもと変わらずゆったりと流れ、日差しを反射してきらきらと輝いている。
その美しさに僕が見とれていると、後ろから騒がしい声が聞こえてきた。

「おい周泰、見てみろこの崖!すっごい厳つくて、存在感あってカッコイイよなあ」
「ああ、絶景だな……」
「よーしパパ記念カキコしてっちゃうぞー。えーと、アレはどこだったかな……」

お前な、赤壁の崖ごときで普段やらない記念カキコとかしてんじゃねーよ。ボケが。
そう思いつつ僕が声のした方を振り返ると、アホの周瑜が荷物の中から何やら怪しげな
ツボを取り出していた。中には赤い塗料がびっしり。手には太めの筆を握りしめている。


188 :2/3:04/02/13 00:48
「何て書こうかな……周公瑾参上!とかどうよ?こう、でっかく崖いっぱい使う勢いでさ」
「……夜露死苦……は、どうだ」

おいおい、アホはともかく周泰さん、あんたまでそんな事言っててどうする……
この人もしかして、若い頃は結構DQNだったのか……? あんまり自分の事話さないしなあ。
とりあえずアホを止めとかないと、本当に自分の名前を書いて行きかねない。
アホが一人で恥をさらす分には勝手だけど、一応旅の連れである僕まで白い目で見られるのは嫌だ。

「ダメですよ!こういう景色は自然のままに残しておくのがいいんです。それに、景観を損ねたとかで
周辺住民に賠償請求されたらどうするんですか。僕は知りませんよ」
「うーん……じゃあ当り障りのない事を書いていこう!ここの地名とか。私としては不本意だが、
つまらんことで金を要求されるのはイヤだからな。人生には妥協も必要だ」


189 :3/3:04/02/13 00:48
じゃあ最初から書かなきゃいいだろと小一時間……いや、もう何も言うまい。
そして周瑜は結局<赤壁>の二文字を書き記した。動機はめちゃくちゃアホらしいが、
書き記された字そのものはなかなか達筆だと思う。僕より上手いかもしれないという辺りがちょっと悔しい。

「よし、完璧だ!これで後の世まで私の名文が残るな!」
満足げに鼻息荒くふんぞり返っている周瑜を横目で冷ややかに見つめていると、
不意に鋭い声が投げかけられた。
「お前達、そこで何をしている?」

嗚呼、なんかまた嵐の予感が……


190 :山崎 渉:04/02/13 03:52

             /⌒\
            /     |
          /.    ^ ^ )    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          /       /   <  これからも僕を応援して下さいね(^^)
         /   ,    /     \______________
        / l  ;'   / :|
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   Lぷ    Lぷ

191 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/18 18:32
良スレの予感キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
陸遜がむばって

192 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/19 01:55
職人さん乙。
続き頑張ってくだされ。

193 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/19 02:11
801ネタなしの職人さんに期待age。

194 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/19 15:43
まだ続いてるの?凄くない、期待保守

195 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/19 19:20
職人さんガンガレ!
ageますね

196 :1/3:04/02/21 22:49
やけに甲高い誰何の声を辿って振り向くと、白馬に跨った男がこちらに近づいてきていた。
一目で高級なものとわかる衣をまとい、皇帝のようにやたら偉そうな冠をかぶっている。
僕も皇帝になったあかつきには、あんな冠かぶって文武百官のひれ伏す様を見下ろそうっと。
あ、でも青い目になるのは無理か…………青い目!?

改めて馬上の男を見ると、確かに青みがかった目をしていた。もっと北方や西方の地ならともかく、
江東でこうした身体的特徴を持っている人間は珍しいなあ。異民族とかでもないみたいだし。
その男は僕の姿をみとめると、次に周瑜へ視線を移し、最後に周泰さんを見て……そこで視線を止めた。

「周泰……周泰なのか?」
「……お久しぶりです、孫権様」
「どうしてここに……?」
「……あなたが、陣を築いていると聞きましたので……」


197 :2/3:04/02/21 22:50
孫権さんの顔が、ぱあっと明るく輝いたかのように見えた。素早く馬から降りると、周泰さんの傍へ歩み寄る。
その様子を見れば、周泰さんが彼に気に入られていたらしい事は一目瞭然だった。
金持ちのお坊ちゃんってのは結構そういう所あるよなあ……優等生タイプは特に、みんなに守られて
育った事がちょっとコンプレックスになってて、その分剣一本のみで生きてきた強い男に憧れてみたりしてさ。
これで上に体育会系の威勢のいい兄貴とかがいたらもう完璧。

「それで、わざわざ私の為に来てくれたのか。嬉しいぞ、周泰」
「仲間が、同意してくれたので……紹介します」

ようやく僕らの事を紹介してくれたので、周瑜と二人でにこやかに挨拶しておいた。ポーズまで
ビシッと決めた周瑜の挨拶にはやや引き気味だったが、アレについて説明するのも面倒なので黙っていよう。
どうせそのうちつき合う内に、嫌でもわかってくるだろうさ……イ ヤ で も ね。
孫権さんはそんな僕の内心も知らず、いたって邪気のなさそうな微笑みを浮かべた。


198 :3/3:04/02/21 22:51
「いずれも智勇兼ね備えた一角の将とお見受けする。わが軍に客将として加わってはもらえぬだろうか?」
「仲間の知り合いが困っているとあらば、この周公瑾、見捨ててはおけん!喜んで協力しよう」

……嘘つけ。あんた今絶対、コイツは金払いが良さそうだ!と判断しただろ……いや僕もそう思うけど。
まあそろそろ建国に向けて貯金もしたいし、彼が金持ちだって事は周泰さんからリサーチ済みだし、
周泰さんの仲間って事で、報酬にもちょっと色がつくんじゃないかと考えるのは、軍師なら普通ですよね?

「ありがたい!では早速、今回の作戦について説明しよう。私の陣に来てくれ」
孫権さんは再び馬に跨ると、僕らの先にたってゆっくりと歩を進めた。


嗚呼、ひさびさに血沸き肉踊る戦の予感がするぞ!


199 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/22 09:31
職人さんありがd
そして乙

続き頑張って

200 :1/3:04/02/26 00:39
意識せずとも、全身の感覚が研ぎ澄まされていくのがわかる。
ここしばらく寝込んでいたりといろいろあったけど、体は戦の気配を忘れていなかったらしい。
「たあーっ!」

完璧に腰の引けている敵兵が、震えながらも必死に槍を突き出してこちらに向かってくる。
ためらわず横なぎに切り捨てると、剣を振るって付着した血を軽く払った。
僕もまた、乱世に生きる将。戦こそが、望む天下を手中に収める唯一の手段である事を知っている。
背中を見せれば負けて斬られる、それが暗黙の了解。

ふと辺りを見まわせば、周泰さんがまるで事務作業でもこなすかのように淡々と敵兵を滅多切りにしていた。
周瑜は周瑜で、むやみやたらに派手な剣技を駆使して死体の山を築いている。
僕の視線に気がついたのか、振り向くとえらくさわやかな微笑みを返してよこした。


201 :2/3:04/02/26 00:39
「頑張ってるな、伯言。しばらく暴れられなかったせいか、いつもより生き生きしてるぞ」
「僕がですか?」
「ああ。最初に会った頃はちょっと危なっかしい感じもしたけど、今や戦場生活がしっかり板についてるな」
「…………」

だとしたらそれは、僕がより乱世向きの人間へと変わっていったという事に他ならないだろう。
血と臓物を撒き散らせながら横たわる死体は、力なき者の象徴としての意味しか持たない。
どんなに痛くて辛くても、現実ってのはそういうものなのだという事を、旅をしながら段々と学び始めていた。

以前周泰さんにぼうや呼ばわりされた事があったけど、今ならなんとなくその理由がわかる。
何だかんだいって、あの時の僕は乱世というものを甘く見ていたんだろう。
お祭り騒ぎに便乗してちゃっかり皇帝になれちゃうほど、天下の道は容易くないな、やっぱり。


202 :3/3:04/02/26 00:40
そんな事を考えていると、突然背後で悲鳴が響き渡った。見ればそこには袈裟懸けに斬られ、血しぶきを
上げる敵兵が。そしてその向こうに、返り血をたっぷり浴びた周泰さんの姿があった。

「……戦場で考え込むな。危険だ……」
「そうですね。周泰さん、ありがとうございます」

刻々と移り変わる戦況を見据え、策を練るのが軍師の仕事とはいえ、ぼさっとしてたら危ないのは確かだ。
改めて気を引き締めると、そばに寄って来た敵兵の集団を切り刻む。
敵もあからさまに怖そうな周泰さんや、別の意味で怖そうな周瑜を避けて、見た目に華奢な僕を狙って
きているみたいだ。外見だけで舐めてかかったこと、絶対後悔させてやる!


嗚呼、でもちょっとだけ美しさは罪〜とか思ってみたり。


203 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/26 01:11
>>202
乙。萌えが足りん。

204 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/26 08:18
戦場で萌えを求めるような香具師は甘寧に斬って捨てられちゃいますよ。

205 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/26 22:21
いつもと違って真剣な話でヨカタヨー



206 :無名武将@お腹せっぷく:04/02/28 16:59
普通に面白くて凄く良い!!
変な萌えとかいらないから
この調子で頑張ってください

207 :1/4:04/03/03 23:04
輝く満月が、中天の高みより青白い光を投げかけていた。
血で染まった大地を慰撫し、戦場の露と消えた多くの魂を、人知れず天へ導くかのように。
耳をすませば、戦勝を寿ぐ楽の音がかすかに聞こえてくる。
そして僕は、今日もまた勝利者の側に立つ事ができた……そんな事を思いながら、月光の下を散策する。

僕達の働きで、戦は難なく勝利に終った。
孫権さんの城へ招待されて祝いの宴に参加していたんだけど、さすがに少し飲みすぎたようだ。
多大な戦果を上げたという事で報酬は予想に違わずたっぷりともらったし、周瑜なんかは
それですっかり有頂天になって、樽酒を一気飲みするようなはしゃぎっぷりだ。さっきもずいぶん絡まれて、
鬱陶しかったので酔ったふりして一発殴り倒してから宴を抜け出してきたんだった。

城の庭は広く、様々な草花がきちんと調和のとれるように計算されて植えられているのがわかった。
趣のある大樹や庭石なども配置されていて、さりげなく孫権さんの趣味の良さをうかがわせる。
夜の中に唯一咲き誇っていた月下美人を眺めていると、人の話し声が聞こえた。

208 :2/4:04/03/03 23:05

少し興味を引かれて声のした方に近づくと、梅の木の下、杯を片手に語らう孫権さんと周泰さんがいた。
別に隠れる必要もないんだろうけど、なんとなく手近な木の影に身を寄せる。
久しぶりにあったんだから二人だけで話したい事もあるだろうし、ここはちょっと気をきかせよう。
といいつつこの場を立ち去るという選択はあえて選ばないんだけど。

「今日の戦、本当に良くやってくれた。改めて礼を言う」
「礼には及びません……当然の事をしたまでです」
「謙虚だな、お前は。そしてまた、強くなった……私の護衛をしていた時よりも」
「……まだまだ未熟です。俺自身、未だ望む答えを得ていない……」

いつになく饒舌になってるなあ、周泰さん。少なからずお酒が入ってるようだし、そのせいかなやっぱり。
時折酒で唇を濡らしながら、自分の気持ちを探りつつ語っている、そんな風に見えた。

「自分に厳しいのも相変わらずだ。お前が去った後、私もいろいろ考えたのだぞ。強い男になって
立派に乱世を渡りきってみせると、その為にはどうするのが一番いいのかと」


209 :3/4:04/03/03 23:07
「あなたには、人を治める力がある……俺にあるのはこの剣だけ……だから、あなたが無理をして
俺みたいになる……その必要は、ありません」

そう言うと、周泰さんは杯の酒をぐっとあおった。空になった杯に、瓶から新たな酒を注ぐ。
それまで背を向けて月を眺めていた孫権さんが、くるりと向き直って語りかけた。少し顔が赤い。
やはりこちらもほどよく酔いがまわっているようだった。そういえば彼は、いろんな人から杯を受けていたなあ。

「うん。私もそうする事を選んだ、だからここに国を興した……でも剣の鍛錬は欠かさないぞ。
いつまでも守られてばかりいる男では、あまりにも情けないからな」

顔を見合わせて二人は笑った。彼らの間にある絆のようなものが、一瞬垣間見えたような気がした。
騙しあい騙されあい、権謀術数が飛び交う乱世でこのような関係を築ける仲間というのは、
とても貴重なものなのであるという事を改めて思った。……ホントにいい人だなあ、周泰さん。

「私はこの国を捨てて行けぬ。なあ周泰、ここに残るわけには……いかないのか」


210 :4/4:04/03/03 23:08
うわ、それは困る!そんな事になったら大幅に戦力ダウンするのはもちろん、あのアホの周瑜と二人で
旅しなくちゃならないぞ……!それはイヤだ。まっぴら御免だ。またアホと二人っきりの生活なんて……
僕はドキドキしながら周泰さんが口を開くのを待った。頼む、この話は断ってくれよ……!!

「……何かがあった時には、必ずはせ参じます。今は……あの二人と、どこまで行けるか試してみたい。
ですから……お許しください、孫権様……」
「……駄目だ、許さんぞ。私の傍にいるのだ!……などという我が侭をよく言ったものだな、以前は。
いつかまた、並んで歩けるのなら……それでいい。私も次会う時はきっと、お前を驚かす程の男になるぞ」

自信たっぷりに笑う孫権さんの顔に、迷いはなかった。この人ならやれるだろう、そう思わせる何かを
僕はその青い目の中にはっきりと見た。周泰さんも同じような事を思ったのだろう、安心した様子で呟いた。
「……驚く時を、楽しみに待っています……」

何はともあれ、とりあえずまた僕らは三人で旅に出る事になったようだ。こんな話を聞いた後では、
さすがに僕も国を捨てて一緒に行こうなんて言えないもんなあ。周泰さんに譲れないものがあるように、
孫権さんにとっても、この国は譲れないものなんだろう。心配いらない、彼もまた充分に乱世の男なのだから。


嗚呼、今日は仲間の存在がやけに嬉しい。


211 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/03 23:34
おもしろかったぞ。褒めてつかわす。

212 :山崎 渉:04/03/07 04:21
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| http://bbs.2ch2.net/yamazaki/index2.html
|
| http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/4581/yama.html
| http://www.kcc.zaq.ne.jp/sho/swf/vs.html
| http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/yama.htm
| http://f2.aaacafe.ne.jp/~eagle/flash/yama_2.htm
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| http://kanazawa.cool.ne.jp/kolorz/game/yamazaki.html
| http://comet76.at.infoseek.co.jp/game/yamazaki.htm
| 
| http://makimo.to/2ch/aa_aastory/1043/1043728032.html
| http://makimo.to/2ch/aa_kao/1045/1045472400.html
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213 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/07 14:42
良スレ発見

214 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/11 04:17
続きマダ〜?

215 :1/3:04/03/11 22:13
暖かな陽光が、新たな地へと旅立つ僕達を照らす。
ひんやりした早朝の残滓が、風にまぎれて通り過ぎていくのを心地よく感じながら、僕は傍らの二人を見た。
周泰さんはいつもと変わらない様子で、黙々と街道を進んでいく。数刻前の城門前でのやりとりなぞ微塵も
窺わせる事なく、ひたすらに前だけを見つめて歩くその様はやっぱり頼もしいなあと思った。

それに比べて、周瑜の情けなさといったら……昨日一応忠告しといたのに人の話も聞かず、潰れるまで
しこたま酒を飲んだせいで案の定二日酔いになって、今日はかなりげっそりしている。
いつもと違ってうるさくないのは助かるけど、静かな周瑜もそれはそれでやっぱり気持ち悪い。

「とりあえず、これからどこに向かいます?」
「……そうだな……」
「私はどこでもいい……この吐き気から逃れられる所なら」
「そんな所あるわけないでしょう。自己管理がなってないあなたが悪いんですよ、それは」


216 :2/3:04/03/11 22:13
普段なら何かしら反論があるだろうけど、どうやらそうした気力もないようだ。眉根を寄せて黙り込んでいる。
徒歩だからまだ何とかなってるけど、馬にでも揺られてたなら確実に吐き戻してそうな顔をしていた。
そんな周瑜の様子を見かねたのか、周泰さんが気遣うようにボソっと一言漏らす。

「北へ行けば……涼しいから多少、楽になるかもしれん……」
「じゃあ北へ行こう、そうしよう、な?伯言。頼むよ」
「まあ行くのは構いませんけど、北っていっても色々都市はあるわけですし」
「……任せる」
「意義なし」

そんな事言われてもなあ……大体北は涼しいって、そんな単純な理由でいいのか?確かに僕らが今まで
活動してたのは南方ばかりだし、呉郡出身の僕も居心地良かったけどさ。うーん、でもまあ、これから先
皇帝になる事を目指すんなら、広い中華の地をもっと知っておいたほうがいいかもしれないな。
どこに向かうかが問題だけど、ここから北上して一番近いのは……汝南か。


217 :3/3:04/03/11 22:14
「では、汝南に向かいましょう。すぐ着くでしょうし、ゆっくり休める宿もありますよ、きっと」
「……承知……」
「心配してくれてるのか、伯言。私は嬉しいぞ!うん、少し元気になってきたかな」

何を勘違いしてるんだか知らないけど、周瑜は一人で勝手に喜んでいる。足手まといがいると戦力が
落ちるからとっとと回復しろってだけの話であって、断じて心配なんかはしていない。アホの心配をするくらい
なら、今日の晩御飯の事でも考えてたほうがよっぽど実になると思う。どうせ大概の事じゃ死なないだろうし。

そんな事を考えながら何気なく街道に目をやると、向こうからやってくる4人の旅人らしき姿が見えた。
街道で他の旅人とすれ違うことくらい、別に珍しい事ではない。4人はそれぞれ手に長柄の武器を持っている。
……!?
あれは、まさか……
どうしようもなく嫌な予感がした僕は、二人に手近な場所に隠れるよう指示した……けど、遅かった。
「ぬぬっ、そこにいるお前達はあの時の!」


嗚呼、気づかれちゃったよ。面倒な事になりそうだ……


218 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/11 22:19
乙。
残滓って良くないものの意味に使う事の方が多くないか?

219 :書いた香具師:04/03/12 00:32
広辞苑で確認した所、のこりかすとかそういう意味でのってました。
普段は一応事前に用語の意味を調べたりするんですが、
これは本気で気付かずに使ってました……鬱だ……_| ̄|○
ツッコミありがとう、これからはもうちょい精進します。

220 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/12 00:36
>>219
よむ方は陸遜のティンカスとかに脳内変換しうわなにをするやめろやめry

221 :にっこり君:04/03/17 12:51

  __      _________
/   \   /
|  ^^   | < にっこり(^^)。
\__/   \_________

にっこり君とは?解説しよう。見た目どおり山崎の仮装である。
在来の山崎渉」は漢字表記なので、子供にはなじみにくい。
そこでネーミングがソフトなにっこり君から山崎を伝播していこうとする山崎プロパガンダ政策の一環なのである (山)

222 :1/4:04/03/17 22:29
諦めて僕は隠れるのをやめ、立ちふさがった四人を見た。
長々としたヒゲを触っている赤ら顔の男、キンキラキンの派手な鎧に身を包んだ男、けったいな帽子とマントを
身につけた男、やけに爽やかさが強調されている男……関羽・馬超・張遼・趙雲。
以前建業の町で出会った、槍槍団の面々である。

狭い武器屋の店内に、集団で長柄の武器を持ち込んでて激しくうざかった上に、僕と同じ事を思っていたらしい
周瑜が喧嘩を吹っかけて、ちょっとした小競り合いになったんだっけ。
冷静に考えれば、この面子に喧嘩を吹っかけるという行為が、いかにめんどくさい結果を生むかという事くらい
わかったはずなんだけど。でもまあ突っかかったのは周瑜であって僕じゃないし。

「おぬし達、いつぞや武器屋で我々を虚仮にしてくれた三人であろう」
油断なくこちらの動きを窺いながら、張遼がそう言った。あー、これは相当根に持ってるなあ。

223 :2/4:04/03/17 22:30
「そんな、僕には何の事だか……人違いじゃないんですか?」
「誤魔化しても無駄だ。私は、君達の顔をしっかりと覚えているぞ」

可愛くとぼけてお茶を濁そうとしてみたが、趙雲には通用しなかったようだ。
そんな所だけ妙に記憶力のいい奴っているよな……なんて言ってる場合じゃないか。
周瑜も二日酔いで弱ってるし、無駄な戦闘は避けたいところなんだけど、この状況はまずいな。
「貴様等、前に俺達の悪口を言っていただろう!正義の名において成敗してくれる!」

今にも突っ込んできそうな勢いで、殺気立った馬超が槍を構える。周泰さんが刀を少しだけ鞘から押し出した
のだろう、微かな金属音が後ろから聞こえた。……やる気か!?自然と僕も警戒態勢になる。
そんな緊迫した空気を払ったのは、槍槍団のまとめ役とおぼしき関羽の一声だった。

「落ち着け、馬超。……そこな三人、いずれも歴戦の勇将と見た。ここは正々堂々と一騎打ちで闘うのが、
将たる者への礼儀ではないか?」


224 :3/4:04/03/17 22:30
結局やる気満々なのかよ!戦好きの猛者ってのはこれだから……こっちも結構人の事言えないか?
関羽の発言に興味を引かれたのか、馬超が目を輝かせて高らかに叫んだ。……決めポーズ付きで。

「それは面白いな!よし、その提案に乗るぞ。さあ、俺の相手をしてくれるのは誰だ?」
「まあ待て。見れば向こうは三人、こちらは四人だ。人数が合わないから、一人あぶれる事になるぞ」

息巻く馬超を張遼が押しとどめた。暴走する奴がいれば冷静に止める奴がいる、なかなかのチームワークだ。
これは侮ってかかると痛い目にあうかもしれないな。

「……俺が二人倒せば済む。問題ない……」
「ほう、大きく出たな。後で後悔することのないように、発言には気をつけられよ」

うわ、周泰さん思いっきり挑発してどうすんだよ!比較的温厚そうな趙雲まで、顔が引きつってるぞ!
確かに周泰さんの実力ならいけるかもしれないけどさ、こっちは周瑜っていう不安材料抱えてる……って、
そういえば周瑜はどこに?


225 :4/4:04/03/17 22:31
キョロキョロ辺りを見まわすと、うずくまって岩陰に隠れている周瑜を発見した。うわ、かっこ悪い……

「何やってんですか、そんな所で」
「……私も参加しなくちゃ駄目か?正直めんどくさいし、吐き気はするしで嫌なんだが」
「あの人達に喧嘩売ったのはあなたじゃないですか。ちゃんと責任とってもらわないと困りますよ」
「臆したのか?腰抜けめ。まあ女みたいな顔してる奴等には、逃げ回るのがお似合いかもしれんがな!」

馬超が嘲笑うかのように声を投げかけてきた。……女みたいな顔してる奴等、だと?
……ってことは僕もその中に含まれてるのか!?


ブチッ


「言ってくれるな……やるぞ、伯言!あんな筋肉バカ共、3秒でぶちのめしてやる!!」
「……了解!めっためたに叩きのめして、僕らの力を証明してやりましょう!!」


嗚呼、思考がかぶっちゃうのも、こういう時には好都合だ。槍槍団め、絶対許さん!!


226 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 22:34
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

乙です!乙です!おもろいです!
次!次!

227 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/18 00:10
乙カレー
しかし職人さん今のところ1人だけなのか?
書くの大変なんだろうな…

228 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/19 20:42
何かよくわかりませんが鳥インフルの詰め合わせを置いておきますね
     , - 、, - 、
   , - 、i'・e・ ヽ,,・ァ, - 、
  4 ・   ゝ - 、i'e・ ヽ、・ァ
  ゝ   i e・  ヽ、 ,,.-''´|
 |`"''-,,_i   ,,.-''´    |
 |    "'''i"    ,,.-'"
 `"''-,,_.  |  ,,.-''"
     "'''--'''"


229 :1/3:04/03/23 00:22
双方、対戦相手を決めるための話し合いに入る。
槍槍団の先鋒は、どうやら馬超のようだ。血の気の多い性格を考えると、妥当なチョイスではあると思う。
さて、こっちはどうするか……

「私が行こう。あんな侮辱を受けては、黙っているわけにはいかないからな!」
「僕だってそうですよ。ここは譲るわけにはいきません」
「……俺がやる。今のお前達にまかせるには、奴は危険だ……」

周泰さんの一言に思わずカチンときた僕は、思わず掴みかかってしまっていた。
こうした態度をとるのは珍しいからだろう、周瑜が驚いた顔をして僕と周泰さんを見つめている。

「僕たちじゃ、実力不足だっていいたいんですか?」
「……怒りで冷静さを欠いている時は、隙ができやすい」


230 :2/3:04/03/23 00:23
思わずハッとして、掴んでいた手を離した。言われてみれば確かにそうだ。馬超もまた音に聞こえた
豪の者、決して侮る事はできないし、そういう相手と隙だらけでやりあうのは自殺行為に等しい。
軍師ともあろう者が、こんな事で冷静さを失っていてはいけない。
ちょっと言葉が足りないけれど、周泰さんはそういう事を言いたかったのだろう。

「どうも頭に血が上ってたみたいです。すいませんでした、周泰さん」
「気にするな……」
「おい、私はまだ納得がいかないぞ」
「いいから、ここは周泰さんにまかせましょう」

なおも不満げな周瑜を引っ張って、安全な場所へと移動する。
槍槍団の他のメンバーも、同様に移動して観戦モードに入ったようだ。適当な岩に腰掛けている。
皆、自然と口を閉ざし、試合がはじまるのを待った。


231 :3/3:04/03/23 00:23
「俺の名は馬孟起。貴様の名は?」
「……周幼平だ」
「末っ子か!」
「……言うな」

ギィン!

激しい金属音が鳴り響く。それが、戦闘開始の合図だった。
まさか、末っ子って言われた事にキレたんじゃないだろうな、周泰さん……なわけないか、彼に限って。

振り下ろされる馬超の槍を、周泰さんが愛用の刀で受け止める。
はじき返して、お得意の素早い斬撃を繰り出すが敵もさるもの、難なく槍で防ぎきった。

「やるようだな!」
「お前もな……」



嗚呼、見てるこっちまで何だかワクワクしてきたぞっ……!


232 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 00:26
乙カレードゾー
つ●

233 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/25 08:34
おもろい!
これ一人で書いてるの?

234 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/25 18:39
スレ終了かと諦めてンヶ月、
久しぶりに来てみたら
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
 
乙です!おもろいです!


235 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/26 20:11
応援保守

236 :山崎 渉子:04/03/28 14:58


       〃'´⌒`ヽ
        〆〈ノリ ))ヾ〉.これからも
        ノ从 ^^ ノリ.  私を応援してくださいね(^^)
       ((/ゝ.∞_i^ヽ  
         〈 (,,`,´,,) 〉   山崎渉子
         |~ 〉  〈 ~|
       //\/ヽ.\
       〈,,ノ      ヽ,,〉
      /          \
    / /  l.  |  |   \.
   /  /  l  |.  |    \
    ゝ  /   |   !  |    ,ノ
     ヽ /   |   |   |   ,ノ
      ゝ   |    |   |  ,ノ
      `、_  |    |   |__ァ
          ̄`----'`ー '

237 :1/4:04/03/28 23:28
どのくらいの時間がたったのだろう。
ほんの数分のような気もするし、何時間もたっているような気もする。

ただ一ついえることは、僕と周瑜、それに槍槍団の他のメンバーまでもが皆一様に、
周泰さんと馬超の繰り出す武技の数々に見惚れていたという事だ。
互いの隙を窺いながら打ち出される斬撃の数々は、猛々しさの中にもきらりと光る鋭さを持って、
見守る僕達を大いに魅了し、楽しませていた。

戦の経験は数あれど、これほどの好勝負にはそうそうお目にかかれない。
馬超は西涼の名家の出、やはりちゃんとした槍術の訓練を受けているようだ。血の気の多い本人の性格とは
裏腹に、型がきちんと整っている。流れるような槍さばきは、日々の修行の賜物だろう。

一方周泰さんの剣術は、少々荒削りな感じがする。戦いを繰り返しながら、我流で創り上げた型のようだ。
正式な剣術に比べれば華やかさにはやや欠けるが、そのぶん隙の少ない実践的なものに仕上がっている。


238 :2/4:04/03/28 23:29
「すごいな……」
いつもはよくしゃべる周瑜も、これだけの技の冴えを見せられては、そう呟くのが精一杯だったらしい。
視線は常に闘う二人を追いかけている。返事を求めているというよりは、無意識の内に発せられた感嘆か。

二人の顔はすでに汗だくで、かなりの運動量になっている事は明らかだった。息も切れていたし、そろそろ
体力も限界だろうとは予測できたが、それでも辛そうなそぶりはなく、むしろ笑みさえ浮かべている。
やがて、ぴたりと動きが止まった。各々愛用の武器を構え直し、身を低くかがめて相手を睨みすえる。

「次の一撃で、決まるぞ」
周瑜が隣でごくり、と唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえた。僕も身じろぎひとつできずに、次の一手を待つ。
戦場に冷たい風が吹き抜けた、刹那……ふたつの影が、疾った。


からん、からからから。


239 :3/4:04/03/28 23:29
乾いた音を立てて地面に転がったのは、まぎれもなく馬超の槍。
一瞬何が起こったのかわからなかったが、周泰さんの剣が馬超の槍を弾き飛ばしたのだと、すぐに理解した。
目をつぶっていたわけではないのに攻撃のヒットする瞬間が見切れなかった、そのくらい素早い一撃だった。

「……ふん、俺の負けか。だが、気分がいい」
「ああ……いい勝負だったな」

地に膝をついた馬超に周泰さんが手を差し伸べる。槍を拾って立ち上がった馬超は、その手を強く握り返した。
二人ともとってもさっぱりした表情で、良い好敵手に会えた事を心から喜んでいるようだった。

「次に会う時は負けはせん。首を洗って待っていろよ!」
「いいだろう……ただしお前も、遺言くらい書いておけ」

そこで二人は、顔を見合わせて大声で笑った。周泰さんが大口開けて笑ってるなんて、珍しいなあ……


240 :4/4:04/03/28 23:30
ひとしきり笑いあった後、それぞれ仲間の元へと戻る。
やはり今の勝負で相当疲れていたのだろう、周泰さんは僕らの側にどっかりと座り込んでしまった。

「周泰さん、お疲れ様です。素晴らしい試合でしたね」
「油断すれば、俺がやられていた」
「いやーいいものを見せてもらった。改めて見直したぞ!よし、次は私が出よう」
「……大丈夫なんですか?二日酔い」
「あれだけの戦いを見せられて黙ってられる奴は漢じゃない!やるったらやるからな」

周瑜は自信まんまんにそう言い切ると、先程まで馬超と周泰さんが戦っていた場所へと歩を進めた。
古錠刀を振り回しながら舞でも舞うかのようにくるりと一回転すると、声高に叫ぶ。

「次はこの、美周郎こと周公瑾が相手になろう。さあ、誰でもいいぞ。かかって来い!」
「……では、私が行きましょう」


嗚呼、次なる戦いがはじまる……やれるのか、周瑜?


241 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/28 23:31
今回もまた、拙文ながら貼らせていただきました。
皆様からいただくレスは、毎回とても励みになっております。
1000まで行けるかどうかはわかりませんが、今後ともよろしくお願い致します。


242 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 00:48
おもしろかったぜコンチクショーー!!
オレがオナニーしてる間に貼るなんて…

243 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 08:33
>遺言くらい書いておけ
遺書、な。

でもスルーできるくらいいい話だったよ。

244 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 10:31
いや、遺言でもOKだろ。
遺書だとまた意味が違わないか?

245 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 10:34
遺書は書くもの。遺言は残すもの。

246 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 12:07
遺言状だったら書くでもいいのかな?
遺書って自殺するときに書き残すものだと思ってたらそうじゃないんだ。
勉強になったよ。

247 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 17:30
楽しいふいんき(←なぜか変換できない)がいいね。
続きも期待。

248 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 17:53
>>247
雰囲気:ふんいき 
だぞ。辞書引いてみろ。

249 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 17:56
ふふふ

250 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 18:52
>>248
2ちゃん初心者ですか?
前からあるネタやん。
とりあえずここいってこい

http://that2.2ch.net/test/read.cgi/gline/1073068087/l50

251 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 19:19
>>250
メール欄・・・

252 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 19:52
>>250
初心者ですか?

253 :247:04/03/29 20:06
職場から帰ってみたら…
248からの流れハゲワロタ


最初からまとめて読んだけどログ保存倉庫もちゃんとあるんやね。
ハンサム団のとこで吹いた。

槍槍団とかネーミングセンスいいね。

254 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 20:22
250タンはどこ行ったんだろ。
犯したい…(*´Д`)ハァハァ

255 :無名武将@お腹せっぷく:04/03/29 23:58
1さんが書いていてくれたからこそ、槍槍団ネタも周泰の末っ子ネタも使えたわけで、
そういう意味では1さんにとても感謝しています。あのセンスは私には真似できない……
今回も凡ミスやらかしちゃったし。また広辞苑で調べたんですが、この場合だと
「遺言」の部分は「遺書」か「遺言状」にするべきでしたね。勉強になりました。

256 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/03 15:55

三国無双やったことないが読んでて面白いので
続き楽しみにしているよん


257 :1/4:04/04/03 22:34
周瑜の前に踊り出たのは、趙雲だった。
まっすぐに周瑜を見据えると、その場で一礼してから槍を構える。

「趙子龍の槍さばき、とくと目に焼きつけよ!」
「望むところだ。勝負!」

二人ともスピードはまずまず、武力は若干趙雲が上回るだろう。しかし普段アホとはいえ周瑜も一応軍師、
真っ向から勝負に挑むような愚は冒さないと思う。足りない力は、知略で補えばいいだけの話だ。

それに周瑜の剣技は格好つけたがりのあいつらしく、見た目には剣舞のように美しい。
一通り正統な剣術も習っているのだろうが、独自のアレンジを施してあるせいかトリッキーな動きも多い。
その辺りをうまく使えば、趙雲を翻弄する事も可能だろう。


258 :2/4:04/04/03 22:34
僕がそんな予想を立てている間にも、眼前では激しく火花が散らされていた。
趙雲の槍が細く鋭く、蟻の目でも貫けそうな勢いで突進してくるかと思いきや、周瑜もまたひらりふわりと
軽やかにかわしてすかさず踊りかかった。わざと膝を崩したように見せかけて、すくい上げるような下からの
一撃を見舞うが、素早く反応した趙雲が槍の柄でそれを受け止める。

周瑜のやつ、意外とフェイント上手いな……普通の兵士ならあれはかわせないだろう。よっぽど動物的な勘が
鋭くないかぎりは無理だ。そういう技術は戦を数多く経験することによって磨かれていくもの、趙雲もまた
ずいぶんと修羅場を潜り抜けてきているという事か。うーん、やっぱり侮れない。

「ずいぶん息が上がっているようだな……しかし、手加減はしない!」
「そっちこそ、観念して私の刃を受けるがいい!……っ!?」

微妙に周瑜の顔が歪んだ。様子がおかしい……まさか……
なんとなくその先の展開が見えた僕は、慌てて戦う二人から目をそらした。


259 :3/4:04/04/03 22:35
「うげgyろguzyぉげえっ!!」
「ぎゃーーーーーーーっ!!」

ああ、やっぱり……べじょべじょとなんだか生々しい吐しゃ物の音が聞こえてくる。見なくてすんだとはいえ、
耳も塞いでおくべきだった……体調悪いのに気張って無理するからだ。対戦相手の趙雲に、心から同情した。
周瑜に関わる人間は、ロクな目に遭わないっていういい見本だな……あ、僕もか。ちょっと落ち込み。

「そ、そんな攻撃があるか!卑怯だぞ!」
「うるっさい!私だって、好きでこんな……uoぉえぇぇっ」

だめだこりゃ。そろそろ潮時だな、まったく世話のやける……。
僕は吐き戻し続ける周瑜に駆け寄ると、その背中をさすりながら、趙雲に提案した。


260 :4/4:04/04/03 22:36
「見ての通り、彼はもうまともに戦える状況ではありません。勝ちはお譲りしますから、ここはひとつ
その槍を収めていただけないでしょうか?」
「私としても、半病人をいたぶるのは気が引ける。そうしよう」
「待て伯言、まだやれるぞ……っぅえ」
「ムリですって。さ、戻りますよ」

周瑜に肩を貸して、もといた場所へ戻る。試合も胃の腑も消化不良だ、といわんばかりの顔をしていた周瑜
だが、抵抗はあきらめたようだ。促されるまま、風通しの良い岩場に腰掛けた。

「周泰さん、この人お願いします」
「……任せろ」

さて、次は僕の番か。
再び戦場に戻ると、対戦相手が出てくるのを待つ。周瑜の吐しゃ物からは、ちょっと離れた場所に移動した。


嗚呼、関羽か張遼か……次はどっちだ?


261 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/03 22:40
お疲れ様です。

>>259
読み物として苦言をいうなら、これはタイピングミスのようで頂けないかと。
「うげgyろguzyぉげえっ!!」

262 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/03 22:51


>>261
オレはいいと思うが。
gtyふじこl と同じノリだろ

263 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/03 23:38
カレーパンマン攻撃かよ!
すごい展開だな!!
ワラタ。

264 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/04 09:39
>>261
いけるいける。最近じゃよくある話だあqwせdrftgyふじこlp;@

265 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/04 11:54
>うげgyろguzyぉげえっ!!
俺もこういうノリ好き。
そう堅苦しく考えないのがいいのでは。

266 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/04 12:12
全部ひらがなでちゃんと書くとかえって変だよな

267 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/04 14:11
乙カレー
今回もおもろいでつ


268 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/09 23:10
良スレハケーン!
え、っていうか普通に面白いんだけど…!
これからもがんがって下さい!

269 :1/4:04/04/10 23:34
槍槍団の一行はしばらく何やら話し込んでいたようだが、ややあって鉤鎌刀を手にした張遼が
ゆっくりとこちらに歩み寄ってきた。

「張文遠がお相手いたす」
「いいでしょう……僕は陸伯言。この双剣、かわせますか」

腰に下げていた双剣を抜き放つと、先手必勝とばかりに張遼に跳びかかった。
まずは挨拶がわりの一撃だ。この一撃を相手がどう捌くかによって、その後の戦い方も変わってくる。


ガキンッ!


僕の一撃を、張遼は臆すことなく真正面から受け止めた。その瞳に映る闘志が、反撃の気配を伝えてくる。
素早くジャンプして後ろに下がると、さっきまで僕がいた空間を鉤鎌刀が唸りを上げて通り過ぎた。


270 :2/4:04/04/10 23:35
槍槍団なんて馬鹿にしていたけど、張遼の武器は鉤鎌刀だ。刃先の形状から見ても、槍のような突き攻撃
よりはむしろなぎ払いを主とした攻撃が多くなるだろう。風を斬るあの音を聞いただけでも、その威力のほどが
窺い知れる。直撃をくらえば、相当痛い目に遭うだろうな……どうするべきか。

顔のすぐ横を、再び鉤鎌刀が薙いでいく。なんとかやり過ごしたが、ちょっと危なかった。
戦闘中にあれこれ考えるのは危険だと、周泰さんも忠告してくれたっけ。
再び気を引き締めて張遼の一挙手一投足に注意を払う。さすがに隙はないか……ならば!

「むっ!?」

張遼が低く唸った。
身の軽さをいかして、軽いフットワークで相手を翻弄する。これがやっぱり一番有効だろう。
同じタイプの相手ならやりにくいが、幸いにして張遼はそこまで動きが速くない。
時に舞うように、跳ねるように緩急をつけながら、張遼の周りを素早く移動して双剣を振りかぶった。


271 :3/4:04/04/10 23:35
「そこだっ!」
「……小賢しい!!」

な……確実にとらえたはずなのに!
あろうことか、僕の剣は二本ともしっかり鉤鎌刀の柄で受け止められてしまっていた。
動揺していたせいか、ガードが一瞬遅れた所に、張遼の決して軽くはない斬撃が襲いかかってくる。

「でやあああ!」
「うあっ!」

吹き飛ばされて地面に叩きつけられそうになりつつも、どうにか受け身を取って立ち上がった。
脇腹に血が滲んでくる。致命傷には至らないが、結構なダメージを受けたようだ。
あまり勝負を長引かせると間違いなくこっちが不利だな……

とりあえず僕は守勢に転じながら、この状況を打開すべく必死に頭を働かせていた。
張遼がこっちに突っ込んでくる。こうなったら、あれをやるしかない!


272 :4/4:04/04/10 23:38
「……本気でいきます!」
「なにっ!?」

体中の血が熱く滾る。炎のようにほとばしる闘気が、僕の全身を包み込んだ。
そのまま勢いをつけて向かっていく。双剣がきらきらと踊り、驚く張遼の全身を切り刻んだ。

「ぐうっ!」

張遼が地面に膝をつく。しかしまだまだやる気のようだ……よりいっそう激しい闘志がその目に宿っている。
これで状況は五分、といったところか。
いつのまにか手に汗をかいている。僕は改めて双剣を握り直すと、張遼めがけて一気に駈けた。


嗚呼、負けたくない、負けられない!

273 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/11 05:47
キタキタキタキタ!!!血が滾って来たぜ!!

274 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/11 22:33
保守

275 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 00:57
うはっ 次への引きがうますぎ!!
陸遜が呉の天敵張遼に勝てるのかッ?!

続きが無茶気になる。



276 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 01:07
ほみごとです! とか言ってる子供が
ヤマダ嵐に勝てるハズない!!

277 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 01:20
うまいな、続きが楽しみだ。がんがってくれ〜

278 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 01:41
山田がんがれ〜
陸遜にまけるな

279 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 02:43
んじゃ陸遜応援しとくか。←ひねくれもの
適当にガンバレ

280 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 08:39
無敗の軍師vs遼来来

281 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 13:04

                                               ,..,
     @                                     ,/;:;:ヽ,
     i \                                   (;;;:陸:;:;:)
     l i \                                  ,ノ(,
     ( ゚Д゚) |                                ヾY;+;Y`) /| +
     /|張 i 、|                                (・∀・リゝ//
@====0=====8=====@─────/*              * ,;―ー'm)`゙=`゙(つ"`
     <遼/_/     |||\___/                `~~~`(..;;:/i;;;;)
     U" U                                  (_)__)

槍槍団の一行はしばらく何やら話し込んでいたようだが、ややあって鉤鎌刀を手にした張遼が
ゆっくりとこちらに歩み寄ってきた。

「張文遠がお相手いたす」
「いいでしょう……僕は陸伯言。この双剣、かわせますか」


282 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 17:44
陸遜=双剣=両刀使い

283 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/12 22:21
蜀命・呉は氏ね!な漏れだがこのスレ好きだ

284 :1/3:04/04/18 22:47
「せいっ!」

張遼の側を走りぬけ、すれ違いざまに双剣を閃かせる。
多少かすったようだが、たいしたダメージは与えられていないだろう。さすがに、いい勘をしている。
背後から鉤鎌刀の唸る音が聞こえたので、とっさに前転してかわした。

振り向くと、また張遼めがけて双剣を振るう……そんな事が何度か続いた。
細かいかすり傷くらいならつけられるものの、気合の入った一撃はなかなか命中しない。
だんだん僕の心にも焦りが沸いてきた。

先にダメージをくらってしまったせいか、息が切れてきている。
いつもはさほど重さを感じない愛用の双剣が、今はひどく重たく感じられた。
もうあまり、持たない。


285 :2/3:04/04/18 22:47
やむを得ない……これが、最後の一撃だ!

「これで、どうだっ!」

渾身の力を込めて、張遼の頭上に剣を振り下ろす。……が、天運は味方してくれなかった。
汗で手が滑ったのだ。すっぽ抜けて飛んでいくのだけは免れたが、せっかくの一撃は右にずれて、
張遼の肩口を切り裂くだけに留まった。それなりの打撃は与えただろうが、勝利を掴むには至らない。

もう剣の重さを支えるだけの体力もない。剣は引力に従って、地面へ転がろうとする。
張遼の鉤鎌刀が僕の首めがけて振り下ろされる様子が、やけにゆっくり、けれどはっきりと見えた。
僕はここで死ぬのだろうか。そうかもしれない。結局、皇帝になれなかったなあ……

覚悟を決めて目を閉じた。が、いつまでたっても痛みはこない。
もうすでに死んで魂になってしまったのかと思って目を開けると、僕の首元数センチの所に鉤鎌刀の刃先が
あった。あれだけ勢いをつけた一撃でも、寸止めできる技量があるのか……素直に驚いた。


286 :3/3:04/04/18 22:48
「もう勝敗は決している。あたら若い命を、無碍に摘み取る事はあるまい」

一言そういうと、張遼はくるりと踵を返して仲間の元へ戻っていった。
僕は何だか気が抜けて、へなへなとその場に座り込んでしまった。
うわあ、カッコイイ……渋い、渋いよ張遼。周泰さんとどっちが渋いか比べたくなるくらいには。

「……大丈夫か」
「え!?あ、はい。僕は平気です」

いつの間にかそばに来ていた周泰さんに声をかけられて、はっと我に返る。
とりあえずもう少し休まないと、戦うだけの体力は戻りそうにないので、周瑜の待っている場所へと移動した。
双剣はまだ腕がガクガクしていたので、周泰さんに運んでもらった。うう、情けない。


嗚呼、カワイイ系でやってくのもいいけど、カッコイイ武将にもやっぱり憧れるなあ。

287 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/18 23:12
キタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
グッジョブ!!あとは周泰か…vs関羽だっけ?

288 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/18 23:20
関羽は自慢の髯が汚れて力が出なくて負け。

289 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/19 01:38
待ってました!!
陸遜負けたか…まあ相手が相手だしな。

つか張遼カコイイ!!


290 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/19 21:35
武神vs守護神

てか槍槍団のメンツつえーのばっかだな…

291 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/20 18:43
            _   ___    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            /日=「' '日\_\ <通ります
           {' | \\ ┃|   |  \_____
          __\∧∧|_/__/,-、__
    0ニニニ'∠=〔 (゚ー゚*) (( ))_二〉 ̄,ー'
         \|乙/∪∪ /__/__二二,
            <_,<、二ニ_/ ̄ ̄
              l/   l/^ー'


292 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/24 00:15
なにげに週間連載なのか?

293 :1/3:04/04/25 05:00
「おい伯言、ケガとかはないか?ハラハラしながら見てたんだが」
「平気ですって。ただちょっと、体力はつけなくちゃダメかな……ハハ、情けないですね」

心配そうにこっちを見る周瑜に、とりあえず余裕の笑みを返しておいた。
……本当はけっこうしんどいんだけど。でもただでさえ華奢に見える体型なのに、これで弱音なんか吐いたり
したら、『ああ、やっぱりこいつ戦向きじゃない』なんて思われそうだ。それだけはイヤだ。
何だかんだいって世慣れしてるこの二人と、肩を並べて歩こうと思うのならば、なおさらだ。

「ちょっと待て、その脇腹の所!ケガしてるじゃないか」
「え?ああ……」

最初に張遼から一撃もらった時の傷を、周瑜は目ざとく見つけたらしい。多少まだ出血しているものの、
見た目ほど辛くはない。しかし周瑜は大げさなリアクションで懐から華佗膏を取り出した。


294 :2/3:04/04/25 05:01
「ようし、私にまかせろ!ほーら怖くないよー、おにいさんが塗り塗りしてあげるからね〜」
「キモイから近寄らないで下さい。……だいたい、それを言うならおじさんでしょうが」
「違う、それは違うぞ伯言。私は断じておじさんではない、おにいさんだ!」

一瞬でもちょっといい奴かも、と思ってしまった自分を恥じた。やっぱり、こいつアホだ……!
最近シリアスな展開が多かったせいかまともになったもんだと錯覚してたけど、本質は変わってない。
僕は周瑜の手から華佗膏を奪い取ると、自分で傷口に塗りたくった。うう、ちょっとしみる。
顔をしかめつつ、ふと先ほどまで立っていた戦場に目をやると、周泰さんと関羽が戦っていた。

「うわ!ちょ、ちょっと見てくださいよ!」
「うん?あ、いつの間に!」

周瑜もまったく気づいていなかったらしい。僕も周瑜もこんな風だし、確かに今戦える人材といえば
周泰さんをおいて他にはいないのだけれど……せめて何か一言……いや、逆に気を使ってくれたのか?


295 :3/3:04/04/25 05:02
「おい、あれは……」
「ええ。……周泰さんは本当に頼もしい限りですね」

相変わらず、いい動きをしている周泰さんをずっと目で追いかける。素早く、ちょっとクセのある彼独特の
動きはなかなかどうして興味深い。参考書のような通り一遍の武術と違って、他者があれを習得するのは
不可能に近いだろう。一方関羽の動きは、周泰さんのそれと比べるとはるかに遅い。が、しかし重い。

鉤鎌刀より重量があり、本来扱い難いはずの偃月刀を軽々と振り回すその姿は豪快で、
武神と呼ぶにふさわしいだけの威を備えている。一撃くらっただけでも、骨まで砕けそうな勢いだ。

「この戦い、どうなるかな」
「わかりません。ただ、神のみぞ知る……といった所ですか」


嗚呼、無事で僕らの元に戻ってくれ……周泰さん。

296 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/25 05:10
>>292さん
早くて4,5日遅くても10日にいっぺんくらいのペースで書くようにしてます。
平均で7日くらいかと。どこまでこのペースを保てるかはわかりませんが。


ネズミ騒ぎで寝ずの番……正直しんどい徹夜明け。
乱文・乱筆失礼いたしました。

297 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/25 08:10
周瑜いいキャラしてるね。

>職人
毎回楽しませて貰ってる。
自分のペースでガンガってくれ

298 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/26 13:00
ココの陸ソンは好感がもてる。

299 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/27 18:02
ふー。やっと読み終えた!
多少他の職人さんもいるけれど、これだけの長編を一人で書き綴るとは、改めてすごいっすね。
このトリオもキャラが出てていいですね。多すぎず少なすぎず・・・。
それにしても、文の構成や次回への引継ぎなどとてもうまいんですが、なにか下書きでもあるんでしょうか?

続き楽しみにしてます!がんがってください!!

300 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/27 18:17
300ゲト?
陸遜がチョトホモぽくなってないか?
>嗚呼、無事で僕らの元に戻ってくれ……周泰さん。
↑とか。

301 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/27 18:49
>>300
別に普通だろ。
考えすぎ。ホモっぽい思考してるのはお前さんの方では。

302 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/27 20:29
槍槍団応援age

303 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/27 23:54
末っ子ガンガレ!
お髭さんもガンガレ!

304 :無名武将@お腹せっぷく:04/04/29 20:37
>>299
私は1さんではありませんよ?今ネタ書いてるのはとりあえず私だけですが。
三分の二くらいは1さんが書いたものではないでしょうか。陸遜一行も槍槍団も
1さんの考えたネタですし、私はその設定をお借りして続きを書いている
だけに過ぎません。


なので、書き込みたいネタのある方は遠慮なく続きを書いちゃってください。
このスレでは随時職人さんを募集しています。

305 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/05 00:04
がんがってください職人さん(´・ω・`)


306 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/06 18:45
晒しage

307 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/06 23:05
ああ・・
続きが気になる・・・職人さんガンガレ!!

周泰って無双にいましたっけ?

308 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/06 23:38
>>307
3の新キャラ。とにかく寡黙。

309 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/07 18:44
>>308
ども!!
ああそうか!3やらなかったもんで
ありがとうございます!!

310 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 02:48
最近職人殿がこない・・・
きてくだされー
期待age

311 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 02:54
修羅日記

             糸冬 了

312 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 09:12
修羅日記

再開age

313 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 13:12
>>311
夜中の3時になにやってるんだかw
寝ろよ

314 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 14:40
修羅日記

             糸冬 了


315 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/08 14:44
修羅日記

再開

316 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/09 00:00
俺の修羅日記

再開


317 :1/3:04/05/09 00:14
もうすでに正午くらいにはなっているのだろう、日が随分と高く昇っていた。
僕と周瑜と、そしてやけに清々しい顔をしている周泰さんとの三人で、真向かいに立つ槍槍団の面々を
じっと見つめている。最初にあった時の剣呑な雰囲気も今はなく、見つめ返してくる彼らの瞳もとても穏やかで、
皆どこか楽しく満足げな表情をしていた。その気持ちは僕達だって変わらないけど。

柄が長くてうざい武器持ってるなあとか、いきなり勝負とか言ってきて喧嘩っ早い奴らだとか、いい印象
持てなかった事が何だか遠い昔の出来事のようで懐かしささえ覚えてくるくらいだ。
戦う事でしか自分を語れぬ不器用な漢たちであるのだと、今はわかる。そして僕もまたそうした者達と
根本的には同類であるのだ、という事も今回はっきりと自覚した。

「なかなか面白い戦いだったぞ!お前達とはもう少し語り合いたいな」
「先ほど街道の側に宿を見つけた。よければそこで一緒に昼食でも取らないか?」


318 :2/3:04/05/09 00:15
馬超と張遼からの提案を快く受けた僕達は、連れ立ってくだんの宿へと歩を進めた。
ほどなく質素な萱葺きの屋根が見えてくる。典型的な安宿といった風情だが、町からも少し遠い場所ゆえ
致し方ないだろう。あまり豪華な作りにして、夜盗の類に襲撃されても困るしね。

「町に着いたら、まず周泰さんの剣をなんとかしないといけませんね」
「そうだな。周泰が戦えないと、悔しいけど戦力がた落ちだもんなー実際」

歩きながら僕は隣の周瑜とそんな会話をしていた。何でいつも必ず隣にいるのかちょっと気にならないでも
なかったが、とりあえず今は置いておく。今一番の問題は、周泰さんの剣の事だ。
最後の戦い、結局負けたのは周泰さんの方だった。馬超戦からの連戦による酷使の為か、すでにボロボロ
だった周泰さんの剣は関羽の重い攻撃に耐えられず、ぽっきり折れてしまったのだ。

319 :3/3:04/05/09 00:17
剣自体の質も決して悪くはないし、周泰さんの腕ももちろん悪くはないのだが、いかんせん相手が悪すぎた。
普通の雑魚ならこれほどまでに剣を痛めずとも済むだろう。しかし相手は馬超と関羽、いずれも一騎当千の
名将だ。その鋭く激しい猛攻によって剣が耐久力の限界を超えた……ということなのだろう。
しかしそんな心配をする僕らをよそに、周泰さんは折れた剣の事など、さして気に止めていないようだった。

「周泰さんあんまりショック受けてないですよね、愛用の剣が折れてしまったのに」
「……名剣より得難き友を得た。だから今は、それでいい……」

思わず聞いてみた僕に、そんな返事をくれた。表情からも、今日の彼がとても上機嫌なのが窺いしれた。
ぱっと見ただけでは無口無表情なんだけど、寡黙なぶん実は意外と顔に感情が出るんだよなこの人。
しばらく一緒に旅を続けてきたからこそ、そういう細かい部分も解るようになったんだけれど。

そうこうするうちに、僕ら7名の一行は目的の宿へと辿り着いた。


嗚呼、細かい事は置いといて、今は新しい友と杯を交わそう。


320 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/09 00:43
ぉぉぉぉおおおおお!!
新作久々にキタ――――(゜∀゜)――――!!

まってたぜー!まる二週間ぶりだ!
なにより続きが来て安心したよ。ガンガレ!

321 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/09 01:10
な、何だ!偃月刀を後ろに回したぞッ!
どっちの刃で攻撃してくる!?
それとも足かッ!?

意外ッ! それはヒゲ!!

322 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/09 08:03
周泰イイ奴だ

この陸遜パーティにあと一人メンツが増えるとしたら
誰なんだろうか…


323 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/10 00:52
アンチ周瑜用に小喬だと想像


324 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/10 21:48
ココまでに出てきたパーティー

【? ? ?】
陸遜 周瑜 周泰

【? ? ?】
董卓 小喬 貂蝉 甄姫

【? ? ?】
曹操 孫堅 劉備 (呂布)

【ハンサム団】
司馬懿 張コウ 諸葛亮 姜維

【槍槍団】
張遼 関羽 趙雲 馬超

325 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/11 10:31
一つ疑問なんだがなんで槍槍に張飛がいないんだ?

326 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/11 13:57
>>325
張飛のは矛だ。
偃月刀は柄のところに
槍っぽい尖ったのが付いてる。

って強引な解釈。

327 :無名武将@お腹せっぷく :04/05/12 11:18
すっごい面白い!!
続き楽しみにしてます。

328 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/12 12:55
>>326
そうか!意外な盲点だった!
サンクス!!

329 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/12 13:52
>>321
ダンスマカブヒゲーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!

330 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/12 19:54
陸抗

331 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/14 21:09
はくげん?はくごん?

332 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/14 23:12
「はくごと」です。

333 :282:04/05/14 23:30
>>49
丞相って言うのは官職の内の一つで、
今で言う内閣総理大臣とか大統領みたいなものっす。

ちなみに陸遜も丞相にまで出世しておりまする(っつうか陸遜の出世の歩みはマジ凄い)。

初歩的な事書いてしまってスマソ。
では、逝ってきます・・・・・。


334 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/14 23:58
>>333
もう誰も求めてないよ・・・
後余り昔のレスに発言するな
うざい


335 :1/3:04/05/15 00:56
真昼間から酒なぞ飲んで、大いにはっちゃけた僕達は笑いながら様々な事を語り合った。
ここ最近の世の中の情勢や、互いの目指す道のことなど。
どうでもいいような与太話から、役に立ちそうな各地の情報まで知りうる限りのネタを交換できた事は、
今後の僕らにとってもきっとプラスになるに違いない。

心配していた周泰さんの剣のことにしても、彼らがいい話を教えてくれた。
つい先日まで滞在していた汝南で、刀鍛冶の噂を聞いたというのだ。

「ここしばらくの間、汝南に腕利きの刀鍛冶が滞在しているらしい」
「まだいるかはわからんが、探し出して剣の修理を頼んでみるのもいいんじゃないか?」


336 :2/3:04/05/15 00:58
「それはいいな!よし、すぐにでも頼みにいこうじゃないか!」
「待ってくださいよ。鍛冶屋なんて仕事、普通はあまり流しでやるもんじゃないでしょう?」
「おい伯言、彼らの話はウソだというのか!?友を疑うなんて、見損なったぞ!」
「そうじゃなくて……」

深くため息をつきながら、椅子をけっていきり立つ周瑜をなだめる。どうしてこいつは、人の話を最後まで
聞かないんだ……僕だって、せっかくできた友達を疑うような真似はしないぞ。
だいたい、剣の持ち主である周泰さんよりエキサイトしててどうするんだよ?まったく、暑苦しい奴だ。

「いかに腕利きの鍛冶師といえど、自分の仕事場以外ではやりにくくなるんじゃないか、って事ですよ」
「何だ。つまり借り物の場所じゃ、本来の実力を発揮できないって言いたいのか?」
「そうです。それに、先の戦いで僕らも随分疲れてますし、今日はムリせずここに逗留しましょう」


337 :3/3:04/05/15 00:59
周瑜は腕組みをして唸りながら、何事かを考えているようだった。僕が保守的すぎるのかもしれないが、
こいつは軍師のわりに無鉄砲すぎると思う。周瑜は二日酔い、僕は張遼戦で体力ガタガタ、周泰さんに
至っては猛将二人を相手にガチでやり合ったんだぞ。現状を考えれば、休息は必要不可欠だ。

「うーん、仕方が無いな……そうだ周泰、お前はそれでいいのか?」
「構わない……」
「じゃあ明日、汝南に行って刀鍛冶探そう。まず会って見ないことには、なんとも言えないからな」
「そうですね」

無事に結論が出た所で、槍槍団の4人が席を立った。何やら急ぎの用があるとかで、彼らはここに泊まらず
先を目指す事にしたらしい。外まで出て別れの挨拶を交わし、南へ歩を進める4人の背中を見送った。


嗚呼、またどこかで会えるといいなあ……


338 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/15 08:56
乙ー!次は刀鍛冶探しのミッションですか。楽しみですなぁ。
職人さんがんばってください。

339 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/15 09:11
乙です。だいぶエンパ入ってきましたね。

340 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/15 11:09
ハンサム団とチーム陸遜はいいライバルになりそうだね
人員構成も似てるし

341 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/17 10:00
保守

342 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/17 12:52
>>325
一つ疑問なんだが偃月刀は槍なのか?

343 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/17 17:48
>>342
「武器と防具 中国編(新紀元社)」によると
分類的には刀剣類の「大刀」に当たるね、偃月刀は。
日本でいうところの「なぎなた」だと思われ。

でも、話がオモロイから何でもかまわんです。

344 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/21 21:33
槍槍団って勝手に陸遜がネーミングしただけだったような

345 :1/3:04/05/22 00:19
「どーしてあなたはそうそそっかしいんですか!」
「しょーがないだろう!?足元が暗かったんだから!!」

そんな言い合いをしながら、僕と周瑜はひたすら夜の山道を走っていた。
あいにく今夜は新月で、人里離れた山中は明かりもなく、深い闇が支配する空間となっていた。
にしたって松明くらい持ってるんだから、もうちょっとしっかりしてほしいもんである。

「いかに周泰さんが凄腕とはいえ、いつもの刀が使えないとなると心配です。早く合流しないと」
「……むしろ私達のほうが心配されてるんじゃないか?」
「わかってるんなら、とっとと元の街道を探してください!」

苛立ちまぎれに周瑜を怒鳴りつける。


346 :2/3:04/05/22 00:21
汝南で首尾よく刀鍛冶を見つけた僕らは、早速周泰さんの剣の修理を申し込んだ。
刀鍛冶いわく、自分の工房がある許昌でなら、最適の環境で修理ができるとのこと。ただし、許昌へ続く
街道には最近山賊が出るらしく、帰るにあたって護衛の者を探していたらしい。

もちろん僕達は、一も二もなくその仕事を引き受けた。民間人には充分な脅威である山賊も、
乱世を渡り研鑚を積む僕達のような将にとってはたいした事のない相手だ。
急ぎ納品しなきゃならない品があるらしく、その夜のうちに僕達は慌ただしく汝南を発った。

そして薄暗い山道で足を滑らせた周瑜が、たまたま近くにいた僕を巻き込んで崖下に落っこちた。
それほど傾斜がきつくなかった上に、枯葉が厚く積もっていたのも幸いして怪我はほとんどなかったものの、
周泰さん達とは完璧にはぐれてしまった……ので、街道を探して合流すべく走っている。

それが現状である。


347 :3/3:04/05/22 00:22
まったく、何だっていつも僕ばっかりが周瑜の被害に遭わなくちゃいけないんだよ……
常に予期せぬ災いをもたらす、災厄の神みたいな男だ。たちがわるいったらありゃしない。

「まあ周泰なら大丈夫だろ。伯言、君の変な形した剣でもあいつならどうにか使いこなすだろうさ」
「変な形って……何気にものすごく失礼な事言ってません?」

周泰さんがいかに強いとはいえ、丸腰ではさすがに危ないだろうと思って、僕の双剣を片方貸してある。
ちょっと形が違うとはいえ剣であることには変わりないのだから、周泰さんなら扱えるという周瑜の予想は
たぶん正しいだろう。……が、変な剣と言われたのがしゃくなので褒めたりはしないからな、絶対に。

その時、進行方向から何やら争いの気配が伝わってきた。
無言で頷きあうと、腰に下げた剣へと手を伸ばす。



嗚呼、こういう時は妙に呼吸が合うんだよな……

348 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/22 00:37
キター
相変わらず予測のつかない展開ですな
続きが毎回気になる…

349 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/22 18:04
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
新作まってますた!
周瑜…相変わらず。w

350 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/22 23:25
周瑜…ヤるなら今だッ!!

351 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/25 21:21
久しぶりにキタ――――(゜∀゜)――――!!
職人さん乙です!

352 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/26 00:14
>>350
何をぉ?

353 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/26 15:23
>>352
うほっ

354 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/29 14:13
活気あげ

355 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/29 14:37
晒しage

356 :1/4:04/05/30 21:01
誰かの争いあう音がする前方の茂みに、僕と周瑜がためらいなく飛び込むと、そこには……

山賊と思しき無数の死体。そして、怖気づいて逃げ出そうとする山賊達を掴んでは投げ飛ばし、
手にした大きな刀で豪快にぶった切る一人の男がいた。頭に羽飾りをつけたその男が動き回る度、
深夜の山中に不釣合いな鈴の音が響き渡る。

逃げまどう山賊の一人が、僕らに気づいたのかこっちへ向かってきた。
「った、助けてくれえ!俺達皆、あいつに殺されちまうよお!!」

ざしゅ。

周瑜の古錠刀が舞い、山賊は一瞬にして胴を両断されていた。
「なんで私が山賊なんか助けなきゃいけないんだよ。どうせ散々悪い事してたんだろうに」
「まあ、自業自得ってやつですね」

357 :2/4:04/05/30 21:03
あんたも過去に女売り飛ばしたりしてたじゃないか……というツッコミを入れたい所だが、
山賊なんぞ助けるに値しないのは確かなので、当り障りのない事を言っておこう。

そうこうしている間に、謎の男の手によって山賊はほとんど全滅したようであった。
倒す相手がいなくなって、ようやくこっちの存在に気づいた男が鈴の音を響かせながら近づいてくる。

「あんたたちは……山賊、ってわけじゃあなさそうだな。こんな所でなにやってんだ?」
「そういう君こそ何だってこんな夜中に山賊と戯れているんだ」
「あ?だってケンカ売られたらムカつくじゃねえか。とりあえずシメとかないとな!」

なんというか……そうとうに血の気の多そうな男である事は充分に伝わってきた。
近くでよくよく見れば、格好もなんだかチンピラっぽいというか、ヤンキーっぽいというか……


358 :3/4:04/05/30 21:04
河のほう向かってたはずなんだけどよー、気がついたらこんな所に来ちまって」
「……つまり、迷子?」
「うっ……しかしなあ、マジで広いぞこの森!やってらんねえよ」

男はなにやらブツブツいいながらその辺の石ころをけっとばしている。
その時、不意に周瑜が耳元に口を寄せてこそこそと話し掛けてきた。

「おい伯言、アレどうする?」
「どうするって言われても……適当にあしらって、はいさようならでいいんじゃないですか?」
「だよな。関わっても面倒そうだし、何よりあの手のヤツは典型的なトラブルメーカーだぞ」

他ならぬアンタがそれを言うのか……僕は思わず眩暈がしそうになったが、どうにか我慢した。
こんなとこでぶっ倒れてる場合じゃないし。


359 :4/4:04/05/30 21:06
「なあなあ、あんたらどこ行くつもりなんだ?」
目の前で内緒話をする僕達をたいして不審がりもせず、のんきに男が話しかけてきた。

「仲間とはぐれてしまったので、まずは探し出して合流しようかと」
「じゃあさ、オレも連れてってくんねえ?仲間見つけて街道に戻るまででいいからさ」

うわー……なんかそんな事言われるような気はしてたんだよな。アホの周瑜に加えて、こんなキレやすそうな
脳みそ筋肉野郎まで連れて歩かなくっちゃならないなんて、御免こうむりたい所だ。

「な、いいだろ?あんたらなら頭良さそうだし、街道くらいすぐ見つけられるだろ?」
「まーそれほどでもないけどな!ちょっと孫子が暗唱できちゃったりするだけで。そこの正直な君、
この周公瑾にどーんとついてきたまえ!必ず街道まで連れて行ってあげようじゃないか」
「マジで?やったぜー!」


嗚呼、軍師が筋肉バカにのせられてどうするよ……

360 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/30 21:31
甘寧キタ――――!!
乙。今回結構ワロタよ。

361 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/30 22:27
ここの周瑜ほんとイイ性格してるねw
甘寧との掛け合いが楽しみだ



362 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/31 09:01
修羅モードやってて周瑜が出てくると、ここの周瑜の姿とかぶって
吹き出してしまわずにはいられなくなってしまったw

363 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/31 22:55
おもしれぇぇえっぇぇ
遂に4人目か?!!

364 :無名武将@お腹せっぷく:04/05/31 23:15
キャラとしては
主人公:陸遜 二枚目:周泰 三枚目:周瑜
で間に合ってるからこれ以上増えなくても・・・と思う。
多すぎず、かつ少なすぎずってとこがいいんじゃね?

365 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/01 00:15
徐晃さんのスレは魏でオモロイ
ココは呉でオモロイっす

366 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/01 18:57
>>364
まぁそれは職人まかせで・・・
折れ的には増えてほすぃ・・・

367 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/01 23:08
甘寧は新メンバーになるのか…?!
また続きが気になるな〜


368 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/01 23:27
|-`).。oO( いままで3人で良い感じに進んできたから、あえて4人目は
       色んな人が絡めるよう展開ごとの「ゲスト枠」扱いがいいなぁ・・・)




369 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/02 12:45
>>368
成る程、イイねそれ。
脇役より良くて主役よりは目立たない、そんな所が良いかな

370 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/04 23:19
陸遜は呂蒙と激しいセックスをした。

371 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/04 23:21
陸遜は呂蒙に中出しされてしまった!

372 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/05 00:28
精液でドロドロになった陸遜の菊門を、甘寧が狙っていた!!

373 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/05 01:02
>>370-372
帰れ

374 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/06 15:21
保守

375 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/07 03:07
保守


376 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/07 22:21
age

377 :1/3:04/06/09 01:30
僕は周瑜の服を引っ張って小声で異議を唱えたが、まったく相手にされなかった。

「ちょっと、本気ですか!?アレを連れていこうと?」
「まあそうカリカリするなよ。困っている人を見捨てるのは、仁の道に反するぞ?」

と、どこかの大耳君主のような事を言って、得意げに孫子を暗唱しだす。
あう……こいつどうにかならないのか……!

もはや語る言葉もなくげんなりと黙り込む僕を尻目に、さらに調子に乗り出した周瑜は刀を振り回し
剣舞なんぞを舞いはじめた。鈴の男がいいぞー、やれー!とか無責任に煽るもんだから
もうすっかり自分に酔っちゃってるようで、周囲に花でも飛ばしそうな勢いでうっとりと舞っている。


378 :2/3:04/06/09 01:32
僕は無言ですたすたと適当な方角に歩き始めた。気づいた周瑜が、踊りを止めて声をかけてくる。

「おい伯言、どこへ行くんだ?」
「深夜山中でうっとり舞い踊るような変質者の仲間だとは思われたくないので、失礼します」
「待て、伯言!夜道の一人歩きは危険だ。狼さんに襲われちゃうぞ?」

狼、山賊、どんと来い。あんたといるよりゃ、数倍マシだ……
そんな事を思いながら、慌てて後ろをついてくる周瑜と鈴の男(そういや名前も聞いてなかった)を
意図的に無視しつつずかずか進んでいると、突然何かにぶつかった。

「うわっ!」

よろけて尻餅をつく僕の目の前に、見覚えのあるたくましい腕が差し出される。


379 :3/3:04/06/09 01:33
「……大丈夫か……」
「周泰さん!」

傍らを見れば、刀鍛冶の人もちゃんといる。僕らとはぐれた後も、護衛の任務をきちんと務めてくれていた
ようだ。返り血を浴びているらしく、周泰さんの服にはべったりと濃い染みがついていた。
周泰さんの手を借りて立ち上がった僕の背中に、遅れてやってきた周瑜の声が届く。

「どうした伯言、何かいるのか……って、おお!周泰。どこ行ってたんだよ、探したぞ」

探されてたのは明らかに僕らのほうだと思うんだけど、周瑜はそんな事気にも留めていないようだ。
僕が貸した剣を指差し、その剣使い難いだろ〜とか一人で盛り上がっている所に、鈴の男が追いついてきた。
僕の目の前にいる周泰さんを見て、ぴたりと動きを止める。

「あれ?アンタひょっとして……」
「……甘興覇か」


嗚呼、まだ何か一波乱あるのか……?


380 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/09 11:02
キター
軽いノリの甘寧に乗せられまくりのあふぉな周瑜が面白い。

今まで呉が嫌いで無双でも使った事無かった周瑜をここ見て
楽しく使えるようになったよw

381 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/09 18:37
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
待ってたよ!
もしかして甘寧と周泰には賊時代の因縁あり?

382 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/09 22:39
もっとうpしてくれぇぇえぇっぇぇぇぇ

383 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/10 00:54
このパーティーのバランスがいいっ!次を心待ちにしてます!

384 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/10 09:47
周泰も昔ヤンキーだったのかw?

385 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/11 01:21
>>384
かっけぇw
拠点とかの明かりの下にしゃがみこんでたむろすんのか

386 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/11 09:05
>385
かっけぇw

387 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/12 00:33
でも当時の珍走団はやっぱ馬か?
馬蹄は響きそうだが今ほどうるさくなさそうだな。
空気も汚れない。

団員「周泰さん、オレ、足洗いたいッス」
周泰「……けじめを付けろ…来い」

388 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/12 01:14
>>387
馬にド派手なカウルとか改造マフラーつけて
江東走り回ってる周泰想像してわらたww

389 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/12 01:34
>>388
マフラーってw
排気…馬糞?

390 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/12 07:49
アナル拡張器を取り付けた馬に乗って夜の江東を爆走する周泰

391 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/12 17:52
馬糞ワラタ。
マジレスすると、珍走っつーか、江賊なのだが。

392 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/12 18:08
甘寧と出くわしてバトリングか?


393 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 00:37
馬にあて字か何か書いてあるのか?
ってか中国語じゃあて字できないか・・・

394 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 02:05
>>393
英語の音を漢字で とかじゃね?w

395 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 08:06
「あれが…あれが中国全土を荒らし回った伝説の黄巾賊の頭(ヘッド)か!!」

396 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 12:22
>>395
経都怒 だろ。

397 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 15:00
>>396
?

398 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 18:29
>>397
へっど…?

399 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 18:54
>>397
へとど かと思た

400 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 23:12
とりあえず400げっと。ぬるぽです

401 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/14 03:24
   ( ・∀・)   | | ガッ
  と    )    | |
    Y /ノ    人
     / )    <  >__Λ∩
   _/し' //. V`Д´)/
  (_フ彡        /  >>400


402 :1/3:04/06/17 22:49
「なあアンタひょっとして、伝説の賊として恐れられた<江東武馳斬連合>のヘッド、周幼平じゃね?」
「……」
「ほお〜。ヘッドねえ……なんかキラキラしてそうだな」
「それは違いますって」

周泰さんは相変わらず黙っていたが、多少動揺したのか目が泳いでるように見えた。
誰しも知られたくない過去の一つや二つあるものだろうとは思うけど、そうか〜ゾク上がりなんだこの人。
武馳斬って……あ、ぶっちぎりね。まあ恥ずかしいっちゃあ、恥ずかしいかもしれないなあ。

ふと隣の周瑜を見ると、めちゃくちゃ面白そうな顔をして二人のやりとりを窺っている。
僕もちょっと興味を引かれたので、もう少しなりゆきを見守ることにした。

「……<錦帆暴鈴会>の甘興覇が、何故ここに……」
「ちょっと道に迷っちまってな。そこのお二人さんについてく事にしたって訳よ」
「……」


403 :2/3:04/06/17 22:50
周泰さんが無言でこっちを見た。うわあ、何か猛烈に訴えかけてきてる目だ……怖いよ周泰さん。
それをつれてくって行ったのは僕じゃなくて周瑜なんだ!だからそんなに睨まないでくれ……
周瑜はそんな周泰さんの無言の圧力も、まるで意に介していないようだ。

「いいじゃないか周泰。彼は実際困っていたんだし、助けてあげるのが人情ってものだろ」
「……」

周泰さんは周瑜の顔をしばらく見つめ、次に僕の方へ視線を向けてきた。
僕が黙って首を横に振ると、何か考えているようだったが、やがて諦めたようなため息を一つついた。

「とにかく先を急ぎましょう。……甘興覇さん、でしたっけ?街道までの道案内という約束でしたよね」
「おうよ!俺様は巴郡臨江の生まれ、姓は甘、名は寧、字は興覇!よろしく頼むぜ」


404 :3/3:04/06/17 22:51
そんなわけで五人になった僕ら一行は、まず街道を目指して歩き出すことにした。
こんな暗くて深い森の中で、いつまでも話し込んでいたって仕方が無い。
とっとと甘寧を追っ払い、刀鍛冶の人を許昌まで送り届けて周泰さんの剣を直してもらわないと。

がさがさと生い茂る草木を掻き分けながら進んでいると、不意に先頭を歩いていた周瑜が足を止めた。
不審に思って周瑜のそばへ駆け寄ると、無言で前方を指差す。
見てみると、あまり丁寧な造りとはいえない木造の小屋が、明かりに照らされて浮かび上がっていた。

「どうやら、山賊共の根城みたいだな。切り込むか?」
「しかし僕らはともかく、民間人を連れていますし……」
「血が滾ってきたぜ〜!!」

相談する暇もなく、甘寧が小屋に向かって大声で叫びながら突っ込んでいってしまった。
慌てた様子で山賊達が、ばらばらと小屋から飛び出してくる。


嗚呼、やっぱりこんなやつ連れてくるんじゃなかった……!!


405 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/18 00:25
待ってたヨン!
末っ子「ぶっちぎり」かよ。ワラタ
ヘッドでキラキラってビックリマソか?

406 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/18 00:42
茅ヶ崎ワロタ

407 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/18 03:55
目が泳いでる周秦わらたw
なにげに赤壁のときに複線はってあるのな。

408 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/20 17:45
猿Б字

409 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/24 19:04
良スレなのになんでレスが伸びないんだ?

410 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/24 20:19
職人さんが降臨した時だけ煌きます

411 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/25 15:45
SS書いてみたけど
なんか笑いが少ない・・
勉強してきます。

陸遜以外が主役でもいいんですか?
とりあえず片目のおさーんの話なんだけど・・


412 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/25 16:24
>>411
ほう、惇兄かね?
興味あるぞ俺は。当の陸遜職人さんも最近出てこないので
ぜひ書いて欲しい。

413 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/25 16:38
>411
俺も読んでみたいが、ここは陸遜スレだしもう一つの修羅スレでやったほうがいいんじゃね?

414 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/25 19:28
どうも、陸遜職人です。私としては職人が増えてくれるのは大歓迎なので、
ネタ投下してもらえるとありがたいです。

現在、うちのプロバイダーがアクセス規制の対象になっているようで、
とりあえずこの文章はネットカフェより書き込みしています。
規制が解除された時に、陸遜ネタの続きを投下したいと思いますので、
それまでしばらくお待ちください。



415 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/25 19:48
自分で職人名乗るなよ・・・・

416 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/25 20:37
いや、これだけ書いてるんだからちょっとくらいはいいんじゃない?

417 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/26 00:07
>>415
>>412で陸遜職人って出てるからそれを受けての発言では。
深い意味はないと思われ。
それくらいで目くじら立てるなよ…

418 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/26 17:05
ま、まったり待ちましょうや。

419 :411:04/06/27 00:15
>>414
どうも^^
いつも楽しく読ませてもらいます
僕がとりあえず書いた話なんですが
陸遜職人さんの話のアナザーでも良いですか?
例えば曹操が孫堅・劉備と行って
惇兄が追いかける系の話なんですが・・
他の方も意見を貸してください・・


420 :411:04/06/27 00:18
>>413
それは僕がこのスレが良スレだから
職人が陸遜職人さん一人では
大変そうだもんで
盛り上げたいなと思って・・
後そんな大掛かりな話じゃないですよw


421 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/27 00:23
とりあえず俺は読みたいが。
設定や進行が或程度うまく折り合えばいいんじゃね?
その後の反応でまたどうするか考えればさ。

422 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/27 01:06
陸遜以外にもいろんなパーティがある設定だったし

君主チームの話面白そう!
是非うpして下さい。

423 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/27 01:18
なんかえらく自演クサイ流れだな

424 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/27 01:25
そういうことをハッキリ言うなよWこういうのはニヤニヤROMってるもんだろうが


425 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/27 02:11
>>424
キモッ

426 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/27 17:06
ごめん。俺もニヤニヤしながらROMってたよ。

427 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/28 15:46
疑いぶかい香具師だなぁ・・




428 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/28 22:09
どっちにせよ>420のレスには香ばしいものを感じるな。

429 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/29 02:16
下ヒの戦いに出てくる呂布の娘って母親誰よ
貂蝉はとても出産してるように見えないし

430 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/29 02:17
無双スレに書くつもりが誤爆った、スマソ

431 :1/3:04/06/30 19:30
僕たちはあっけにとられて突撃していく甘寧の背中を見送った。
山賊のほうもかなり動揺しているらしく、向かってくる甘寧を呆然と見つめている。
当の甘寧はといえば、手近にいる山賊をがしがしなぎ倒し、あるいは切り伏せながら奥へと進んでいく。

「仕方ない、追うぞ」
「周泰さん、その人をお願いします!」
「……解った」

周泰さんに刀鍛冶の人の護衛を任せて、僕と周瑜はしぶしぶ甘寧の後を追った。
ここまで騒ぎになっちゃった以上、戦闘は避けられない。
ならば根こそぎ掃討しておいたほうが、後々街道を通る人の為にもなるだろう。

小屋を囲むようにして立っている山賊達の中へと切り込む。剣が片方だけのためいつもとちょっと
勝手が違うが、今はそんな事を言ってられる場合じゃない。

432 :2/3:04/06/30 19:31
「やっ!」
「うげっ!!」

我に返って斬りかかってきた山賊の一人に素早く蹴りを叩き込むと、手にした剣を閃かせる。
力なく倒れるその体を蹴っ飛ばすと、次の山賊に向かっていく。
周瑜と二人で小屋周辺の山賊を片付け、敵がいなくなったのを確認すると小屋の中へ歩を進めた。

甘寧が通ったであろう場所には常に累々と屍が横たわっていたので、彼を探し出すのは簡単だった。
ちょっとした広間のようになっている部屋で、親分格であろうと思しき山賊と渡り合っている。
ほかの雑魚は皆とっくに打ち倒されて、広間の床を血に染めていた。

「この様子だと、加勢は必要ないですかね」
「そうだな。ヤバくなったら行きゃいいだろ」


433 :3/3:04/06/30 19:32
脳みその具合はあんまり良くなさそうだけど、武力が並外れているらしい事はここに来る道すがら
存分に見せ付けられた。相手が山賊風情とはいえ、ここまで短時間にあれだけの人間を倒すのは
容易ではないだろう。実際こうして見物している間に、あっさりと勝負は決まってしまったようだ。

「驚きました。お強いんですね甘寧さん」
「まあな!でもよ〜、やっぱこんな山賊なんかじゃ超物足りねえし……そうだ、いい事考えた!」

急になにやら考えついたらしく、甘寧はものすごい勢いで外へと飛び出していく。
ゆっくり話してる暇もないや……もうちょっと落ち着く事ができないのかあいつは!!
あの周瑜でさえさすがに呆れたような顔をしている。顔を見合わせると、しょうがなくまた甘寧の後を追った。

外に出た僕と周瑜が見たものは、周泰さんに刀を向ける甘寧の姿であった。
周泰さんは刀鍛冶の人を後ろに庇うようにして、無言で甘寧を見つめている。


嗚呼、どういうつもりなんだよ一体……!

434 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/30 19:55
なんだなんだ!!
盛り上がるところで次回かよ。まったく、ここの職人さんは焦らすのがうまいなぁ

435 :無名武将@お腹せっぷく:04/06/30 21:04
周泰好きだーーー!!

436 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/01 08:42
職人さん乙!

せわしない甘寧に振り回されるチーム陸遜オモロイ

437 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/03 02:32
本当にイイ!
そういえば呂子明は?この件が終わったら出てきてほしいなぁ。

438 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/04 21:08
うほバトルの予感

439 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/07 09:32
保守

440 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/08 00:38
子明は以前に出てきたぞ

441 : ◆TuriKa8HHk :04/07/08 09:09
テスト

442 :1/4:04/07/08 22:15
僕は一人緊迫した空気を感じながら、甘寧と周泰さんを交互に見つめていた。
どうみても笑い事じゃないだろうと思うんだけどこの状況は……
しかし甘寧はといえばどこか楽しそうな顔をしてるし、周泰さんはほとんどいつもと変わらないし、
周瑜はといえば、なんかだるそーな顔で観察モードを決め込んでいる。

と、そこまで考えて、最近いちいち周瑜の様子を確認する癖がついてる事に気づいた。
こんなアホほっとけばいいんだろうけど、ほっとけばほっといたで何するかわからんしな……
なしくずし的に周瑜のお守りをさせられている現状を改めて認識し、自然とため息が漏れる。
その時、唐突に甘寧が口を開いた。

「なあ周泰、俺と勝負しねえか?な、いいだろ?しよーぜ勝負!」
「……断る」
「え〜!なんでだよ〜、いいじゃん勝負。漢と漢のガチバトル!滾るぜ?」


443 :2/4:04/07/08 22:16
不満そうに口を尖らせる甘寧を尻目に、周泰さんはそっと後ろに目線を移す。
その先には、戸惑いを隠せないでいる、刀鍛冶の人の怯えた瞳があった。

「……仕事がある……民間人を、戦いに巻き込むな……」

すでに充分巻き込まれてるような気がするんだけど。
まあ周泰さんには周泰さんなりに、仕事に対するポリシーってものがあるのかもしれない。
そういえば以前にも護衛の仕事をやっていたわけだし、人を守る事に対して何か思う所があるのかな。

「んじゃさ、その仕事終わってから俺と勝負してくれよ。なら文句ねえだろ?」

何気に甘寧がとんでもない事を言い出した。とっとと街道教えておさらばしようと思ってたのに、
こんな暑苦しいのに許昌までもついてこられるなんて、冗談じゃないぞ!


444 :3/4:04/07/08 22:18
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!街道までっていう約束でしょう?」
「そうだぞ甘寧!私たちは平和主義者なんだ、喧嘩はよそでやってくれたまえ」

相変わらずこんな時は妙に周瑜と意見が合う。しかし平和主義者って……僕も、あんたも、周泰さんも
好きこのんで各地の戦に参戦するような血なまぐさい乱世の男だったような気がするんだが……?
もっとも言われた当の甘寧は、平和主義なんて言葉の意味わかってなさそうだけど。

「いや、喧嘩じゃねえって。勝負だよ!だってヘッドだぜ?伝説だぜ?鼻から牛乳飲んで樽2つ開けたとか、
木の葉に乗って河をさかのぼったとか、一晩で町娘の下着千枚集めたとかいう伝説の河賊だぜ?」
「そんな事はしていない……」
「謙遜すんなって!マジすげーんだから、アンタの噂」


445 :4/4:04/07/08 22:19
いったいどんな伝説なんだそりゃ……きっと尾ひれつきまくってそんな噂になったんだろうなあ。
周泰さん、見る影もなく落ち込んでるよ……気の毒に。

「……ぶふっ!いいじゃないか周泰。あれだ、その……くくっ、後の世に語り継がれる伝説なんて、
そうつくれるもんじゃないぞ……っぶは、うははははっ!!」

あーあ、周瑜の奴露骨に腹抱えて笑ってるよ……うずくまってぴくぴく肩震わせてるし。
あ、周泰さん剣の柄に手かけてる。キレたか?

「おわっ!?待て待て周泰、冗談だ!話せばわかる!だから剣振り回すのはよせ……のわー!」
「んじゃ、そういうわけで俺はあんたらの仕事終わるまでついてく事に決めたから。引き続きよろしくな〜」


嗚呼、このぐだぐだな状況を僕にどうしろと……?


446 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/08 22:34
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

447 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/08 22:57
周泰の伝説にワラタ。
下着千枚かよ!

448 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/08 23:43


449 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/09 00:11
下着千枚と勝負と言うからには
当然、甘寧もそれに匹敵する武勇伝があるわけで

450 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/09 00:30
周瑜がかなり壊れてるはずなのに全く違和感がない(w
これは凄い事だぞ

451 :(´・ω・):04/07/09 00:47
本出せばちょぃ売れるかも

452 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/09 00:50
Σ

453 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/09 16:45
陸遜もあいかわらず苦労人だなw

454 :(´・ω・):04/07/09 19:34
続きすごい楽しみだけど、
ご自分のペースで作ってくだされ。。

455 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/09 21:06
周瑜の>のわー!にワロタ
確かに無双でもそう聞こえるw

456 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/12 13:04
うひょおほおよよほおhsれお

457 :(´・ω・):04/07/12 23:11
ワクワク

458 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/12 23:56
今59てとこだが、面白い。
がんがって続けてくれ(`・ω・´)

459 :(´・ω・):04/07/13 21:45
クワクワ

460 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/16 08:53
おもろい!!
無双スレで唯一神がいる良スレ


461 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/16 18:43
ガンガレ

462 :1/3:04/07/17 01:57
僕は今、許昌にいる。
手ごろな大きさの石に腰掛け、腕を組んで静かにその時を待っていた。

ここに来るまで実にいろいろなアクシデントがあったのだが、その辺りの説明は割愛する。
あの……あの甘寧さえいなければ!もうちょっと早くに着けたんだよ!
わき道に入ってって迷子にはなるし、かっこつけて剣振り回したら蜂の巣叩いちゃってエライ目にあったり、
通りすがりのチンピラにガンつけて小競り合いを起こしたり……

思い出す度に頭痛がしてくる。
周泰さんに一発ヤキ入れてもらえば少しはおとなしくなるのだろうか……?

「おい伯言、まだ剣できあがらないのか?いいかげん待つのに飽きてきたぞ!」


463 :2/3:04/07/17 01:58
声のした方を見ると、周瑜が腰に手をあてて傍らに立っていた。
蜂に刺されたせいで瞼といわず頬といわずあちこち腫れあがり、見るも無残な顔になっている。

「……ちょっと、怖いんであんまりそばに寄らないでもらえます?」
「真っ先に私を盾にしたのは君じゃないか伯言!そんなひどい事言うんなら訴えるぞ」
「最初に蜂の巣叩いたのは甘寧なんですから、訴えるんなら甘寧を訴えてくださいよ」
「うむ〜くそう、甘寧め!よし、寝てる間に墨で鼻毛を書いて復讐しよう」

相変わらず低次元なヤツだ。まあ怒りの矛先をうまく甘寧に向けることができたのでよしとしよう。
僕らがそんなやりとりをしている間も、甘寧は許昌の町並みを珍しそうにキョロキョロと眺めていた。
周泰さんはといえば、刀鍛冶の人について家の中に入っていったきり、まだ出てこない。
折れた自分の剣が接ぎ合わされ、砥ぎ直される様を見守っているのだろうか。


464 :3/3:04/07/17 02:00
炉の熱で暑いから僕らは外で待ってる事にしたんだけど、もうだいぶ日も傾いてきた。
……今日中には作業終わらないかもな、もしかしたら。
そう思いはじめた時、のっそりと黒い影が目の前の家から出てきた。周泰さんだ。
手には見慣れた鞘が握られている。日の光の下でしばし眺めると、いつものようにそれを腰へと下げた。

「……落ち着くな……」
「お!?剣直ったのかよ、周泰!じゃあさっそく勝負しようぜ!負けねえからな〜」
「って、ちょっと待ってくださいよ!!ここ市街地なんですから、荒事起こすのはマズイですって」
「血〜がたぎってきたぜぇ〜!うらぁー!!」

やっぱり聞いちゃいないようだ。明らかにわくわくしながらもうすでに剣を抜き放っている。
意外なことに周泰さんも乗り気なのか、腰を落として戦闘態勢に入っていた。


嗚呼、こんな所で騒ぎ起こしたら絶対面倒な事になるって……!

465 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/17 07:10
わーい新作来たー!!
職人さん乙!

466 :(´・ω・):04/07/17 09:20
わぁ〜ぃ新作w
乗り気な周泰かわいい+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

467 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/17 14:49
ここおもろいな从~∀~从孫向香も出してほしいなv

468 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/19 02:39
ここの周瑜あふぉでマジでおもろいw


469 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/20 21:10
続きキボンヌw

470 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/22 13:01
うわっほぉぉぉぉい
最高だYO
ガンがえれ!!

471 :ヤンキー:04/07/22 13:38
 つぎ早く出してください
最高です。





472 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/22 20:16
都合によりしばらく書き込みを控えさせていただきます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。


473 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/22 20:36
がーん…。また戻って来いよな。

474 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/22 21:51
>>472
釣りだよね?

475 :(´・ω・):04/07/23 10:27
了解。いつまでも待っとるぜぃ(´・ω・)


476 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/24 00:08
一気に読みました。
面白かったよー職人さん!!
ゆっくりでいいんでまた書いてくだちい。

477 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/24 21:08
>>472
釣りでも本人でも待ってるぜ!!

478 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/25 01:30
良スレ

479 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/25 15:32
http://lu-xun.kill.jp/rekisidoujin.html

480 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/25 15:49
>>479
で?

481 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/25 15:57
>>479って何?怖くて開けないんだけど…

482 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/25 15:59
>>481
「歴史ジャンルにおける同人・ヤオイに関する考え方について」

483 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/25 16:07
>>482
ども。今見てきますた。…俺はあんま気にしないけどなぁ

484 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/26 02:22


485 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/26 08:30


486 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/26 09:38


487 :無名武将@お腹せっぷく:04/07/29 21:54
期待age

488 :(´・ω・):04/08/02 15:35
スレ主さんが戻ってくるまで、他の人が職人さんになるってのも一つの手。。
実際、途中の話はそうなってるし、それでもいいと思う人〜?

489 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/02 15:47
とりあえずキリのいい所で終わらせてやろうや。
いま周泰と甘寧の対決だっけ?

490 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/02 22:26
無理に展開を進めなくていい
ゆっくりでいいから良い話読みたい


491 :(´・ω・):04/08/04 03:23
そうですね♪それじゃ、みんなで職人さんのおかえりを待ってましょ(っ´∀`)っ

492 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/05 02:28
低く構え、動かぬ周泰に痺れを切らし 先に甘寧が仕掛けた。
周泰に5のダメージ。
周泰をやっつけた。

493 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/09 16:41
.>>492
…って周泰のHPは5かよっ!

494 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/14 22:56
(´-_-)保守

495 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/14 23:16
そろそろ1ヶ月だな・・・

496 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/14 23:32
               _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                         |
        ドコドコ   < 職人さん まだーーーーーー!?    >
   ☆      ドムドム |_  _  _ _ _ _ _ _ _ _ |
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!

497 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/15 14:28
どうも、ご無沙汰しております。
9月になったら様子を見て再び戻ってくる予定を立てておりますので、
それまでしばらくお待ちください。

498 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/15 17:03
>497
一ヶ月保守で削除対象になるので
例え途中でも、17日ぐらいに一度載せた方がよろしいかと。
04/07/17

499 :1/3:04/08/15 22:58
「……そう簡単に倒しちまったらつまんねえからよ、しっかり踏ん張ってくれよな周泰!」
「試し斬りには、ちょうどいい……」

うわ何気にアブナイ事言ってないか周泰さん。辻斬りじゃないんだからさあ……
甘寧なんかの安い挑発に乗るようなタイプじゃないと思ってたんだけど、実は以外とキレやすいのか?
僕がオロオロハラハラするのにも構わず、二人は不敵な笑みを浮かべながら火花を散らしあっている。

周瑜は腫れ上がった顔を冷やしつつ、完璧に観戦モードだ。
っていうかいつのまに氷水なんかもらってきたんだ……まあそれはいいとして。
僕らの目の前には、すでに二人の修羅が争いあう異質な空間ができあがっていた。
平和でのんびりした市街地にはあまりにも不釣合いな、殺伐とした闘気がそこには満ち溢れている。





500 :2/3:04/08/15 22:58
暮れかけた夕日が二つの影を伸ばし、歪んだ化け物のようなそれは瞬く間に形を変えて動きまわった。
もちろん影の主達も、常人ではとらえきれないほどの動きで互いの隙を狙いつつ戦っている。

「おー、相変わらずいい腕してるな周泰。やっぱあんな無愛想なヤツでも、愛剣元気になって嬉しいのかね?」
「そりゃそうでしょう。でも甘寧だって、やたら大振りな剣技だけど意外と侮れないですよ」

あの二人を止めようなんて無謀な事はとっくに諦め、僕は刀鍛冶の人から差し入れられた茶など飲みつつ
まったりしながら周瑜ととりとめのない話に興じることにした。
……最近僕の活躍の場があんまりないのがちょっぴり不満ではあるのだけれど。

剣のぶつかり合う高く鋭い音が響く。こうした戦いになることはまあよくある事だし、僕はもうそんなに
気に止めてはいなかったんだけども……やっぱり一般人の感覚からはズレていたらしい。




501 :3/3:04/08/15 22:59
「そこのお前ら、こんな所で何をやっているか!」

見れば町の衛兵と思しき連中が数人こちらに向かって走ってくる。どうやら近隣の住民が通報したのだろう。
平穏無事に暮らしたい人達にしてみれば、ある意味それが普通の反応なんだろうなあ。
でも僕が目指したいのは天下統一!ゆくゆくは皇帝になる予定だし、そこいらの凡愚どもと同じように
生活してたんじゃいつまでたっても野望はかなわないわけで。うーん、残念だけど相容れない。

「周泰さん、ひとまず勝負はおあずけです!」
「捕まると面倒だ。とっととズラかるぞ!」
「……やむ無し」

僕らは阿吽の呼吸とでもいうべき手短なやり取りで、一目散に町の外へと逃げ出した。
甘寧は……どうやら衛兵に捕まったらしい。山賊風情ならともかく、衛兵に手を上げると厄介だという事は
わかっているらしく、さすがに殴り倒したりはしていないようだ。
甘寧のなにやら文句を言う叫び声を無視しつつ、ひたすらに暮れなずむ町を駈けたのであった。


嗚呼、僕たちの未来はどこを向いているのだろう?


502 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/15 23:01
乙グッジョ!

503 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/15 23:09
498氏の助言に従い、とりあえず一度ネタ投下させていただきます。
また9月あたりにネタ投下する予定ですが、
続きを書きたい、他パーティのネタを投下したいという方がいましたら
遠慮なくどうぞ。

……ようするに最近ワンパターンな自分のネタに嫌気が差してるわけでして。
このスレ使い切るくらいまでは一人でも頑張ろうと思ってはいますが……
このまま一人でネタ書くのなら、次スレは不要かなとも思ってます。


……愚痴ですね。酔っ払いの戯言と思って、聞き流して下さって結構ですorz

504 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/15 23:19
とりあえず職人さんの続きを書くのは恐ろしくて出来ませんので
外伝・番外編でも書こうかなー

505 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/15 23:59
陸抗ネタも面白そうだけど、いかんせん顔なしキャラ(無双)だもんなぁ・・・。
いや、別に誰でもいいんだけど。

506 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/16 00:54
大勢で少しずつネタを投下してスレを繋いでいったほうがいいだろうか
漏れもネタが出来次第投下したいと思う

507 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/16 03:17
お疲れ様です!

508 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/16 11:31
陸遜が周瑜と一緒に居ることを考えると、仮に陸抗ネタとしても呉末でなくてもいいんだよな?

509 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/16 23:57
おもしろければ観る側としたら
何でもオッケ−です+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

510 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/25 01:01
(がんがれ 職人さん…)

511 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/27 22:50
>>503 なるほど。ワンパターンなのが自分的に嫌なんですね。
みんなで、なんかネタの案出してみるとか。
確かに一人で1つのスレ盛り立てるのは大変。

512 :無名武将@お腹せっぷく:04/08/29 15:50
ここまでできる人ってすげぇ
がんばってくれ職人方。
影から応援してます

513 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/01 21:29
許昌から少しはずれた、小さな村落にある宿屋。
田舎という事もあって、農家をちょっと改良した程度の粗末な宿ではあったが、
とりあえず今の僕たちには他に選択肢がなかったのだからしょうがない。
そこに部屋をとり、今日はもうゆっくり休むことにした。

周泰さんは相変わらず剣の手入れ、周瑜はといえばようやく顔の腫れが引いてきたらしく
ごきげんで手鏡なんぞを覗き込み、ニヤニヤと不気味な薄笑いを浮かべていた。
各地を転々と渡り歩く僕たちの、まったりとしたごく普通の日常。何の変哲もないいつもの景色。
僕は最近それらに大いなる危機感を抱くようになってきていた。


514 :2/3:04/09/01 21:30
「ちょっと二人とも、聞いてください」
「何だ」
「んー、どうした伯言?恋わずらいか?」

アホのつまらない冗談は黙殺して、僕は常々考えていた事をすぱっと切り出すことにした。

「そろそろ僕たちも、建国について考えた方がいいんじゃないかと思うんです」
「……建国、か」
「ふーん、まあいいんじゃないのか。私達が組めば、そのへんの城を乗っ取るくらい容易いだろ」

長い……といえるかどうかは微妙だけど、これまで助け合いどつき合いながらもやってきた仲間だ。
肯定的な返事がもらえるだろう事は予測していたが、周瑜のあまりに楽観的な物言いに
僕は多少眩暈がしていた。そもそも建国ってどういう事かわかってるんだろうかこいつは。


515 :3/3:04/09/01 21:31
「乗っ取るまでは簡単なんです。問題はその後、領地を維持する場合についてなんですよ」
「隙あらば討たれるは、乱世の掟……」
「周泰もいるんだし、どうにかなるだろ。何なら錬兵場でも造って徴兵すればいいし」

あくまでのんきな周瑜に対して、僕はさらに語気を強めて言い募る。

「過度の徴兵は民の反感を招く恐れもあります。税率の調整や治水開墾に至るまで、やらなければ
ならない事がぐんと増える……つまり、今までみたいにどんぶり勘定でやってたんじゃダメってことです」
「正論だな……それで、どこを狙うつもりだ」
「遠出すんのも面倒だから、ここから近い所にしないか?よさそうな所あったかな……」

首を捻りつつ考え出した周瑜を横目に、大きく深呼吸をしてから自信たっぷりに答えた。

「それなんですが、ちょっと考えがあります」


嗚呼、建国に向けてようやく事が動きだしたぞ……!


516 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/01 21:32
名前欄入れ忘れました。
最初の所は1/3です、すみません。

517 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/01 22:31
久々に503様キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
相変わらず面白いです。乙!

518 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/04 15:27
遂にきましたね|電柱|ー ̄) 

519 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 01:38
話が本格化してきましたね、呂蒙が放置なので臣下に加わるといいな。
様子が無いなら自分で書くか(ぉ

520 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/05 05:59
そっかぁー、天下統一って夢が>>1で語られてたのをすっかり忘れてたー。
職人様、乙!

521 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/13 21:39:44
              ,─、
          , ─ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~─、
        /            \
       /               l
       l                 |
      |┌─-______──~|  |
      |/               J  |  |
      |   -─_       _─-、 |  |
      | /\__/|   | |___∠ヽ \|    これからものすごい建国活動が始まるんじゃよ?みたいな?
  __ ─|  「`--' _l __ /_`--' /   |─__  よし、若者文化成功。そういうわけで神も照覧あれ。
 (_ | |  | \ヽ ̄_/ ┐┌  \ ̄/ / | | | _)
   ̄ ─|  l  ̄            ̄  l  |─ ̄   ___
        | | ┐ ,─     ─、  |  |_   / ヽ___ 入
     //|∩ |┐_ ヽ r _  l  |  |::: ─_|       l
   /::/::/ /| /~  ───  \|   |   |\:::::::::|       /─、
   /::/::| 〈 | |┌──── ̄ 7|     l\\::::::\___//  \
  l:::l::::| ヽ  | ~| _____/ |   /|:::|::::::\:/     /    /─、
   \:::|  ) / /        丿  /:l::::|:::::::::/ \   /    /   l
   | \|__//~─- ̄ ̄──'  /::/::::l:::::/   l  /    /   /~l
   |  |   |─______─ ':::::/::/:∠_   |/   /   / /
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   |  |   |─__ `──':::::::::::/::::::─\__l_ /        \/
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              ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄~

522 :1/3:04/09/14 21:20:48
「ここから東にいった所、徐州で月英が城を構えているという噂を聞きました。民衆からのうけはあんまり
良くないみたいですし、てっとりばやく落とすのならここを狙うのがいいと思います」

周泰さんが剣を直してもらっている間、僕もただその辺りをぶらぶらしていたわけではない。
さりげなく近所の人にこのあたりの様子を尋ねたり、噂話に耳を傾けたりして情報をいくつか入手しておいた。

「なるほど、うまい手だな!女一人くらい私達にかかればちょろいもんだ」
「しかし、月英は才女と聞く……油断はするな」

月英はどこから連れてきたのか、お供を二人従えているらしい。月英本人もまた、女だてらに武器を取り
戦場に繰り出すような烈女だというし、さらには発明が趣味で謎の兵器を開発しているという噂もある。
確かにあまりなめてかかると、痛い目に遭うことも考えられるだろう。

結局、今日のところは三人で知恵を絞りつつ作戦を練って就寝。


523 :2/3:04/09/14 21:21:56
数日後、僕ら三人はこの間練った作戦に沿って三方から城攻めをするべく徐州へ足を運んだ。
周泰さんが西から、周瑜は東から。そして僕は南から城を襲う手はずになっていた。
お金で雇った精鋭兵を引き連れ、城に向かって大声で一応降伏勧告なぞしてみる。

「あー、月英さん月英さん。民からの支持率も下降線を辿る一方、いいかげん諦めて城主の座を
僕たちに明け渡してもらえませんか〜。あ、降るときは白旗あげてくださいね」
「お黙りなさい!」

城壁の上から現れた月英が、きりりと目をつり上げて怒鳴り返してくる。
きっちりと鎧を着こんだその姿は、どうみても戦る気まんまんだ……こりゃ降伏なんて聞くわけないか。

「私を女と侮った事、必ず後悔させてあげましょう。おまえたち、やっておしまい!」
「「アラホラサッサ〜……」」

524 :3/3:04/09/14 21:22:53
どこからかやる気のなさげな妙な掛け声が聞こえた。これが例のお供二人の声だろうか?
しばらくして、城の西と東のほうから騒々しい戦の気配が伝わってきた。

「私が手練手管を使って仲魔にした下僕1号2号、張飛&魏延は手強いですよ……さ・ら・に!
開発に3年を要した秘密兵器・虎戦車があなた方のお相手をいたしますわ。さあ、覚悟なさい!」
「くっ……」

まさか張飛と魏延を連れているとは思わなかったな……周泰さん、そして周瑜……無事か?
慌てて周りを見回せば、露骨に怪しい車輪のついた虎型の張りぼてっぽい物体に取り囲まれていた。
これがその虎戦車とかいうやつなんだろうけど……一体どんな攻撃をしてくるんだ?
その時、月英がさっと片手を上げて叫んだ。

「ハイパーメガ粒子砲、発射!」
「……う、うわあああ!!」


嗚呼、これはヤバイかも……!?


525 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/14 21:26:40
アラホラサッサ〜にワラタよ。
月英(というか虎戦車)は強敵だろう、ガンガレ陸遜。

526 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/14 21:32:55
メ、メガ粒子!?


527 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/17 12:24:49
これはやヴぁいだろw
期待アゲ

528 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/17 20:45:00
わーい新作!!
このスレお気に入り入れてるんだァ♪
職人さん頑張れー(っ´∀`)っ

529 :変質社:04/09/17 23:35:17

  ('д`* )    
   (⊃⌒*⌒⊂) 
    /__ノωヽ__)

530 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/18 21:54:32
期待汁

531 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/21 11:16:38
 女が君主なのは有り得ないので出来れば辞めて頂きたい


532 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/21 15:11:13
>>531
ヲイヲイw
それ以前にこの話の流れ自体があり得ないシチュエーションだろに
面白ければあり得なくても気にしないというスレの空気だということに気付け

533 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/21 17:12:37
釣られるなって

534 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/22 10:49:37
>>531
あえて釣らせてもらうぜ!

厨房は引っ込んでろ
正直お前みたいの痛すぎww
とりあえずなにか文句言わないと気がすまないタイプだなw
ようするに引っ込んでろってことだw

スレ汚しすまそ



535 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/22 10:54:47
>>531
メル欄にsageっていれてから文句はいえ厨房
夏休みはもう終わってるぞ?

536 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/22 10:56:29
ほんとにお前等
しつこいやつらだな。し
ゅくだい終わってんの?

537 :周瑜:04/09/22 11:27:48
http://www.free-adult-hosting.net/mansion03/mangaman/10/07.jpg
伯言お前・・・ハァハァ

538 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/22 21:28:41
続き待ってますよ、職人さん。

539 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/22 22:11:08
>>537
キモイ

540 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/24 00:15:39
>>537
24.jpg以降ドコ─(°∀°三°∀°)─?


541 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/24 20:38:55
あるじゃん普通に後書きまで

542 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/24 23:43:51
チンポです!!

543 :540:04/09/25 00:03:11
>>541
見れん…OTL

544 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/25 00:09:08
無双・画像の類は↓でどうぞ。
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1077683771/l50

545 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/27 20:01:08
職人さん応援アゲ

546 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/27 20:04:48
概出かもしれんが、兄貴の信幸が家康に付いて
幸村たちが光成側、豊臣方に付いたのは、
どっちが勝っても家名が残るようにしたんだぞ、

547 :無名武将@お腹せっぷく:04/09/28 11:46:37
>>546
そいつはすごいなw

職人さん応援AGE

548 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/01 00:58:53
職人サンガンガレ

549 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/02 21:38:22
応援上げ

550 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/03 18:39:18
職人さん期待AGEGE

551 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/04 21:23:54
>>546 なるほどねぇ〜。それ確かにいい考え。

職人さん頑張れ〜

552 :1/3:04/10/04 22:16:19
猛烈に嫌な気配を感じた僕は、とっさにその場から飛び退った。
次の瞬間、さっきまでいた場所を強烈な炎が吹き抜けていく。ハイパーメガ粒子砲って……

「ただの火炎放射にそんな大仰な名前つけないでください!」
「気分の問題です!さあ、プリティな戦車のワルツを味わいなさい!」

周りに現れた虎戦車達がぐるぐる回転しながら、そこここに炎を吐き出しはじめたもんだからたまらない。
辺り一面に熱気が立ち込め、木が焦げ、草が焼けた。
持ち前の素早さをいかしてなんとか避けてはいたけど、このままじゃらちがあかない。


553 :2/3:04/10/04 22:17:07
炎をかいくぐりながら虎戦車へと近づき、とりあえず叩き壊そうと双剣を振りかぶる。
その時、何気なく中から漏れてきた声を聞いてしまった。

「あーあ、ほんとはこんな仕事したくねーんだよなー。中暑いし臭いし、やってらんねー」
「でも月英さんのお仕置き怖いもんな」

「……虎戦車の中の人も大変だな」
「中の人などいない!」

僕が思わず同情の呟きを漏らすと、何が気に触ったのか月英がそう叫びながら城壁を蹴ってジャンプした。
そのままくるくると空中で回転し、華麗に虎戦車の上へと着地……するつもりだったんだろう、本人は。
しかし現実はそう甘くなかったらしい。いったい何で造ってあったのかは知らないが、
バキバキメリッと派手な音を立てて床が抜け(むしろ天井か?)、月英は虎戦車の内部へと落下した。
……実はあの虎、ハリボテなのか?

554 :3/3:04/10/04 22:17:55
「うわっ、姐さんどっから降ってきたんすか!」
「あなたたち、そこをどきなさい!ってかどさくさに紛れて乳触ってんじゃねえゴルァ!」
「乳ねーよ……しかも鎧で硬いし」


ごすっ!べきっ!ぐちゃっ!


なんか嫌な音が虎戦車の内側から聞こえてきた。中でいったい何がおこっているのだろうか……
それにしても……この状況、完全に僕の存在は置いてけぼりですか?

ふと周りを見回すと、異様な展開のせいか他の虎戦車たちも動きを止めてしまっている。
なんにしても、潰すなら今だ。
そう判断した僕は月英がなにやらドタバタやっている隙に駆け回り、他の虎戦車をすべて破壊しておいた。
これで鬱陶しい兵器は抜きにして一騎打ちにもちこめるだろう。
ややあって、壊れた虎戦車の残骸から月英がぬうっと顔を出した。


嗚呼、何だか知らないけど大変怒ってらっしゃるようで……

555 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/04 23:06:59
わーい!新作だー!毎度楽しみにしております!
そして今回も素敵な展開!冷静に状況判断をしている陸遜!
流石です!面白いです!

556 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/04 23:49:13
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

557 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/05 09:46:24
見慣れたはずの中の人ネタがおもっきし生きてて激しくワラタ

558 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/05 12:03:06
ボケとツッコミキャラが上手く生きてていいね

559 :サイハ:04/10/05 20:55:12
面白いですね

560 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/10 00:01:46
相変わらずイイッス!!
応援汁!

561 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/14 18:30:46
保守あげ

562 :ドヤ:04/10/15 20:16:14
いつも楽しく拝見してますw
これからもガンバッテ下さいw

563 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/17 17:56:28
新作マダー?w

564 :1/4:04/10/21 21:08:30
「私の虎戦車をこんなヒドイ目にあわせるなんて……もう許しません!」
「真っ先にぶち壊したのはあなたじゃないですか」
「問答無用!」

完全に切れたらしい月英が、自慢の得物をぶんぶん振り回しながら突撃してきた。
しかし怒りで我を忘れているせいか動きに無駄が多く、隙だらけだ。
僕は軍師の顔で冷静に相手の動きを分析し、しかるべき対応を練るべく頭を働かせた。

勢いよく振り下ろされた一撃を双剣で受け止め、逆に弾き返す。
よろめいて体勢を崩した所に、容赦なく乱舞をぶち込んだ。
女とはいえ、一応ここの総大将だ。倒さないことには、徐州の城は手に入らないしね。


565 :2/4:04/10/21 21:09:03
「……くうっ!張飛と魏延の二人は何をやっているのです……っ使えねえ奴等だぜ、コンチクショー!」

追い詰められてボロボロの月英が、大声で叫んだ。偽らざる本音なんだろうな……きっと。
どうでもいいけどなんて二面性のある女なんだ……うう、女ってコワイ。

その時だった。
城内がにわかに騒がしくなり、城門が内側から開いたのは。
もともと月英の評判は芳しくなかったし、形勢の不利をみて民衆たちが蜂起したらしい。

「俺たちゃもう、あんなワガママ女にはついていけねえ!」
「そうだ、そうだ!発明資金欲しさに重税かけるような領主なんか追い出しちまえ!」



566 :3/4:04/10/21 21:09:40
突然の出来事に月英は愕然として周囲を見回している。

「民は柱、国の礎……私欲に走り大儀を見失ったあなたには、それらを統べる資格はない」
「……いいでしょう。今日の所は一旦ここを去りますが、いつか必ず!リベンジにやってきますからね。
その時はまた……覚悟なさい!」

そう捨て台詞を残すと、よろめきながらこちらに敗走してきていた張飛と魏延を引き連れて、
月英はいずこかへと去っていった。兵達の勝利の雄たけびが、戦場に響き渡る。
この様子だと、周泰さんと周瑜も無事のようだな……張飛と魏延を倒したのは、おそらく彼等だろう。

そして僕ら三人は、新たなる国を興した。


567 :4/4:04/10/21 21:10:19





「おい伯言、店屋の品物が安値で買えるようになったぞ!内政をしっかりやっとくと、得するもんだな」
「敵はまだ多い……兵の調練も必須だ」
「ええ、わかってます。まずはこの地を豊かにし、民の信を得なくてはね」

そんなこんなで徐州の地を手に入れてからというものの、とても忙しい毎日をおくっている。
やらなくちゃいけない事は山積みだけど、ここでくじけてちゃ天下統一なんて夢のまた夢。
こんな小さな領地一つで満足するような僕らじゃない。まだまだ先に進まなくちゃだめなんだ!

嗚呼、そうとも、これはまだほんの始まりにしか過ぎない……
いつか中華の天に輝く日まで、僕らはきっと走り続ける。

568 :最後に:04/10/21 21:10:58
今回の話をもちまして、ネタの投下を最後とさせていただきます。
仕事が忙しくなったのと、ネタが尽きたのが主な理由です。
自分の力の限界を感じ、もうこれ以上続けていくのは無理だと判断しました。
今まで応援・感想のレスなどをいただき、ありがとうございました。

569 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/21 23:10:47
>>568
悲しいこと言わんといてや…ノД`。)°毎回楽しみにしてたのに…
思いついたときにでも書き込んで下され!

…ひとまずはお疲れ様でした。楽しませてもらいますた。
お仕事がんがって下され。

570 :ドヤ:04/10/22 17:21:21
えええ!!
今回で終わりなんですか!?
毎回楽しみにしてたのに・・・

とりあえず、お疲れ様でした。
お仕事頑張ってください。

571 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/22 17:37:53
ジャンプの打ち切り漫画みたいな終わり方だなあ。
乙ですた>>568

572 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 02:28:10
長い間お疲れ様でした〜

573 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 02:38:48
自領内のゴタゴタがある程度片付き、兵力も十分になってきた。
そろそろ他国への侵攻をすべきか―僕はある決断を下し夕食後に周瑜と
周奏を自室へと呼び出した。
「夜に呼び出すなんて伯言もその気になってくれたのか?」
「皆は努力してくれてます。しかし、我々は狭い領地だけで満足している
わけにはいかないんです!今は国内も安定し、兵力も十分あります。
そろそろ近場の弱小国から叩いて行きましょう!」
喜々として僕に抱き着いてこようとする周瑜を寸前でかわし、僕は二人に
力強くそう言った。二人は何て答えるんだろう……

574 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 02:43:45
……ていう感じでリレー小説とかいかがでしょう。
エンパイアーズをベースにすれば国取り合戦の描写もしやすくなるし。




職人様、乙でした!すごく楽しかったです!
残念だけど気が向いたらここに足跡残してくださいね!

575 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 10:40:15
番外編として他の武将達の建国話を書いて最終的には陸遜らと対決する…


言うだけならタダ

576 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 10:45:40
>>575
そこまで話を持っていけるのなら是が非でも

577 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 11:48:58
このスレどうすんだよ・・w
誰か新作鬼ボン

578 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 11:51:49
ん?新作は陸遜の続き?それとも別武将?

579 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 13:39:46
【無双3の】諸葛亮と俺の関係【設定で】(ttp://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1071564609/l50)
スレみたく、陸遜も別武将もってな感じで良いんでない?

580 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/23 14:39:05
徐晃スレも止まってしまったし・・・

581 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/24 05:18:34
すごく・・・キモいです
ttp://images.google.co.jp/images?hl=ja&lr=&c2coff=1&q=rikuson

582 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/24 20:09:00
職人さん、お疲れ様でした
仕事で根つめすぎないように気をつけてくださいね。
お体を大切に^^
気が向いたらまたネタおとしてってくださいな♪

他の武将の話を作り始めると何が何だか分かんなくなって混乱しそう

なので、個人的にはこのまま陸遜で続けたほうがいいかと思いますわ。

583 :無名武将@お腹せっぷく:04/10/28 23:31:28
このスレも1年か・・・w


584 :無名武将@お腹せっぷく:04/11/19 23:48:25
 

585 :無名武将@お腹せっぷく:04/11/20 22:37:52
そろそろネタこないと落ちてしまう・・・

職人さんキボン

586 :無名武将@お腹せっぷく:04/11/20 22:50:41
でもひとつの選択としてこのまま落としてしまうのもいいかな
無駄に世界を壊して欲しくないと

587 :無名武将@お腹せっぷく:04/11/26 05:34:48
それもあり

588 :無名武将@お腹せっぷく:04/11/30 22:51:20
最後のあがき保守

589 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/10 06:27:19
保守age

590 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/19 01:46:55
悪あがき保守あげ

591 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/20 14:22:04
実はこのスレ見て、君主:陸くん、本拠地:下ヒ(徐州)でエンパイアーズをプレイしました。
なんとか早い時期に周ユ&周泰を部下にして順調に領土広げてます。
 しかし、先日隣国に周ユの生き別れの嫁さん(小喬たん)がいたので早速救出(捕獲)しに侵攻&制圧。
 そして、見事に 捕 獲 失 敗 。

592 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/20 23:15:40
イキロ

593 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/24 02:11:31
>591 よし、あたしもやってみよう

594 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/24 12:07:55
小喬たんでプレイしたときの周ユの死に言葉はカッコイイ

595 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/25 07:16:35
何伝?

596 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/25 07:40:27
いや修羅で
「私は愛する者すら守れんのか……」(うるおぼえ)

597 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/25 07:52:05
http://urc.sakura.ne.jp/hp/gallery/adult/rikuson.htm

陸遜ちゃん

598 :無名武将@お腹せっぷく:04/12/28 09:24:15
ガビーン

599 :無名武将@お腹せっぷく:05/01/02 23:47:16
あけましておめでとう

初保守

600 :無名武将@お腹せっぷく:05/01/19 21:52:08
600保守

601 :無名武将@お腹せっぷく:05/01/26 16:16:27
そろそろ保守

602 :無名武将@お腹せっぷく:05/01/26 23:42:31
すばらしい!一気に読みました!文才があるっていいですね!とにかく感動したんで書き込みします!

603 :無名武将@お腹せっぷく:05/01/31 23:57:27
実は陸遜はそれなりに使えると今日気が付いた保守

604 :無名武将@お腹せっぷく:05/02/08 23:33:29
神降臨待ちage保守

605 :無名武将@お腹せっぷく:05/02/10 02:42:57
お、おもろかったー
一気に読んだ!だれか>>573の言うみたいに
エンパで続きネタ書いてくれー
陸、周瑜、周泰のトリオがいいよー

606 :無名武将@お腹せっぷく:05/02/10 19:49:00
お…面白かった(゚∀゚)
陸遜プレイヤーのあたしとしてはかなりご満悦♪

職人さん復活ハゲシクキボンヌ!

607 :無名武将@お腹せっぷく:05/02/15 13:54:39
りっくん期待あげ

608 :無名武将@お腹せっぷく:05/02/18 04:06:31
ほしゅー(´∀`)

609 :周瑜 ◆RsHPcBNLtw :05/02/18 04:18:31
おいおい・・・何やら、私と伯言が大変なことに・・・

しかも、アホの周瑜とか言われているではないか・・・orz

まぁよい。若干ウケた部分もあったし(ぉ

あー。小喬と伯言、私って浮気者♥

610 :無名武将@お腹せっぷく:05/02/28 03:36:00
ikuzo kakei

611 :無名武将@お腹せっぷく:05/03/04 23:43:54
4発売おめでとうございます!一週間遅れですが。

612 :無名武将@お腹せっぷく:05/03/07 04:01:57



613 :無名武将@お腹せっぷく:05/03/10 22:20:01


614 :無名武将@お腹せっぷく:05/03/13 04:29:33
hosu

615 :無名武将@お腹せっぷく:05/03/13 20:02:23
伯言は、呂蒙その他、甘寧・凌統にもチンポ突っ込まれた(・∀・)

616 :無名武将@お腹せっぷく:05/03/17 14:15:29


617 :無名武将@お腹せっぷく:2005/03/23(水) 21:55:37



618 :無名武将@お腹せっぷく:2005/03/24(木) 13:31:07
職人復活期待age

619 :無名武将@お腹せっぷく:2005/03/24(木) 21:04:47
陸遜の一人称は「我輩」だろが!

620 :無名武将@お腹せっぷく:2005/03/27(日) 11:36:03
ホシュべきか…

621 :無名武将@お腹せっぷく:2005/03/31(木) 12:09:42


622 :無名武将@お腹せっぷく:黄天当立184年,2005/04/04(月) 17:31:39
落とすのはしのびない…

623 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/05(火) 23:06:54
職人さんきぼんぬ

624 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/06(水) 11:38:05
援軍はまだかー?

625 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/06(水) 16:02:04
もうあきらめようや・・・

626 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/10(日) 19:46:31



627 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/11(月) 10:42:30
職人さんはちゃんと挨拶をして去っていきました。
きっと、やめることを告げるのは辛かったでしょう。
私もこの修羅日記、すごく楽しく読ませて頂きました。
職人さん、ありがとうございます。
お疲れ様でした。

628 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/11(月) 12:24:47
ユト王国など西方諸国では東方ディーン族の族長は「魔王」と呼ばれていた。
ルーン歴363年・春、ディーン族族長ピサロは西方への大規模な遠征を
開始し、カストラントの戦いでユト王国騎士団を中心とする連合軍を殲滅し、
その勢いでユト王国の首都リガを占領した。
リガを占領したディーン軍は国王を惨殺、城を徹底的に破壊した。
さてリガを失ったユト王国は北方の都市カレに遷都した。新国王はリガから
脱出したリーオが即位したのだが、彼は宰相のルーインに暗殺された。
そしてルーインによりリーオの妹のエミリアが国王に擁立された。
ユト王国では2人目の120年ぶりの女王であった。
国王に真に忠誠を誓う者の多くが、カストラントの戦いで命を落としており、
また、ルーインらによりひそかに抹殺されており彼女は傀儡に過ぎなかった。
戦争から3ヶ月、ユト王国では国王の直属の「王国騎士団」は壊滅し、かわり
に宰相子飼いの「北方騎士団」がユト王国軍の主力となっていた。
勇猛果敢で知られるディーン軍ではあったが、北方の地形、気候になれない
ためか意外な苦戦を強いられていた。
ピサロは北方への攻撃を続けならがも守りの薄いさらに西方の自由都市ファーレ
にメッサー将軍の別働隊を向かわせた。ファーレには王国騎士団約500騎ほど
が駐留していた。王国騎士団のハンは徹底抗戦を主張したか、ディーン軍が近
づくとファーレの長官であったガロは、騎士団兵に毒を盛り、さらに自身の傭兵
を用いて騎士団兵をファーレから追放した。ガロ直ちに「町の自治権の保護」を
条件にのメッサーに降伏した。
ハン率いる王国騎士団はフレイ族の長ロンを頼って南部のガーロンの森へと
落ち延びていった。

629 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/12(火) 09:06:01
面白い・・・。たまにこういう人いるね。
プロ級の人。また書いてくれないかなあ。
じゃなかったら本でも出してくれ。
買うから。

630 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/16(土) 09:53:09



631 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/18(月) 14:30:18
浅学非才の身ですが、ネタを投下させていただきたく。
>>573 さんの続きです。

632 :1/3:2005/04/18(月) 14:30:52
「良い考えだ!私も丁度その時期だと思っていた。」
と、さらに無駄な賛美と同意が続いていたような気がするがそこは無視。
「悪くない…」
こっちは一言かよ。
「しかし攻めるにしてもどこから始める?」
「それなんですが、ここ除州からみて北の青州、北海から始めてみようかと思っています。
青洲は張角なる人物が太平道なる邪教を民衆に広めています。
宗教に支えられた民兵は強力ですが、早いうちにたたいておかないと
何時邪教がこの除州に飛び火してくるかわかりません」
「すばらしい考えだ伯言、まさに私が言わんとしてた通りだ」
やっぱりこのアホとは思考が被ってしまうらしい。
「しかし守りはどうする?周泰に任せれば南からの孫権の侵攻は無さそうだが」
周泰と孫権の懇意ぶりを逆手に取った策だ。
「しかしそれでは攻め手に欠ける。そうですね?」
結局決め手にかけるままその日は散会することにした。

633 :2/3:2005/04/18(月) 14:40:48
昨日に引き続き軍議を開始すると来客があった。
「久しぶりだな伯言、お前のここ除州での善政が中華全土にとどろいているぞ。」
中華全土に響いているならいまだに一州のみの版図というのもありえないのでさすがに建国に対する世辞である。
「子明!久しぶりじゃないですか!そちらこそ智勇兼備の名将の噂がここまで聞こえていますよ。
ようやく我々の陣営に加わる決心がつきましたか?」
こちらは事実。張昭殿の下で学を修め、もともとの武に加え智勇兼備という呂蒙の評判は偽りの無いものである。
呂蒙自身の修学の意思為、そしてアホ軍師の謀略の為、陣営に加えることが出来なかった旧友との再々会である。
「ああ、今こそ我が武、我が智略を友のために揮おう」
さぞ苦々しい顔をしているだろうとちらりと周瑜を見やるが何故かニヤニヤしている。
「これで守りの問題は解決だな、勇名高き子明殿が背後にいてくれれば我々も安心して攻めに出ることが出来る」
ナルホド、周瑜はこれを狙ってたのか。
「攻めに細腕軍師系二人もいらんだろ?お前が守れ!」と喉まで出掛かったが、
呂蒙の陣営参加までひっくり返される恐れがあるのでとりあえず同意しておいた。
話が見えていない呂蒙に経緯をざっと説明する。
「そうだな、そもそもこの徐州は陸続きで守りには向かん。
手勢の兵のみに守らせるのは心許ない。
攻めに参戦できないのは残念だが背後は俺に任せるがよい。」

634 :3/3:2005/04/18(月) 14:42:46
「そろそろ青州ですね」
「うむ、良い土地じゃないか」
ちらほらと畑で働く農民たちが見え始めた。楽しげに歌を歌いながら農作業に従事している。
皆、頭に黄色い布を巻いて、これが太平道を信じる証なのだろう。
農民の一人が我々を見咎めると、我々を指差して叫んだ。
「ウンコだ捨てろ!」(Un forastero !)
はぁ?人のことをウンコとは失礼だな。
すると今までの牧歌的な雰囲気は消し飛び続々と農民が集まってきた。
手に手に農具をもち今にも飛び掛ってきそうな一触即発の空気に包まれる。
遠目では分からなかったが皆、魂を抜かれたような虚ろな目をしている、が、しかし目の奥には激しい憎悪が読み取れる。
「オッパイノペラペラソース!!」(Vos voy a romper a pedazos.)
「お前をバラバラにしてやる!って言ってるぞ、西方の言葉だな。
ちなみにさっき我々を見た農民が言ったのは、よそ者だ!という意味だ」
相変わらずどうでもいい知識をひけらかしやがってこの博識なアホは、
と矛盾した言葉が脳内をよぎるが、周泰の気には大きく障ったらしい。
「笑止…」とこんな短い言葉も言い終わるか終わらないかの内に愛刀「刹那」の鞘走りの音を後に跳躍する。
「刹那」の付加効果で跳躍力が強化されているのでかなりの距離を跳んだ…一閃。
義勇兵ごとき体力バーは1ミリも無いので一太刀で肉くれになる。
「バラバラにはならんか…?」
確かに一太刀で死なれてはコンボにならずバラバラにはならない。
やっぱり怒らせると半端なく怖い。さらに何に怒るかの境界も分かりにくいのでなお怖い。この人は。


635 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/18(月) 23:42:00
復活の予感

乙です

636 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/19(火) 02:18:28
半年の沈黙をやぶり 新たな職人降臨!!!!

637 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/19(火) 06:22:29
>>634
乙です!ウンコ…w

半年ぶりか・・・長かった

638 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/19(火) 12:16:53
ウンコだ捨てろ! と オッパイノペラペラソース!はこっち参照。
ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1107758104/

オリジナルの1さんが書いた魅力的な陸遜や周瑜には遥かに及びませんが、
めげずに続きを投下します。

639 :1/7:2005/04/19(火) 12:22:30
こうして静寂が戻るまでほんの数分、いや数秒か。牧歌的な農村の景色が戻ってきた。
目の前の死体の山と血の匂いのおかげで、気持ちの方はとても牧歌的にはなれないが。

「殲滅ですか。あまり農民に危害を加えたくは無かったのですが。」
「すまぬ…。」
「周泰さんのせいじゃありあませんよ。いずれにしても一人も逃がすわけにはいきませんでしたから。」
「そうだな、完全に常軌を逸している連中だ、動きをとめるためだけといってもあの体力バーだ。
 比較的殺傷能力が低い私のダッシュ攻撃を使っても結果は同じだったろう」
「これ以上余計な犠牲を出さないためにも、人身を惑わし、操っている元を断たないと」

そこからは出来るだけ人目につかないようなルート(背の高い農作物で身を隠せる畑の中、岩陰や森林)で
北海の城を目指すことにした。
暫く行くと砦らしき建物に着いた。

「…どうする?」
「守備兵長を倒して騒ぎを大きくしたり、それぞれ3方から攻めるとまた余計な被害が出るかもしれん。
 夜中に潜入するというのはどうだ」
アホ軍師にしては良いことを言う。(今思えば疑うべきだった。)
「そうですね、砦なので民衆はいないと思いますが、
 中の状況も分からないですし秘密裏に潜入して情報を集めることが先ですね」

斥候のように潜入し機に臨みて変に応ずというわけだ。
そうして夜を待つことにした。

640 :2/7:2005/04/19(火) 12:30:34
そうして夜半。
近所の民家から失敬した縄と短剣数本を持って潜入ミッションを開始。
失敬といっても勿論僕は代価は置いてきているが、
あの(>>15-16)アホや、元伝説の河賊(>>102)の周泰は
どうやって調達したのだろう?興味はあるが聞けば凹みそうでやめておいた。

「最初に誰が上って縄を上からたらす?私と伯言はこの服で目立ちすぎる」
迂闊だった。赤だの白だの明らかに潜入ミッションに向かない…。
おまけに空には月が出ている。

「俺が行こう…」
ありがたくも黒っぽい鎧の周泰なら目立たない。
「お願いします。周泰さん。」

周泰は8尺5寸(後漢の尺度、現在の尺度で約2メートル)はある長身ながら
器用に短剣を駆使しながら城壁を登っていく。
程なくして上から縄が降りてきた。

「さぁ!伯言!先に登りたまえ!」

何かに勝ち誇ったかのような嬉々とした声で周瑜が言う。
僕は気づいた。
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!やられたぁっ!この変態は下からじっくりと眺めるつもりだ!
先に登るよう説得しようかと思ったが、ヤツの目論見が見えている以上
それは無駄だということも分かっている。
仕方なく先に登り始めると、このアホ、人の足の匂いでもかぐつもりか?
といわんばかりに密着して登ってくる。
アホが眼前でゆれる僕の小ぶりな尻を凝視しているのは、
下を見なくてもこの背筋を襲う寒気で分かる。



641 :3/7:2005/04/19(火) 12:35:18
「あの〜、周瑜さん?」
「公瑾でいいぞ、伯言!」
語尾にムッハーッ!とでも着きそうなテンションだ。
「もう少し離れて登ってもらえませんか?縄が揺れます。」
っていうか、こういうときは一人ずつ登るってのが常識だろ!

「細かいことを気にするな、それでは中華全土を統べるなど夢のまた夢だ」
お前のせいで危険に合っているというのに、のんきな返事を返されてさすがに切れた。
「ってそんなこと今は関係ないでしょ!?だいたいこういうときは一人ずつ登るってのが原則でしょ!?」
「興奮するな伯言、縄が揺れるのわぁっ!」

重力が消えた!?
落ちる?
いや、月が近づいているような錯覚、…飛んでいる!

ド サ リ…。

城壁の上に落ちたようだ。周泰が一気に引き上げてくれたらしい。
「ありがとうございます。周泰さん」
「気にするな…」
「しかし少々騒がしくしてしまいましたが近くの見張りに気づかれたでしょうか?」
「…それも気にするな」
近くにいた城壁の上の兵士はあらかた殲滅しておいたらしい。なんて頼りになる人なんだ。
ちょっと(?)だけ怖いけど。

642 :4/7:2005/04/19(火) 12:39:34
「ふぁくけん、くるひい、ひあ、ふぉのままで」(伯言、苦しい、いや、このままで)
どこからか緊張感の無い声が聞こえてくる、
ふと腰の辺りを何者かに掴まれていることに気づいた。

尻の下に変態軍師がいた。僕の臀部が完全に顔をふさいでしまっている。
「あぁ!周瑜さん!ごめんなさい!」
と腰を上げようとするもアホがしっかりと掴んでいるので立ち上がることが出来ない。
「もう!何やってるんですか?こんな時に?!窒息しちゃいますよ!」

アホの窒息死は望むところであったが、さすがに間抜けな死に様と思ったかようやく周瑜手を離した。

「ふうっ…幸せ、いやいや、危ないところであった。助かったぞ周泰。ありがとう」
おい!一瞬変なホンネが混ざってたぞ!
そもそもアホが言った「ありがとう」と僕の「ありがとう」には、
明らかに違うものへの謝意が感じられる。
とはいえここでつまらない議論をしている暇は無い。
また、近くに敵影は見えないものの騒ぐのは良くない。

改めて辺りを見渡してみると遠くの広場で炎と煙があがって入るのがが見える。
さらに目を凝らすと1丈5尺(3.5メートル)はあろうかという鼎が火にかけられており
上部から禍々しい色の煙が立ちあがっている。

城壁の上をその広場にそっと近づくように進んでみると、
鼎の前の祭壇とその上で大見得を切っている人間が見える。

643 :5/7:2005/04/19(火) 12:45:05
「ふはははは!大賢良師ぃ張角様ぁっ!我に力をぉぉぉッ!」
兵士達が口々に叫びだす。

張曼成(゜∀゜)チョーマンセー!
張曼成(゜∀゜)チョーマンセー!
張曼成(゜∀゜)チョーマンセー!
張曼成(゜∀゜)チョーマンセー!
張曼成(゜∀゜)Chou!! man say!!

「祭壇の上の奴がどうやらここの首領らしいな。名は張曼成か。」
んなもん聞いてりゃ分かる、…って一人変なテンションの奴混じってないか?
叫ぶ兵士たちの中に見知った顔がいた。
虎の顔を模した金ぴかの兜に槍の双龍尖。
あいつは…?あの正義バカ?!

「あの正義バカ…」と周瑜。
人の尻の下で悶死しそうになった奴と同じ思考をたどった自分が恥ずかしい。

「…やっかいだな。」
周泰は以前馬超と一騎打ちをしていて(>>237-239)、かの実力の程を身をもって知っている。
もちろんその一騎打ちを見ていた僕達もしかりだ。

644 :6/7:2005/04/19(火) 12:49:48
「おそらくあの祭器から出る煙が正義バカやその他兵士たちを洗脳しているのだろう。
 早めに破壊しないと我々も危ういぞ。」
「張曼成…チョウマ…」
「周泰さんっ?!」
「…大丈夫だ」

ここで周泰が洗脳されれば敗走必至だ。これは急がないと。
僕は矢継ぎ早に作戦を提案した。
「まず、周瑜さんのダッシュ攻撃で敵を蹴散らし気絶させ、
 僕のC5で一気に敵を貫き道を開きます。
 周泰さんは祭器に向かってC6牙突と無双乱舞で一気に破壊してください。
 破壊の際崩れる祭器に巻き込まれないように気をつけてください。
 時間は有りません。一気呵成に行きますよ!」

計画は8割方は成功した。
周泰の牙突を食らった鼎は無双乱舞による破壊を待たずに吹っ飛び、
逆さまになった鼎が張曼成にすっぽりかぶさった。
うはぁ…。こりゃ死んだな。

「哀れな…」
「まあ、小悪党の末路なんてものはこんなものだろう」

破壊こそならなかったが、洗脳が解けはじめた兵士達(含む馬超)が放心状態でつっ立っている。

 バ リ ン!


645 :6/7-1(改行が多すぎって言われたので分けます):2005/04/19(火) 12:56:52
突如大きな音を立てて鼎が粉々に砕け散った。

ふしゅ〜っ。ふしゅ〜っ。

鼎の中身であった怪しげな粉を巻き上げ、
全身から紫色の煙を吐きつつ張曼成が屹立している。
鎧も無く身に着けているものといえば腰布だけだ。
焚き火に照らされて見える城壁に写った影は、
およそこの世の生ある人のものとは思えない恐ろい形で揺らめいている。

「生きていたか。しかもハイパー化してるな。ああなるとザコ将でも少々てこずることになる」
「しかもただのハイパー化ではありませんよ。
 怪しげな薬をまともに浴びた影響で完全に意識がありません。
 痛みすら感じるかどうか。」

陸遜が言うが早いか、周泰が疾駆し跳躍する。
「迂闊に切りかかってはいけません!周泰さん!」

646 :6/7-2:2005/04/19(火) 12:57:37
ガッキイイイイィン!

決して肉を切ったときの音ではない、激しいつばぜり合いのような音が響き渡った。
袈裟斬りで一刀両断…のはずが、張曼成は裸の右手一本で受け止める。
「素手…だと…?」

長身の長い手に握られた長刀による周泰の一太刀は
跳躍の力も加わりとてつもなく重い一撃のはずが!

しかも張曼成の身長が周泰よりもデカくなっている。
1丈(2.38メートル)はありそうだ。

張曼成はというと何事も無かったように右手を振り払う。すると周泰の長身が軽々と吹き飛ぶ。
すばやく落下地点へ回り込み何とか周泰を無事回収成功。

「WRYYYYYYYYYY!」
もはや人間をやめている。
巨体が跳んだ。2丈はあろうかという距離を助走もなしに一足に。
「貧弱ゥッ!」
そのまま振り下ろされた手は一瞬先まで3人がいた地面を抉る。
一撃をかわす為に3人がバラバラの方向に飛んだのでもはや連携も何も無い。

ヤバイ…マジヤバイ。

647 :7/7:2005/04/19(火) 13:01:28
距離をとったものの膠着状態である。
いや、膠着しているのは僕達3人だけで、周りの一般兵たちは、
あるものは頭を握りつぶされ、
あるものは振り回した手に巻き込まれ城壁に叩きつけられ、
あるものは周泰の刀も受け付けない腕で叩き潰されと、
阿鼻叫喚の図であるが。

「落ち着け、伯言!いまは薬の影響で力が増大しているだけだ。薬が切れたところを狙うぞ。」
少し頭を冷やしてみれば何と言うことは無いことだが、
よりによってアホモ軍師になだめられるとは不覚。
目の前の予期しなかった状況と化け物一匹程度(十分だが)で我を失うとは。

嗚呼、僕はまだ未熟だ。

今となっては3人に分かれて距離をとっていたのが幸いである。
逃げ遅れている一般兵達には可愛そうだが距離を保ちつつ時を待つ。
張曼成の動きが止まった!
踊りかかる影。しかし3人の誰のものでもない。
影は飛び掛るがいなや持っていた槍で張曼成の胸を貫いた。
「馬猛起参Jou!敵Show!討ち取った!

648 :孟起の漢字間違えたorz:2005/04/19(火) 13:46:22
僕達が呆気に取られて見ていると、
「馬孟起参Jou!敵Show!討ち取った! 」
と今度はポーズ付でキメて来た。
人の手柄&白銀の剣(攻撃力+4)を横取りした上にポーズまで決めて、
この人って全く空気が読めない?

はたと我に返った周瑜が、
「何て事をしてくれたんだ、これから私の美しい無双乱舞で止めを刺す…」
「援軍、感謝する!これよりこの馬孟起が正義の刃、君達のために振るWow!」
うはぁ、この人って空気が読めない上にまるで人の話を聞かない。

「誰も君を仲間に加えるとは言って…」
「助かった!
 民草を苦しめる張角なる人物を成敗せんと仲間達と別れたはいいが、
 突然意識と体が別の行動をとるようになっていたのDA!」
仲間達とは例の「槍槍団」のことであろう。何にせよあの周瑜がタジタジである。

思わず大爆笑してしまった。
「ハハハハッ!いいじゃないですか?
 ねぇ、周泰さん。実力は折り紙付なわけですし。」
周泰は黙って頷く。ニヤリと微笑して頷く様は…やっぱり怖い。

「感謝する!皆でこの地に民衆の笑顔を取り戻So!さあ!目指すはHokkai!」
都合のいいことはしっかり聞こえるらしい。

周瑜はまだ何か言いたげだったが聞いてもらえないとわかって口をパクパクしている。

649 :さらに訂正orz:2005/04/19(火) 16:03:55
>>640
にある
>>102 は >>444です。


650 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/19(火) 23:55:41
職人さん乙です

張曼成(゜∀゜)チョーマンセー!張曼成(゜∀゜)チョーマンセー!

651 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/20(水) 00:56:08
ハンサム団再登場期待してます

652 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/20(水) 03:02:31
イイヨイイヨー!!周瑜キモスw
馬超のイントネーションもすごくそれっぽい

653 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/20(水) 13:38:04
>>652
個人的に4の馬超の「敵将!」は「敵Show!」にしか聞こえなかったのでこれだけは譲れないと(w
以下、投下する続きは悪ノリが過ぎてる上にそんな掛け声じゃねぇってのもありますが。

654 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/20(水) 13:43:47
その日は落とした砦で一夜を明かし、
次の日そのまま北進して一気に北海をうかがうことにした。
昨夜砦の兵士に聞いたところ道中、張角の弟である張宝が峡谷に陣取っているらしい。

「困りましたね」
いくつかの小規模の戦闘を経て張宝の陣まであと少しと思われる峡谷の入り口に
着いたものの、強烈な向かい風で進むことすらままなら無い。
張宝の妖術だという話だが。

「ここは私に任せていただKou!」
そう言うと馬超はなにやら装備品の中から取り出して馬の背に乗せた。

あれは「絶影鐙」!
行方知れずになると中華全土に捜索隊が放たれるほどのレアアイテム。
これをつけた馬からは決して落馬しないという究極の乗馬アイテム。

周瑜と周泰の目が光った。完全にヤル気だ。
そんな空気は全く読めない馬超。
馬に颯爽と跨ると一喝。
「Sayeah!」

どーん。

「うわあ!」
馬超が景気づけに出した馬上チャージ攻撃に周囲が吹き飛ぶ。

「それでは諸君!敵Showの首級を持ち帰るまで…、再見!」
そのまま振り返らずに向かい風をものともせずに駆け出した。
間違いなく周りで起きたことに全く気づいていない。

嗚呼、空気読めない正義バカってうざい。

655 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/20(水) 13:46:21
とは言ったもののその正義バカを待つしかないのかと途方にくれていたところ、
周泰がなにやら見つけて指差した。

地公将軍 張宝様の暴風妖術体験ツアー 迂回路 →

_| ̄|○ ○| ̄|○| ̄|_

馬超の暴発馬上チャージよりもはるかに深い(精神的)ダメージと
虚脱感が全身を覆う。

そういえば殲滅した兵士達が口々に、
「お一人様500銭になりまぁーす」と、
とびっきりの笑顔で向かってきてた様な気がする。

それぞれ何か言いたげな顔をしながら迂回路を進んだ。
迂回路はそれなりに勾配があり、
僕の真後ろには、ねっとりとした視線を人の尻に向けるアホモ軍師がいたことを付記しておく。

656 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/20(水) 13:48:09
間道を抜け山頂に着くと拠点があり、馬超と張宝が対峙していた。
周りにはところどころ同心円状に敵兵が倒れている箇所があり、
その真ん中で馬超が馬上チャージを連発していたことが想像できる。

「馬から下りぬか。この卑怯者めが!」
「馬孟起参Jou! 正義の刃、受うけてみYou!」

「この凡愚めが。馬から下りよ!と言うておるのに。」
「民草を惑わす邪教の輩め!覚悟せYou!」

あーあ、可愛そうに。完っ全に無視されてる。
直前に被害にあった僕達としても、さすがに張宝に少しだけ同情した。
だが、それはこれから始まる惨劇の序章でしかなかった。

馬超は馬を疾駆させ張宝を右隣にやると馬上無双を放った。

Say!Say!Say!Say!Say!Say!Say!Say!Say!Sayeah!

勝負は一瞬だった。
だが斬られているほうは永遠に切り刻まれるような感覚を覚えただろう。
「斬られる」という感覚も正しいのか分からない。
槍の穂先の部分で「斬られる」のか、柄の部分で「撲られる」のか、
その辺りは当る度に異なる。
結果、挽き肉が文字通りの1人前出来上がる。

周泰の斬り続ける無双乱舞もかなりのグロだが子供に見せたくない度では
間違いなく馬超に軍配が上がる。

657 :本日最後です。:2005/04/20(水) 13:50:16
「敵Show!この馬孟起が討ち取った! 」
討ち取ったっつーか何つーか…。
周瑜が賛辞を送りながら如才なく近づこうとすると、ようやく馬超も馬から下りる。

「敵Show!この馬孟起が討ち取った! 」 (ポーズ付)
もういいから…。
周瑜は完全に方針転換したらしい。すっかりおだてモードだ。

嗚呼、この人も怒らせたくない。
っていうか、ここまで人の話を聞かないと、
敵味方の区別でさえどこでついているのかイマイチよく分からない。
ある意味周泰よりも怖い。
とりあえず正義っぷりを褒めてりゃ敵には廻らないと思うが…。

658 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/21(木) 07:52:52
連ポーズ馬超キモイw
GJです

659 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/21(木) 20:31:29
職人様GJ・・・っ!!
Say!Say!Sayeah!に吹いたw

660 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/21(木) 21:23:09
(゜∀゜)<ウリィィィィィィ!
職人さんGJです

661 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 00:49:28
イイ!!おもろい!
このアホアホな雰囲気…待っていたw


662 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 01:31:08
やっとキター!
続きが楽しみw

663 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 12:49:13
はわわわ!!!職人さんが…やっとキターーーー(゚∀゚)ーーーー!!めっちゃ楽しみ!
頑張ってください、応援してます!!!(≧▽≦)ノシ

664 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 12:52:27
「さあ、Hokk..北海へ急ぎましょう」
気をつけないとうつるな…、あの口調。

小競り合いを幾つか経てようやく北海の城門が見えてきた。
門番らしき人影が2つ見える。
潜入・夜襲を仕掛けることも考えたが、ここは敵の本城。
迂闊に潜入すると囲まれる恐れもあるので、
見えている敵から各個撃破し、徐々に押し込んでいく作戦を取ることにした。

まずは城門の2人が相手だ。
「わしは黄巾ブルー!典韋!」
ちょっと待てぇぁぁぁぇい!!
黄巾でブルーってなんだ!
蒼天死んだんじゃねぇの!?

「おいらは黄巾イエロー。 許チョ!だぞ〜。」
こっちは黄色に黄色かよ!おまけに緊張感ねぇよ、デブ!

「全く無学にも程があるな。ブルーとは青のことで、イエローとは黄のことだ。」
すかさず周瑜。

「うるせぇ!覚悟しろ!」
と典韋。
逆ギレですか。そうですか。
きょちょ は にやにやわらっている。
間違いない。何のことだか分かっていないが笑ってごまかしている。

665 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 13:10:38
4対2だ。一気に押し込むか?
そのとき城門が開いた。
「愚かなる侵略者どもよ。黄巾の奇跡とくと見よ。」
増援?早い!
いや、そもそも守備隊が2人ではなかったと見るべきか?

「拙者は黄巾グリーン!関平!」
「私は黄巾ホワイト!星彩!」
「我こそは黄巾レッドぉ!張梁ぅ! 5人そろってぇ!」

キュピーン!

「太平戦隊!ミラクレンジャー!」

カッコ悪っ!
もう突っ込む気力も起きないが、折角の知識をひけらかすチャンスを周瑜は決して逃さない。

「無学にも程があるな。グリーンとは…(以下略)」
「凡愚どもに我らが天公将軍の深謀など図れるものか!」

うわぁ、完全にイッちゃってるよ。こいつ。何だか声裏返ってるし。
五石散でも完全にキマッっちゃってますかぁ?

「忠勇なる黄巾の猛者たちよ、かかれぇいっ!」
すると張梁が掲げた杖から稲妻のような光がほとばしり他の4人の頭に落ちた。
それぞれの頭に巻かれた黄色い布が鈍い光を放っているように見える。
そして、それを合図にするかのように4人の小太刀が一斉に飛び掛ってきた。

666 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 13:12:00
4対4の大乱戦である。
できれば割と楽そうなホワイト、もとい星彩と一騎打ちに持ち込みたかったが、
当然同じ考えを持っている男がいた。

「おい、そこの農具娘!お前ごとき小娘では我らは倒せん。」
「おのれ!愚弄するか!」
周瑜は挑発により星彩を集団の外に釣り出し、一騎打ちに持ち込むことに成功した。
悪知恵だけは超一流である。

そして3対3と1対1
張梁は何か呪文らしきものを唱えている。
3対3の僕達は特に相手を固定することもなく引き続き乱戦状態である。
相手も相当の手練である。
楽をしたはずの周瑜も彼自身が農具と馬鹿にした武器と
彼女の持つ盾により攻めあぐねている。
僕は致命傷を避けつつも時を待った。


667 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 13:15:04
そしてその時が来た。
僕の前に許チョが立ち、その後ろに張梁。
チャンス!
僕は遠目からC5のを繰り出す。
強烈な前方宙返り回転攻撃だ。
遠目から放っているので普通の相手ならかわされて横から必殺の一撃、
という逆襲の恐れがあるが、相手はあの体格とスピードである。
許チョは武器を横に倒してガードをした。
僕は剣の握りを横にして剣の平で許チョの大棍棒の柄を撃つ。
そしてその勢いで一気に許チョの頭を飛び越える宙返りを繰り出す。

ふ わ り

われながら美しい跳躍だ。
許チョは完全に相手を見失っているだろうが、僕の相手は許チョではない。

「いやぁっ!」
僕は張梁、いや、張梁の持っている杖に切りかかった。
僕の双剣、飛燕の切れ味の前に杖は一刀両断である。
しりもちをついて失禁している張梁に刃を向けながら号令した。

「みなさん。もういいでしょう。妖の元は断ちました。
 さて、張梁さん。張角さんの下へと案内いただけますね?」

668 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 13:20:14
めいめい戦いの手を止めあっけに取られている。
「この杖から皆さんの頭の黄色い布を通して操られていたようですね。
 とりあえず頭の黄色い布をはずしてもらえますか?」

狐につままれたような顔をしていた集団がようやく状況を理解し始めた。

「太 平 戦 隊(プ)の諸君。
話は後だ。まずはこの城を邪教から開放するのに力を貸して欲しい。」
周瑜はことさら「太平戦隊」に力と嘲笑をこめて言った。
操られていたときの記憶はあるらしく、黄巾ホワイトなどはその名に反しもはや耳まで真っ赤だ。

僕達は張梁を人質に張角まではあっさりたどり着いた。
「さあ、張角さんおとなしくこの城を明け渡してもらいましょうか?
 それとも我ら8人と戦いますか?」

669 :667と分ける必要なかったか?:2005/04/22(金) 13:21:31
「この大賢良師張角、凡愚どもには屈っっさぬ!
 蒼天あるかぎり、黄天の世を望む声もまた消えぬ。さらばだ。」
 これぞ奇跡!」

ドロン!

奇妙な爆発音と白煙を残して張角の姿が消えた。

勝負は総大将の逃亡という結末によりあっさりついた。
さて、(元)太平戦隊員たちと馬超をどうすべきか…。

670 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 13:28:18
「さて、馬超さんはこれからどうなさいますか?」
「私はこの地を開放するために一時的に仲間と別れていたのDa!
 仲間の下に戻らせていただKou!
 君達との正義の旅、楽しかったZo!
 また共に正義のために戦Oh!」
仲間とは例の槍槍団のことであろう。颯爽と去っていった。

「惜しかったな」
と、周瑜が言ったが、惜しんでいるのはおそらく馬超本人のことではなく「絶影鐙」のことだろう。

さて許チョと典韋は…?
「曹操様ぁだいじょうぶかなぁ…。」
と許チョが言えば、典韋は懇願した。
「陸遜の大将!わしらには守らなければならない殿がおりやす。
 このご恩はきっといつか返させていただきやすから、
 今日の所はお見逃しくだせぇ。」

版図拡大において人材は一人でも多くいるに越したことは無いが、
仕えるべき主君がいるならばそれも仕方があるまい。
ここで開放しておけば、この2人だけでなく曹操にも恩が売れそうである。
二人は名残惜しそうではあるが、大急ぎで主君の元に返っていった。
今度逢う時は敵か味方か…?

671 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 13:46:09
「星彩…」
「はい。」
関平と星彩はなにやら決意したようである。
「陸遜様。拙者と星彩の二人を貴方様の旗下にお加えください。」
願ってもない話だ。
これで今回の戦果は青州と武将2人。
初遠征にしてはかなり上出来だろう。

こうして二人は周瑜の強い推薦によりこの青州を守ることとなった。
「いいですか。お二人とも。
 民を慈しみ、仁政をお施き下さい。
 攻め込まれたときはすぐに本国に助けを求めてください。」
 それからもう一つ。
 北は袁紹を防ぎ、西は曹操と和す
 これが出来ないようであれば、とても守り通せるものではありません」

「はい!」

関平には他にも細かな内政方針を伝え北海城を辞することにした。
さあ、除州へ凱旋だ。
呂蒙も僕たちの帰りを首を長くして待ってることだろう。

672 :青州編完結:2005/04/22(金) 13:50:54
「…行くか」
と周泰が言った。
あれ?もしかして早く帰りたがってる?

「お、周泰。久しぶりに口を開いたと思ったら、早く帰りたかったのか?ホームシックってやつか?」

あーあ、言っちゃったよ。

シャキーン!ガキィーン!

鞘走りと鍔迫り合いになる激しい金属の衝突音。
「のわぁ!殺す気か!」
周瑜は紙一重で周泰の居あい抜きを受け止めた。

「…すまぬ」
「謝るならはじめっから剣を抜かないでほしいな。」

剣を抜かれたくなかったら口を慎めよ!
嗚呼、やっぱり心休まる日はまだまだ遠そうだ。

673 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 14:04:44
時代考証その他が滅茶苦茶だが、三国志と思わなければ読める。

674 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/22(金) 14:20:03
>>673
無双スレですから(w
まともな三国志読みたかったら
つ[吉川三国志]
とかになってしまう罠
家庭用ゲーム板ならまだよかったんですがねぇ。

675 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/24(日) 22:28:54
日曜日

676 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/26(火) 00:07:14
槍槍団て趙雲・姜維・馬超?

677 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/26(火) 19:59:51
>>676
過去ログよく読むべし
確か関羽・趙雲・馬超・張遼

678 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/30(土) 20:22:44
保守

679 :無名武将@お腹せっぷく:2005/04/30(土) 21:39:28
馬超テラワロスw張遼と趙雲はこいつに散々苦労してるんだろうなw

680 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/03(火) 23:21:52
正義バグスレから誘導されてきました。
このスレほんと面白いw

681 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/07(土) 14:06:23
職人さんが消えた

682 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/12(木) 01:17:21
保守しとく。

683 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/16(月) 21:45:43
まだまだ保守るよ

684 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/18(水) 21:01:09
神光臨期待age

685 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/18(水) 21:42:53
職人さんは歴ゲー板に行きました

686 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/21(土) 13:12:35
よし、自分が職人に!

…と思ってエンパ買ってきたのはいいが、これは難しいかもしれない…orz
改めて職人さんの偉大さを感じた

687 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/25(水) 01:28:59
          ミミ川川ツ
        ミミ:::::::::::::::::::::::::::彡
      ミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡
    ミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡
 ミミミミミ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡彡
ミミミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
 ミミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡
  ミミ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡
  ミ;;;;| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、;;;彡
   ヾミ,l   (,;;;;;,,,,  , ,;;;;;;;;;,,,    ヒ-
   〉"l,_l  ""ゝ・イ⌒ "ゝ・-イ    ゙レr-{  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   | ヽ"::::''   ̄´.::;i,  i `'' ̄    r';' }   | 久々に陸遜。
 .  ゙N l ::.  ....:;イ;:'  l 、     ,l,フ ノ   | こういう若造の火計が活躍できるのが
 .  |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ.  /i l"  < 真の三国志なんだよな。
    .| ::゙l  ::´~===' '===''` ,il" .|'".    | 三国志大戦は俺の使い手が少ないから困る。
    . {  ::| 、 :: `::=====::" , il   |     \________________
    /ト、 :|. ゙l;:        ,i' ,l' ノト、
  / .| \ゝ、゙l;:      ,,/;;,ノ;r'" :| \
 '"   |   `''-、`'ー--─'";;-'''"   ,|   \_


688 :無名武将@お腹せっぷく:2005/05/30(月) 01:06:14
まだー?

689 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/01(水) 21:00:56
俺が思うに曹操は同盟を結ばない男だと思うが・・・

690 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/02(木) 15:24:43
>>686 さん
自分は>>631ですがワシの連作(「作」というのもおこがましいですが)レベルなら何とかなりますよ。

書き終わってから、
>>444 を中心とした職人さんのセンスに改めて脱帽したり

>>522 さんの月英・張飛・魏延の組み合わせに、
うへぇ〜っ!自分には絶対思いつかない組み合わせだ。とか思ったり。

>>176 のチラシに全面降伏したり。

>>207 さんの情緒的な表現に挑戦しようとしたけど思いっきり挫折したり。

っていうかこのほかにも拾い切れないほどの感嘆だらけ。

…と、とにかく劣等感の中書いたものですので、とにかくやってみるですよ!
一回の投下で自分が笑える箇所があれば何とかなるハズです!

691 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/03(金) 13:18:39
マジキモ

692 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/03(金) 18:32:44
マジきしょ

693 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/03(金) 18:54:22
槍槍団のネタならあるんだが…

694 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/05(日) 20:19:47
ぜひ見せてください。待ってます ノシ

>690
卑下しすぎるのも考え物ですよ。

695 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/05(日) 21:58:20
>693
自分も待ってます ノシ
他の職人さんもネタあったら投下ヨロ
他力本願で申し訳ないが…

696 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/08(水) 13:13:00
今日初めて戦場に出ました。
そこで初めて野糞をしました。
野外で脱糞することがこんなに気持ちいいとは。
戦が好きになりました。 
                 by陸遜

697 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/08(水) 23:32:04
http://www6.plala.or.jp/ohzora-soul/display/240_320/aori/uso.gif

698 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/10(金) 00:35:49
>>697を踏まないほうがいいかも

699 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/20(月) 18:04:45
ほす
槍槍団はどこの地域においたらいいのか…

700 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/20(月) 22:31:41
なんとなく西涼がいいと思う

701 :無名武将@お腹せっぷく:2005/06/20(月) 23:00:40
名槍鍛冶があるのは濮陽、西涼、長沙ですね。
私も西涼に一票。

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